毒茄子
レガお君



 まさやん状態。

昨日、林檎班からメールが来てた。

ふふふ。実演ツアーのチケット獲得。
ツアーは秋でえらく先の話だけど
ファンクラブ先行を逃す手はない。
私と魚の念願のナマ林檎。
これでまた一つ冥土の土産を得たり。

魚は新しい職場になって
毎日の夕方はかなりヒマらしい。
と言う事で電話でご報告。
で、たった1コールで電話にお出になる。
以前なら22時まで連絡は取れなかった魚。
ホンマにヒマ?。
ヒマなわりには魚発の連絡はない。
それは気づかないほうが幸せな事実。

かくかくしかじかと報告すると
「おお、でかした」といつもながらに偉そう。
「だいぶ先やなー。」と言いながら
去年の11月に行ったレッチリも
GWにはチケットが発売になってたはず。
会場はチキンじゃなくて国際会館というのが
魚的にはがっかりだったらしいけど
嫌なら行かなくてよろしい。

というか、私がとった2枚のチケットのうち
片方が自分に回ってくると
信じて疑ってないオメデタイ人。
鼻血ライブの時にがっかりしたのは
きれいさっぱり忘れたらしい。

魚はちょうど古巣に向かってドライブ中。
技師と飲みに行くとの事。
本当に寂しいのか週2回は
古巣へ顔を出してるらしい。
私に「偉なったなー、レガお先生」と言う。
そうとも、私はレガお先生。
意味不明。

ちょろっと喋って電話を切る。
久し振りに声を聞いたけど
メールみたいに後に残らないから
それはそれで寂しかったりする。
なんだかんだ言って魚と離れられない。
行きの電車も昼休みも
帰りの電車も寝る前も魚を思い出す。

思い出の詰まった古巣に残って
魚に「置いていかれる気分」に
なるのがイヤだったから
職場を変われてよかったと思ったけど
結局は一緒みたい。意地張っても
「何時でも探しているよどっかに君の姿を」
というトホホな状況。
毎日電話とメールをよこすという
強烈な自己主張をするタケはほったらかし。

今日は今日で仕事の後に大丸へ。
パンツのお直しを持っていったついでに
ウロウロ服を見て回る。
しばらく仕事着以外は買ってない。
でも、5月に魚と見に行く
シティボーイズのライブ用に
何か新調したい気分。

目が行くのはやたらかわいいスカートで
何だか気合バリバリっぽくて
自分の趣味に自分で退く。
でも、久し振りの女の子気分。
ウロウロしてたらあっという間に8時で
帰りにおやつとお酒を買い込む。

まだ見てないブラジルGPを見なくっちゃ。
サンマリノGPもあるし。
ミハエルが落としたレースだけど
何だか優勝者がかわったりしてて
波乱含みだったようだから
きちんと押さえておかなきゃ。

今週はあっという間の一週間だった。
いつのまにか4月も半分終わって
毎週、週末までバタバタしてて
今週末こそ丸一日は自分のために使いたい。

めざせ、引きこもり。

2003年04月18日(金)



 凱旋

昨夜はパックして寝た。

なぜなら今日は臨地実習指導者会。
5月から始まる実習について
臨床の指導者と打ち合わせをする会。
と言う事で、古巣へ遠征。
今まで臨床側で参加してた会に
今度は教員として凱旋する。

ぴしっとカッコよく見せたいから
暗めの色のスーツを着てお化粧も念入り。
会が終わった後はそのまま
直帰可らしいと言う事で
朝から車で出かけて古巣に車を置いておく。
久々に通勤渋滞にもまれるのも
全然苦にならずのんびりCD聞いて過ごす。
たとえ、いつもよりも一足早く
家を出る事になろうとも
愛すべきは車通勤。

病棟にも顔を出そうかなと思うと
食い意地全開のスタッフ相手に
まず手ぶらは許されない。
朝一番で開いてるパティシエなんて
あるわけないからミスドへ。
量で勝負とばかり
ドーナツ類をどっさり買い込む。

午前中は学校で仕事して
お昼過ぎに古巣へ向けて出発。
院内に足を踏み入れると
懐かしい病院のにおい。
しばらく控え室で待ってから
どうぞと声がかかって会議室へ。

臨床側はもうみんな座って待ってる。
そーっと見回すと同期、同期、後輩、先輩
後輩、後輩って知ってるメンバーばかり。
指導者も代変わりの時期なのか
昔ながらのメンバーは減って
私たちの世代が多くなってきてる。
堂々と顔も見られないんだけど
じっとしてるのも落ち着かないから
資料配布とかでゴソゴソ動く。

ゴソゴソしながらちらっと人の顔を見ると
見事に目が合う。で、ニヤニヤ笑う。
会が始まって自己紹介をすることになる。
もうひとり同じ病院から
今の職場に来た先輩、
「恥ずかしい」と言って笑いが起こる。
私も何を言うか迷った挙句
当り障りなくまとめる事にする。
結果:笑いなし。
仕事の場なんだからそれでよろし。

知ってるメンバーとの打ち合わせは
ある意味やりにくいと思った。
なぁなぁで済ませるのは反則。
こちらから臨床に改善を求める事は
きちんと言わないといけない。
臨床にいる間はどっちかというと
「患者さんサイドの立場」で
モノを見て、考えて、言った。
そうなると学生に求められるハードルは
かなり高くなる。

今の私は立場が違って教員。
学生サイドからのアプローチになる。
いかにスムーズに実習ができる環境を
臨床側に作って貰うかを考えて
学生を守る立場にもなる。

臨床側が「疾患の理解が悪い」
「初期アセスメントは
せめて2日で出して欲しい」という。
そう言いながらその病棟は患者選定が遅い。
実習当日になってから患者探しと言うのも
少なくない頻度である病棟。

と言う事で、お言葉を返しておく。
「それならできるだけ事前学習をできるよう
患者の選定は早めにお願いします。
当日になってから受け持ちを決めて
午後から半日関わっただけで
次の日にアセスメントを出せというのは
学生には無理な話です」
自分が指導者だったら
かなり言われたく無いような事を
あっさり言ってしまった。
とりあえずは教員モードに
切り替わった私をご披露しておく。

さて、どうなるやら。


2003年04月17日(木)
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