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■ 豪雨と花見
入学式後、古巣で花見の予定。
天気予報は最悪で 昼間大雨の夕方から曇り。 昼間のうちに地面が水浸しになって そのまま夜に花見って底冷えしそう。 だから防寒具もしっかり必要で フリースのブランケットを 大雨の中持って出かける。 濡らさないようにするのが大変。 完全に一日雨の予報ならまず中止。 開き直って何も持っていかないのに しょうがないから大荷物で出かける。
入学式は新調のスーツ。 きれいなシャンパン色の ちょっと光沢がある素材で 中には若草色のシャツと 同色の淡水パールのピアス&チョーカー。 春色で若さも満載。問題はお天気。 サラのパンツに泥はねしたら最悪だから 小銭は惜しまずタクシーのお世話に。
会場に入ったところで 新人には大した役はないし だから余計に何していいかわからず 所在なさげに突っ立ってる。 初めての会場なので場所の案内すら あんまり満足にできない。 学生は学生で父兄と見紛うほどの 年齢層の方々。
お式が終わって新入生を控え室へ集める。 他の学科と離れて自分の学科だけ見てみると 在校生同様落ち着きがない。 みんないい年してるのに おしゃべりが止まらない。 これからの研修の予定を説明すると 「その日は都合が悪い」とか びっくりするような事を言う。
全体での生活ガイダンスなんて 休んだら何にもわからないし だからと言ってその人だけのために 別枠なんて設けるわけもないし その必要もない。
入学金集めたら金額が合わなくて 大慌てしてたら未納が2人いたとか なんともお粗末な雰囲気。 それでも3年勉強しようと思って 試験を突破してきた人達。 だいたい、何で教員が入学金を集めて お金の勘定をしないといけないのか。
入学式終了時は雨もピークで 強風で飛ばされた傘が道を転がってる。 昼過ぎから晴れてきたと思ったら 古巣の先輩からメール。 「今日の花見、決行じゃ。おいで」 職場を定時で脱出。
昼間の雨は凄まじかったけど 咲いて日の浅い桜は強いのか しっかり満開のまま残ってた。 やっぱり日本の春は桜。 久し振りのメンバーと 飲んで喋って騒いでご満悦。 気を使わずに人と喋るのが こんなに気持ちがいいなんて。
帰りに古巣のスタッフが書いてくれた 寄せ書きの絵本をもらう。 嬉しくて早速開封、暗い中一生懸命読む。 読むんじゃなかった。 理由:嬉し泣きで困るので。
たった一年いた病棟だけど みんな色々書いてくれてて 言いたい放題だった私を 「人間臭い熱いナース」と 寛容に受け止めてくれてる。 期待の言葉も数々あって、 弱音吐いてる場合じゃない。
宝物がひとつ増えました。
2003年04月08日(火)
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