Hermann H.&The Pacemakers@恵比寿リキッドルーム |
2012年02月06日(月) |
奇跡というのは、起こすものなんだね
Hermann H.&The Pacemakers一夜復活の日
連チャンのライブのため有給休暇を頂いていた ダメな大人ですよ、どうせ。ええ。 忘れ物ないか指差し確認してから家を出て雨の恵比寿 カフェで予想外なコスパのランチを食しつつ 名古屋嬢、改め名古屋嫁と再会。ふっふー
いろんな思い出話とか期待しすぎちゃいけない自戒とか 検索順位の高さへの文句とかたくさん話したね。
物販の販売時間に合わせてリキッドに行ってみる バンドTとか買うのすっごい久しぶりだし オープンより前にくるとかやばい前のめりっぷり。 フロアに降りてからも 完全に外堀から埋まってく様子に年代を感じる。 もう、みんないい大人すぎるよね。同世代。わかるよ あちこちで上がっている久しぶり!来てたんだ!の声。
ゲストのストレイテナーからスタート いつ見ても、いま何人?て聞いてしまうのが癖のテナー いま4人。知ってる曲2曲くらいあったかな 中堅らしいどっしり感というか でもすごいポップなとこもあって フロアの空気はアウェーだったけど、今日は仕方ないよね みんな冷めてる訳じゃなかったんだよ それをテナーもわかってる感じだった。
今日はお客さんも同世代でしょ ってホリエ。バレるよねそりゃあ。 今でもINPUTとHEAVYFITNESSが愛聴盤とも。 前座と言い切ってくれるシンペイさん あったかいなー 長くバンドを続けるってこういうことだね かっこよかった #SPEEDGUN、Little Miss Weekend、VANISH、Man-like Creatures Vandalism、KING MAKER、SIX DAY WONDER、YOU and I Melodic Storm、瞬きをしない猫
暗幕かかって転換 手に汗、でも冷たくなるこの感じ。 仕事終わりのちゃんとした大人で満ちてくるフロア。 はあああどうしよージタバタ
暗幕が開いてテケテケTENGU流れ始めると ものすごい歓声! 叫ばないことには気持ちが収まらない 一曲終わるぐらい引っ張られながら拍手と歓声が止まない みんな待ちすぎ!とっとと出てこい!
岡本さん、志穂ちゃん、サポートの3人で円陣 わあ懐かしい!
東京湾!ウルフが仕事する曲からだ! ジャージで登場したウルフにも大歓声というか大爆笑 なんなんだアイツ! ジャージからのラグランとか。懐かしさ通り越すよ。 志穂ちゃん綺麗なお姉さんすぎてびっくり! 岡本代表(この呼名!)も声も変わってなくて嬉しかった 定番曲の乱打。イントロでいちいち悶絶。絶叫 エアキンで振り切って前方突進!これよ 前方も大人しかいないのに暴れたー
期待しすぎないようにしてたのに 歌飛ばしも全然ないしウルフ必死だし 身体が覚えてるすべてのタイミングが決まる。 ラナウェイのイントロフェイクとかね。 気付いたらグローバー委員長がステージにいた 16小節だけ歌いにきたって! ラブソングでもないのに(古い) へるめいつを代表して来ました!って。ありがとう委員長
言葉の果て、震えが止まらなくなった この歌を欲していた自分の身体がガクガクいった 合唱起こってたけど、 このときばかりは客の声は入れたくなかった 言葉を音を吸い込んで拾うように受け止めた。 あまつゆのキラキラでなんとか震えを収めた
何度もありがとうと繰り返す岡本さん 顔が凛としてる。泣くまいとしていたのかもしれない いちいち応える歓声がすんげえ大きくて笑う だって7年ぶりだもんね。
アクション。旗とか用意してるウルフ! 得意満面に振ってんじゃないよ!もっと踊れよ! とか悪態ついちゃうのも当たり前に。
アンコール 3人だけでサマーブレイカー。合唱あったかいね サポートの皆さんが戻ってきてくれて無能の行方! はああ好きー そしてまさかのフルーティで絶叫!発狂!して跳ねまくって 前にいたお兄さんに笑われた気がする だってさー。我を忘れるでしょ、これ ほんっとにたのしかった 終わった後の身体の熱さがすごくて、自分でも苦笑
二度目のアンコール 妙にキリッとした表情で岡本さんが告げた言葉は
最後に一曲だけ。ギター、平床政治!
きのう説得しました、オレ偉いでしょ?って! もう会場中絶叫!!悲鳴!!だったと思う 自分も叫びすぎててどんな様子だったかわかんないけど。 紹介されて素っ頓狂な言葉になってない声で挨拶する平床 コイツ!そういうとこ相変わらずだね
これだけは絶対ないと思ってたんだって 絶対に期待しないラインだったんだって!ヒラトコだけは!!
