毒茄子
レガお君



 鼻血パーティー一直線

古巣の送別会、人数制限撤廃。

思惑通り魚が幹事にクレームをつけた。
後輩たちも一言言ったらしく
幹事から私に「どうぞ参加してね」と
わざわざメールが入った。
作戦成功、うはははは。

今日は待ちに待った
ANDREW.W.Kのライブの日。
久し振りの純・ロックのライブだから
大暴れする気満々で出かける。
後輩と落ち合ったらなんと後輩はスカート。
・・・大丈夫か????
眼鏡までかけてるし。
どんな事になるか想像はついてないらしい。

私はというと用心して
靱帯繋がりたての足首にテーピング。
ジーンズにスニーカー、
総ダブルステッチのライブ用Tシャツ。
駅へ向かうタクシーの中で
同日開催のストーンズ@ドームの話になって
「オヤジには興味ないよな」とか言ってたら
タクシーの運転手さんに
「おっちゃんらの世代やで」と言われて
ちょっとバツの悪い思いをする。

久し振りのミナミは
お休みなので人だらけ。
ライブじゃなかったらもう少し
キレイめのカッコで出かけて
服も買いに行きたかったけど
今回はライブに専念。

整理番号は400番台だったけど
するりするりと前ヘ進んで結局2列目。
周りの話を聞いてたらだいたい
整理番号が2桁の人がいるゾーン。
見事に作戦勝ち。
開演の混乱に乗じて最前列に割り込む。
そういう割り込み勘は衰えてないし
後ろをついてきた後輩はビックリしてる。

鼻血君は出てくるなり水をかぶって
衣装も、止まらない動きも
見事にPVと同じ状態。
ニコニコしててすっごく嬉しそう。
本当に「ライブが好きで好きで」
というのが丸出しでこちらもますます嬉しい。
新曲は1曲だけで、あとは聞き慣れた
でも、最高な曲の数々。

頭振りまくりの、グー振り回しまくりの
叫びまくりの、飛びまくりの、最高なライブ。
近くに来た鼻血君と握手もしたし
水もいっぱいかけられて、その水は
わざわざクーラーボックスに入ってるから
飛んできたら冷たくて気持ちいい。

鼻血君もよかったけど客も最高。
レスラーみたいなマスクをつけて
ダイブのついでに
見事ステージに上げられた女の子。
キレキレで踊りまくってて
「NO WAR! LET'S HAVE A PARTY」
と書いてあるTシャツは自作っぽかった。
客席から飛んできたTシャツには
「パーティー一直線」って書いてあるし
みんな色々準備してきてる。

圧巻は本編ラストの「Party Hard」で
ダイブして来た男の子が
ステージに上げられたと思ったら
なんとそいつは本当に鼻血を出してた。
メンバーは当然その子をかなり気に入って
ステージから引っ込む時に
本当にその子をそのまま
楽屋へ連れていってしまった。
鼻血君は客席にダイブして
その時に引っ張られたのか
ジーンズのお尻ポケットが破れてる。
ジーンズが破れるってすごすぎ。

で、アンコールに出てきたら
鼻血君が鼻血君を肩車してて
そのまま客席にご挨拶。
メンバーも客もバカ揃いで本当に楽しい。
アンコールが終わって帰りそびれて
手を叩いてたらまたメンバーが出てきて
ベースの人とかもたくさん握手してくれて
みんな本当にいい感じ。

我に帰ったらあちこち青タンだらけで
喉はカラカラ声はガラガラ。
ドリンク券でZIMAをもらって
水のように一気飲み。
あ、私お酒弱いんだった。と思ったときは
後輩が横であっけに取られてた。

ごはんを食べようとお店を探すのに
ZIMAの酒瓶片手で飲みながら歩く
恐るべき行儀の悪さ。
風月の前で待ってる男の子たちが
ジロジロこっちを見てる。
コートニーってこんな感じなんだろうかと
「ライブ帰り気分」にどっぷり浸る。
5分もしないうちにお酒が回って来て
頭グルグル耳は耳鳴り。
バカばっかりしてるけど
来月からは先生な私。

