今ね 大人じゃいられないくらい。
2009年06月29日(月)
いつもより1時間早く起きてしまった。
予報は変わって晴れ。
余裕あって、味噌汁なんか飲んで洗濯までして
でも時間になったら急に身体が冷えるような思いで
本気で仮病の言い訳を考えたりした。
まあ、度胸ないので出勤したんだけど。
いやな予感は引きずってしまったみたい
ずっと溜息続きで笑えもしなかった。
週末あんなに笑顔をもらったはずなのに。
どうして。こんなにどうしようもない気持ち。
ざわざわが治まらなくて溢れかえってる。
明日は雨、鎮まれよきっと。
新しい朝の声が ねえ 聞こえるだろ?
2009年06月28日(日)
別れがたい朝は煙に巻かれながら下北沢を出る。
ぐったりー。
でも悪くないさ。
路地へ入ったら車も人もなく
ふとパパミルクの歌を口ずさみながら歩く。
さよなら、してしまったんだ。
きのうMCで本人も言っていたけれど確かに
「最後の場面っぽい」曲が多いパパミルク。
いつでもそうだった。
別れや旅立ちや行き詰まり苛立ちの傍に
寄り添って笑顔をくれるのがパパミルクの音楽だった。
そこには背伸びも嘘もなくて。
失礼な言い方かもしれないけど
地元の友達みたいな感覚がしてた。曲も人も。
優しくて、リアルで、笑っちゃう。
去年の8月の、半分休止宣言みたいなライブで
1回別れたくらいでは終わらない
と杉田さんは言って。
例えば5年後でも彼らの思いを現在進行形で見ていたい
とあのとき私は書いた。
ずっと続いてた「予感」を断ち切りたくて書いた言葉。
この願いは叶わなくなった。
けどそれも少し違うかなって、きのう思った。
例えば私が今の彼らの年齢になったとき
例えば友達が新しい決断をしたとき
残された曲たちにその瞬間の思いが重なって
新しい進行形が刻まれる時がくるかもしれない。
だから終わらないよねまだ。
バンドなんてやったことないから
当事者の気持ちはまるでわからないけど。
音楽で繋がっていく強さや脆さならこの数年で知った。
私は変わらない気持ちでいる。
繋がろうとすればいつでも手を伸ばせるところにいたい。
それはこの場所もそう。
今日という日が「あの頃」になり
それでもなおそのときの「今日」を綴れていたら
ここも時間をこえて繋がれるのかもしれない。
きのうは本当に楽しかった。
戦って燃え尽きて、すごくかっこよかった。
面と向かうと照れくさくてバカ話ばっかりで
でも本当は大好きでした、パパミルク。
とかまあ言うてますけども
きっとまたすぐ会っちゃったりして苦笑い的な。
これからはそういう予感を持っていきます。
soft mo del tokyo vol.5@下北沢GARAGE
2009年06月27日(土)
久しぶりのビタエン企画ともなれば
懐かしい顔にも会い
少しのセンチメンタルと朝までの酒はお約束。
この文章が長くなるのもお約束なのですが
なるべく簡潔にと、心がけだけ念のため。
18時半スタートで、quadrariumから。
2回目ですかねクォドラリウムも。
繊細な歌声と熱い演奏が独特のパワーバランス。
まだ少ししか知らないけど
もっといろんなタイプの曲も聴いてみたくなる。
2組目はG-Ampere。ぎたーあんぺあ、と読むみたい。
Gをギターと読みながら
しかしてドラムにばっかり目がいってしまう。
とても小柄な女性でしたが叩き方がステキ。右手!
3組はpapas milk、パパミルクーです。
初めて彼らのライブを見たのもこの場所、この企画。
そして今日が「最後のライブ」だった。
覚悟を決めるかのような絶叫から始まるリスタート。
最初は少し表情も硬かったような。
ありがとうありがとうと何度も言うのはいつも通り
けれどいつもより熱がこもっていて。
はじまりのうた、本当に良かったなあ。
今までで一番眩しかった。
全身から発する音のしぶきが見えるみたいだった。
突然のさよならには、もどかしい思いもあったけど
鳴らされている音には迷いがなにも感じられなかった。
最後の曲は思ってた通り、ひまわり。
楽しくてうれしくて笑って。
だから、さようならよりもありがとう。
いつもいつも本当にありがとうございました。
いろいろ語りきれないから、また明日分にでも書こうかなあ。
#リスタート、あさのひかり、でもね
はじまりのうた、ひまわり
最後は企画主、Pygmy with bitter endsでした。
何年ぶりか。たぶん2年くらい。
音が鳴った瞬間に、やっべー懐かしい。て思って。
無意識で一緒に歌えてるのに
サビになってやっとタイトル思い出したイップイックとか。
新しい曲たちは、前よりバンドサウンドな感じで。
パッと見あれだけバラバラなのによくまとまるよなあ
音楽ってやつは不思議だ。
時間さえもあっという間にこえて繋いでいく。
思い知る、夜。
名残を惜しむ夜は時計にフタをして
注がれるビールの数を数えない。
お腹痛くなるくらい笑ってさよならを言う暇もない。
こんなアホな仲間がいて本当にうれしいったら。
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