ずっと見てきたんだから、わかるよ。わからせてよ。 平床がもどってくるなんてさ。たった一曲でも アイツに頼らずやる!って気概だってもちろんあったはず じゃなきゃそもそもこの企画は立ち上がらなかったはず だけど、どんなプライドも何もすべて投げ打って ヘルマンにはお前が必要だと言った岡本さんに大拍手 岡本代表の本気!ここまでとは!完敗です
でね、 オレと平床で最初に作った曲を最後にやります って鳴ったイントロね。 この曲には思い入れがありすぎて、聴きたすぎて ずーっと聴いてなかった、実は。 だからあのイントロにも瞬時には反応できなかった
けど、平床と岡本のユニゾンの Let's go! のシャウト聴いた瞬間に崩れ落ちた 上を仰いだ目の前は真っ白になった もう。もう。立っていられない 曲はどんどん進んでっちゃって 周りが跳ねてるから必死で体勢立てなおして 必死で腕をいつものように挙げようとして、力が入らなくて。 あいつら対面でギターとか弾いちゃってるし 嗚咽です。
期待してなかったのに!なんだよばかやろう!
もう一度One,Two,Three,Fourを聴くまではくたばれません って書いた でもこんな形で聴けるなんて、想定外すぎてさ。
メンバー脱退の穴を 誰よりも痛感して、埋めようとがんばり続けたのが 後期のヘルマン自身であったと思う。 アイツに負けないってがんばってもがいてた姿だって見てた だからこそ、この一曲に込められた奇跡を。 起こした力を尊敬する。
外野が期待すら抱かないような禁じ手でも 当事者同士の強い思いがあれば、伝わるんだな ってそれが嬉しかった。 ヘルマンの気持ちが伝わったことも、平床が受け入れたことも。
お客さんみんなすんごい良い顔してたよ。 終わってからも震え止まんなくてギャーギャー言って いつもの顔といつものお酒飲んだらだいぶ落ち着いた
ライブハウスのいろはを教えてくれたヘルマン 間違いなく私の青春 みんなの青春でもあったんだな。 あんなにみんな待ってると思わなかった! Hermann H.&The Pacemakers、だった!
みんな、ちゃんと見届けたかな お!と思う懐かしい顔を見かけた気がした。 あのころ同じライブを見てた子たちフェスであった人たち ここにヘルマン繋がりでメールくれた方々 どのくらいの人が見届けただろう。
あー笑った 参った ほんっとに参った。感情のメーター何度振り切ったか! たのしかったよ。ありがとう
1.東京湾 2.Come on,Ha!! 3.エアコン キングダム 4.Runaway Song 5.Loser's Parade 6.Beat Mania 7.クラッシュ 8.言葉の果てに雨が降る 9.あまつゆのバラード 10.アクション 11.Rock It Now!
E1.サマーブレイカー E2.無能の行方 E3.fruity machine gun
E4.One,Two,Three,Four
|
Band on the Wild Side@渋谷クアトロ |
2012年02月05日(日) |
缶半分残ったビールを朝飲み干す というダメ大人ぶりを発揮しつつ 渋谷にもギリギリ乗りこみ当日券を大人買い。 一枚ね。
アナログフィッシュのツアーファイナル 去年のアルバムのレコ発ってことになるのか だいぶ時間経っちゃってるけど。
3人の登場から大拍手、彼らのホーム渋谷クラブクアトロ。 珍しい黒シャツの佐々木氏、州さんの赤いハットも眩しい SAVANNAからスタート。 もうね!この気迫!
伝えられないです。私の文章能力では。 近ごろのアナログフィッシュの凄さ
PHASEを歌い出した時期から 彼らは本当に、次のフェーズへ進んだんだなと思ってて。 手の届く世界のことを簡単な言葉ではっきり響くように歌う SAVANNAも荒野も戦争がおきたことも 手の届くとこにはないって? それは違う。 関係ない、って線を引いたところから区別されるだけ。
下岡さんがUNKNOWNの前に言ったこと 大きい地震が起きる確率が4年で70%とか言ってるでしょ オレ、あれすっごい怖いんだよね でも千年に一度と4年で70%も変わらない気がするし どっちも言えるのは、それは明日かもしれないってことだよね
なにが起こるかわからない なにか起きても、なにもできないかもしれない。 その無力に打ちひしがれるのではなく すべて忘れて踊ってしまうのではなく 信じて、可能性を、想像することをやめない。 がんばれとか絆とかで結んでしまわない アナログフィッシュの人間力には、本当に背筋が伸びる。
自分で言うみたいでアレだけど、お客さんが本当あったかい 曲終わりで拍手するとき、全員本気なんだよね 勢いに任せたイエーイ!とかじゃないの ただただ湧き上がる称賛の想いがこもりまくった拍手! 拍手も、荒野のハンドクラップも 騒ぐだけがライブの盛り上がり指数じゃないってこと 手を叩くだけでこんな一体になれるライブは他にないよ。
曲の感想全然書いてないですね。 もうね、見ないとわかんないんだって。 平行やHybridでこみ上げる涙も ハミングバードで吹きぬける風も 揺れるリズムもハーモニーもあったかさも 来ればわかったんだって!