本当に希に見る最高なライブだった。
元々、鼻血君の事を「軽薄なロック」と
一蹴してた魚だけど本当は行きたかったらしく
「最前列さいこー」とメールしたら
素直に「ええなぁ」とレスが来た。
鼻血君はただ今新譜作成中、楽しみ。
ますますハマりそうな予感。
とりあえず来週は送別会三昧で
締めくくりはPE'Zのライブ。

何気に私もパーティー野郎。

2003年03月21日(金)



 裏で動く人

今日は外回り。

一日マイペースにうろうろ。
同じ技師には何回も会うのに
魚には会わず。
今日は仕事終わってから
後輩と写真を撮る予定なので
サクサク仕事を終わらせたい。

今日の呼吸器チームのリーダーは
ずっとウロにいた4年目の子。
呼吸器に移籍してすぐなのに
リーダーをやらされて、
それなりに頑張ってる。
その子とジャイアン医者のやりとり。

「先生、あたしちょっとの間消えます」
「は?どうぞ。消えて」
「消えてって、ムンテラ終わったら
帰ってきますけど、暫くいませんので。」
「うん、別にええよ。
お前、おらなあかんほど偉いんか?」
手厳しい嫌味に固まる後輩。
「え?そういう訳じゃないですけど
何かあったらレガおさんとかに言って下さい」
「おう、いつもそうしてるから。」
メチャクチャ強烈。

いちおうリーダーとして詰所を離れる時は
きちんと所在を明らかにするよう言われてる。
彼女はそれを忠実に実行したまでなんだけど
あっさり上げ足を取られてしまってる。
問題は、そういうのにビビって
ジャイアンの機嫌取りばかりを
考えるようになる事。
そうやって、ジャイアン理想の茄子
「かわいくて小賢しい事は言わない程度に
ボケてて、言われた事はきちんとできる茄子」
が作られていくのだ。
ジャイアンに限らず、医者にしたら最高かも。

で、仕事が終わって古巣へ。
後輩たちと今は封印されてる
ナースキャップを復活させて記念撮影。
ちゃっかりと現われたジャイアンは
見事に飛び入り参加して写真に収まる。
一緒に写真とったのは
私と私の愛弟子とその同期。
同期の子は巨乳で鈴木あみ似、
夏にジャイアンが私をお持ち帰りしようとして
同時期に狙ってた女の子。
で、二人共落とせず。
さらにそれが私たち双方にバレてるのだ。

ナースキャップが大好きなジャイアンは
自分のお気に入り茄子が
キャップつけてウロウロしてるのでご満悦。
「俺、ナースキャップ保存委員会副会長やで」
そういえば一昨年の夏は
そんなものがあったな。
今はキャップ廃止で保存委員会も消滅。
臨床ならではのバカ騒ぎ。

古巣の送別会。
去年、私や長らく貢献した医者を送るのに
技師と合同はイヤだと茄子陣営が言い出して
送別会がいくつも行われて
そのぶん参加者が分散するという状態だった。
なじみのある皆に送られたいという
主賓の意向は全く無視という
とっても失礼な状態だった。

今年も話がややこしくなっている。
お店を押さえたまではいいんだけど
その店に参加人数制限をされて
それをオーバーするようなら
参加希望者の中から
参加出来ない人が出るかもしれないとの事。

そういう状況では店を変えるのが普通。
でもそうはしないらしくナゾだらけ。
私の同期はなじみの後輩の送別会に
深夜入りでも参加すると言ったら
人数が足らなかったら出てもいいという
びっくり仰天の返事をもらってた。
送別会出席するのに補欠って何。
主賓としては自分が呼びたい人も
人数制限で呼べなかったりする。
幹事、何様。

主賓の後輩は怒ってる。
誰のための送別会なんだか、意味不明。
実はその送別会、私も参加予定。
なじみの後輩と魚、2人から
「レガおを呼んで」と
前代未聞の部外者招待枠をもらってる。
その枠も怪しい???確保せねば。

とりあえず、「去年の送別会といい、
言ってる事おかしい。主賓に失礼」と
後輩の怒りを煽っておいて
魚にもメールでこの話をしておく。
ヤツならきっと
幹事に堂々とクレームつけるはず。
そうなれば人数制限も何とかなるかも。

一番自分勝手なのは私かもしれない。

2003年03月20日(木)
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