毒茄子
レガお君



 戒めの贄

うー。久々にイライラしたレース。

ライコネンの初優勝は
結構この先効いてきそう。
ロン・デニス泣いてるし。
フェラーリは腐ってないけど
このところのミハエルはイマイチ。
シーズンは長いけど
こうも見事に出鼻くじかれるとなぁ。
独走して叩かれるのも気分悪いから
「てきとーに三味線弾いてる」
とでも思いたいけど
負けるのが一番気分悪いに決まってる。

タケとライブの話をしてて
タケが一緒に行きたいと言い出した。
ボディーガードにはなるけど
30分以上、じっと開演待ちなんて
タケにできるわけなし。
よく聴いてるのはR&B系みたいだし
行って楽しめるかは不明。

F1の話をしても「あんまり見んなぁ。
俺、どっちかって言ったらラリー派や」
との事。別にそれはそれで
タケの趣味だから干渉せずにほっておく。
今月中は無理と何度も言ってるのに
いつ会えるかとしつこいタケ。
毎晩の電話もうんざり。

電話を切ってすぐ
「F1見ようと思ったのにやってない。
何で?」というメールと顔文字到着。
30分ほどして
「ブラックダイヤモンド見に行って見たい。
マトリックスを撮った監督が作った
映画見たいやわ」という
「見る」がヘンなメール到着。
明日仕事だからといって電話切ったのに
まだメールしてくるか。
しかも、どうでもいい内容。だからシカト。
気を取り直して寝に入る。

1時も余裕で過ぎた頃、
またメールで起こされる。
「あのアロンソって言う奴すごいな。
21歳でもポールとれるねんな。
頑張れM・シューマッハって感じ♪」
さっきF1は見ないと言ってたろうに。
タケにしたら私との接点を探すのに
必死みたいなんだけど尽く裏目に出てる。
しかもそれが鬱陶しさを際立たせる。

先に来たメールに返事しないから
私がメールに気づかずに
寝てると思ったのかもしれないけど
翌日仕事で6時起きと判ってる私に
この時間にメールしてくるって
独り善がりもはなはだしい。
そのくせ「忙しいみたいやけど
ちゃんと寝てるか心配。疲れてないか?」
っていう事とやる事が一致してない。
自分に余裕が有る時だけ優しい事を言って
「俺って優しい〜」って
自己満足してるだけに思える。

2度と同じ事はして欲しくないし
言わないと判らないだろうからレスする。
「おはよう、明日仕事と判ってるなら
時間を考えてメールしてほしいのです。」
レスが来た。「ごめん、(顔文字)
もうしません(顔文字)」ふざけてるのか?
私は顔文字嫌いなんだってば。

タケとつき合ってて思うのは
追いかけるだけでは相手の気持ちは掴めない。
必死になればなるほど相手は引く。
好きな相手はほっておかれても好きだし
好きじゃないものはどうしようもない。
あちこちで言い古されてる事だけど
本当に真理だと思う。

なんだか「こうなるなよ」という
自分に対する戒めになりそうなタケ。
タケの行動と自分の気持ちを照らし合わせると
魚と私の関係も少し冷静に見られる。
そのへんの考察はとっても興味深くて
そのためだけにタケとの関係を維持してるのか?

私は魚以上にひどいヤツ。

2003年03月23日(日)



 余韻

昨夜のいい気分をぶち壊したくない。

という事でタケからの電話を
シカトし続けて寝て、今日は仕事。
よりによって受け持ちは総ウロなんだけど
全然頭が働かない。身体も動かない。
誰が見ても動きが鈍すぎる今日の私。
手を洗いながらごはん食べながら
廊下歩きながら「昨日は良かったなぁ・・・」
全然脳みそが戻ってきてない。

おまけに今日はワックスがけの日で
しかも病室と廊下と詰所、
全部まとめて一日で終わらせるという。
私達は普段どおりの業務をこなしながら
ワックスがけする部屋から
患者さんを移動させたりしなくちゃいけない。
患者さんは面会コーナーで待ちぼうけで
その間はガーゼ交換もできなければ
保清ケアもできず、ただただ時間が過ぎる。

病室がだいたい終わって、
さぁ、患者さんのケアだと思ったら
今度は詰所と処置室のワックス。
当然乾くまで詰所は立ち入り禁止で
仕事が出来ないのには変わりナシ。
いったい誰がこんな日に引き受けたのか?
答え:婦長。

スタッフはぶうぶう怒って
こんな日に引き受けるんやったら
自分が出てきたらいいねんとか
婦長の文句をタラタラと言う。
夕方3時ごろになってワックスがけは終了。
「もう、一日潰されたわ」と思いながら
ワックスがけスタッフを見送ったら
彼らはエレベーターには乗らず隣の病棟へ。
何と隣は今からやるらしい。

日中まるまる潰されて怒ってた私達も
あっけに取られてしまった。
あの大騒動を隣は今からやるのだ。
しかも夜勤にかかるからスタッフは3人。
うちの婦長以上に意味不明な婦長がいたとは。

おうちに帰ってマレーシアGP。
お酒もおやつもスタンバイで
ダラダラと予選を眺める。
やっぱり私は旧式の予選が好き。
予選終わった段階で何となくでも
決勝前半の作戦が読めるなんて面白くない。

今回好調なのはルノー。
開幕戦でも何気に速かったけど
2戦目で一躍第一線。
ラルフの不調は違和感ありすぎて
その現実に全然ついていけない。
ウイリアムズってどうしてこう、
力が安定しないんだろう。
その点、マクラーレンは
腐ってもマクラーレンだし。
そして、フェラーリは腐りもしない。

今回のスタジオ解説は土屋氏。
あんまり好きじゃない。
案の定、話はかみ合わないし
川井ちゃんを指して「今回は情報がなくて
あいつは仕事してない」と言い放ち
塩原さんに「土屋さんの思うような
情報がないだけで仕事はしてますよ」
と素でたしなめられるというカッコ悪さ。

現地の暑さを強調したい流れでも
「いやあ、8月の鈴鹿に比べたらマシですよ」
とか見事にドッチラケな事を言う。
解説なんだから解説しろ。
だいたい解説は「解して説く」んだから
自分の脳みそで解りやすい言葉に変えて
人に説明できるぐらい
物事を理解してる必要がある。
それを回路短い人にさせるほうが間違ってる。

結局フジへのクレームにつながるのだ。

2003年03月22日(土)
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