溜まったカタマリ溶かす風の温度はぬるめで。

2011年07月06日(水)
いやあ。励まされましたフェスだね
今日もかなりヘラヘラしてたもん
発散しちゃうライブは翌日が抜け殻になりがちだけど
きのうみたいにじわじわ吸収する時間は
ヘラヘラが持続できるのかな。

昨夜は久々に
ほんっと久々にバインメンバーと幾度かすれ違いまして。
ファン10年以上やってても
メンバーと対面したい欲がほとんどないので
タナカさんとか、マジ今までで最接近レベルだった
身体の厚みの薄さよ。二度見。
あの薄さであの飲酒であの発声。どうかしてる。
女子に囲まれて写真撮られて酒らしきものもらってた色男

一緒に写真撮りたいとかお話したいとか思わないけど
最近ライブ見てていつも思うのは
長生きしてほしい、って。
いや、笑いごとじゃなく。
昨夜ががんフーフーのイベントだったからでもなく。

長生きしてほしいの、長く音楽やっていてほしいの
タナカさんだけじゃなくみんな。

バンドに訪れる最後は、解散だってずっと思ってた
だから解散がずっと怖くて、今もそうだけど。
それよりもっと怖いのは二度と会えないことだもの
こう考えるようになったのはここ一、二年かな。

時間は誰にでもいつまでも当たり前に用意されてるものじゃない
ある日ぷっつりと切れてしまうかもしれない。
でも、だから、続いていくものがあるのは救いなのかなと思う。
がんフーフーでいうところの、愛息ぺ〜さんだったり
ヨメのご家族、ご友人たちとの繋がりも。

本という形あるもので残すのも、とても素敵だし
自分がいなくなっても、
周りの人たちが繋がりを持っていてくれたら
それはとても幸せなことなんだろうな。
ヨメの人徳はすごい!と書いてあったけど、本当にそう。
きっとブログや本も、その助けになっていたとも思う。

話がそれてまたきのうに戻ってしまった。
だらだら書くもんじゃない
長生きしやがれ!


ヨメハゲフェス2011@表参道CAY

2011年07月05日(火)
濃灰色の雲、雷が近づいてくる夕暮れ
めったに行くこともない表参道
結局いつも通りのヘタレな服装で来ちゃったや。
オシャレカフェレストラン的な場所
ステージ前からびっしりと椅子が並べられ
私は後ろで立ち見、端っこへ。

「がんフーフー日記」出版記念、ヨメハゲフェス2011
本に関しては数日前に書きました通り。
ヨメハゲとは、ヨメとハゲのフェスではなく
ヨメを励ますフェスティバル、という意味。

以下、本文においては作中の呼称をお借りしまして
本日の主催者であり著者の清水浩司さんをダンナ
奥さまをヨメと呼びますことをご了承下さい。

小学館のサイトでも見られる映像がオープニング
http://www.shogakukan.co.jp/pr/fuufuu/
一番手はモジャ、もといPermanents
どうも、パーマです。と挨拶
今日もまた、タナカマイク要らないんじゃないか疑惑
たいへんよく声が抜けていきました。すこーん
パーマさんは2人だけだから、より声が楽しめる
高野さんのピアノがまた切ないのなんの
不覚にも結構じんわりきちゃったりして。
直太朗的丸腰スタイルでは、魔法を。
時々フロア後ろから赤子のうなり声が響くのもご愛嬌
フーフのご子息・ぺ〜さんの元気な証拠。
真昼では自然と手拍子が起こったりして
パーマなら手拍子してもアリだよね
この曲は手拍子賛成派。身体動くもん。

ダンナとは相当長い付き合いのパーマさん、というかバイン
(亀井センセと金戸さんもご来場でした)
(シミコーって呼び名懐かしすぎ。音人)
ヨメもバインの大ファンだったそう。
ヨメとは面識がないと言っていたけど
思うところはたくさん、あったんだろうな
いつも通り多くは語らず、歌にしてくれていた。
#smalltown,superhero、おそれ、それでも
それを魔法と呼ぶのなら、真昼の子どもたち

ダンナと渡辺祐さんのトークコーナー
本について、本日のイベントについて。
意外と読んできてる人少なかったなあ
読んだらいいのにね。読むべき焦るべき。
出版記念でサイン会でもやるかー
から皆さんの協力のおかげで
今日のライブイベントまで発展してしまった、と。
ハマナカさんがいそいそ動きまわってたのを見るに
うむうむ。
トーク中、まさかのタイミングで腕がつるダンナ
腕の違和感を直せないまま秦を呼びこむ始末
笑った笑った。こういう笑いの含ませ方は本と一緒だわ

秦基博
今日は弾き語りスタイル
オーキャン以外で見るの初めてかもしれない。
まーー歌のうまいこと。いつもながらに。
硝子と鋼だっけ?まさにそれ。毎回そう思う。
そりゃ女子もめろめろですよ
周囲のキュンキュンが伝わってくるんだよ
2本目のビールが染みる染みる。うまい。酔う。
#アイ、今日もきっと、水無月、プール、虹が消えた日

サニーデイ・サービス
ソカバンは何度か見たはずだけど
サニーデイは初めて。
田中さんはスクービーの現場で見てた最初の印象が強くて
ベース弾いてるの見るの初めてでドキドキしちゃう。
ソカバンのアグレッシブさとはまた一味違ったキラキラ感
騒がしくなくて、優しくて、少しやんちゃ
青春、なんだけど幼い甘酸っぱさだけじゃなーい。
大人の階段、懐かしいアルバムの1ページ
またの名を、楽しい。にやけっぱなし。
#恋におちたら、江ノ島、若者たち、二つのハート、サマーソルジャー

アンコールの拍手で再登場のダンナ
今日の出演者を順に呼び込む。
みんな本の表紙と同じ作画ヨメのTシャツを着ている
フェスだからTシャツ作っちゃうノリ。ストラップもあった。
最後はダンナを胴上げ!わしょーい。

はー。たのしかった。
あったかくて、笑えて、たのしかった。
ヨメよりも励まされちゃったんじゃないかと思うほど
ヨメが空の上で悔しがっていなきゃあいいけれど。
きっと一緒に楽しんでくれたんじゃないかなあ

終演後は出版記念らしくサイン会。
あふれる10年分の尊敬の意は伝えきれないものの
文グルの本も持ってること言ったら
じゃあ長いお付合いですねぇ、だって。そうなのです勝手に。
本日のお礼と、バインの会報を続けてほしい意は伝えられた。

ニヤニヤのフラフラで帰宅。

今日はたのしかった。行けてよかった。
…じゃなくて

今日はたのしい。行けて、よい。


遅れてきたチャイムに押し出されたサヨナラ。

2011年07月04日(月)
きのう書きながら思いつきで
ペットみたいなものって言ったけど
時間が経つにつれ思うね。まさにそうだ、と。

動物が苦手なので
ペットを愛でる気持ちというのはわからないんだけど
いつも一緒にいるのがあたりまえで
なくてはならず、そこから癒しをもらうんだもの。
ああレコーダーは宅配のオッサンに持って行かれた
ぽっかり空いたキミの居た場所。せつないよ。

久しぶりにつけた夕方のラジオから、風待ちが聴こえて
頬をつたう生温い涙…まではないけど!
この憤りは肉食べて発散してやろうと思ってるけど!

あしたは表参道だか南青山だかの地下でフェス
どっちかわかんないくらい縁遠いオシャレ街
なに着てけばいいのーー



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