夏まで、ライブの予定がたくさんあるそうですよ イベントだと良さが伝わりにくいとは思うけど 触れる機会は多いほうがいいね。またすぐ会える。
強い3人の姿、戦ってるなあ!って感じられた 本当にかっこ良かった。よかった。 Tシャツすごい可愛くて欲しかったけど持ち金がなくて… 野音のDVDだけ買ってさようなら。
ああ。行ってよかった。居てくれてよかった。
1.SAVANNA 2.ラジオ 3.ロックンロール 4.TOWN 5.チンパンジー 6.ハミングバード 7.ゴールドラッシュ 8.戦争がおきた 9.UNKNOWN 10.No Way 11.月の花 12.チアノーゼ 13.平行 14.Hybrid 15.風の中さ 16.PHASE 17.Fine 18.NaNaNa 19.荒野
E1.ダンスホール E2.紫の空
E3.TEXAS
|
soft mo del vol.6@下北沢ガレージ |
2012年02月04日(土) |
Tシャツ洗いまして。他のやつもザブザブ ピンキーズの白T気に入ってたのに黄ばんでた… かなしい。
新宿で寄り道してご飯たべて じっくり時間調整しながら辿りつくガレージ。 スタート時刻ぴったり でもほとんど人がいない。そうでしたこの感じ。 いつの間にかどこからか人が集まるパターン
オープニングアクトはDonアンドリューだかアンドレアだか トモゾーでいいじゃんトモゾーで。 まさかソロを聴く機会があるとは… iPhoneでリズム出しながら弾き語る。おもしろかったわあ
次papas milk この場所で終わりを見届けたのが2年前だっけ こんな早く再開してくれて、笑っちゃうくらい。うれしい。 リスタートのシャウトで幕を開ける 久しぶりの緊張感もほんの少し感じつつ でも楽しそうにやるパパミルクらしさは全開で。 やっぱりバンドってたのしいな!なー!の感じ まぶしかった。
はじまりのうたは、今でも切なくて、苦しくなってしまうけど いろいろ環境変わってもさ、大人のペースになってもさ 一回別れたくらいでは終わらない 強さが増してゆく大人のバンドのこれからを まだまだ見て、泣いて、笑っていけたらいいな。
ドリンクもらいに行って、懐かしい顔にガンガン会って ガレージの、てかソフモのタイムマシーンぶりには参る。
FoZZtoneのボーカルさんの弾き語り。 イケメンだなーとか思ったら歌までイケメンで 周りの女子のときめきが溢れ伝わってくるようでしたわ。 あの上手さで喋ったらちょっとお茶目みたいなさ やー。ずるいずるい
タイムマシーンのシメはもちろんpygmy with bitter ends おひっさしぶりでする。前回のソフモぶりかな SAXいつ加入されたのだろうかー。diebone欠席だったし ニュースタイルな感じ。
イップイックから掌、少年キャンプとか懐かしかったな 無邪気なのに細かくて、ドスンとくる音がなつかしい 全部で13曲やったとか言ってたっけ。ワンマンか!て。 それくらいお腹いっぱいにさせてもらった
一番前で、女児が棒付キャンディーを持って見てた あのころまだ赤ちゃんだった女の子だ。 ママの抱っこから自立し飴を自分で持てるようになる それが2年という月日なんだな
懐かしい顔みんなに いやー全然変わんないねー て言われた。 もはやアラサーなのだから 数年で見違えるほどの変化などないのが普通じゃないかね なんて思ってたけど。
後ろから前へビュンビュン流れていく時間の上で 歩いていれば正しく前へ進んでいけるんだろう。 その場にとどまり続ける私のしていることはたぶん 後ずさり、なんだろうな。 そんなことを考えた。今夜のパラボン。
既婚者が増えても少年サンデーであってほしいビタエンさん。
追い出されるまでダラダラ余韻をかみしめて タイムマシーンを脱出する。
あしたは、明日の方向へ。 ただただ歩けば、それでいいのに。
|
|