毒茄子
レガお君



 交尾牧場

緊張してるのか何なのかあまり眠れず。

が、外は快晴で化粧ノリもバッチリ。
非常にご機嫌で出かける。
魚はどうせ夜更かしだろうと思ってたら
案の定昨日3時まで飲んでたらしい。
集合時間から逆算して電話したら
見事に寝てた。

三宮で待ち合わせして
普段は乗らない阪急で梅田まで。
会うのは一週間ぶりだけど
あいかわらず愚痴はすぐにたまる環境の魚。
今日も電車の中でひととおり言いたい放題。
面白いからうんうんとう頷いて聞くのみ。

去年、一緒にシティーボーイズ見に行って一年。
「おお、あれから一年か」と魚が言ってて
今年も一緒とは、本当に思わなかった。
去年と同じ様に眼鏡を預かる。
去年はシティーボーイズ見て「アメリ」を見て
ご飯食べてから「カラー・オブ・ライフ」を見た。
今年はあんまり「これ」という映画が
ないなぁというのが本音。

お昼を食べるのに迷う。
結局プレミアマックを食べてみよう
と言う事になって2人してマクド。
そこで時間いっぱいになってしまって劇場へ。
席がまた去年と似てる。が、何列か前進。
遥か下の方までお客は満員で
いったい何回見たらあのあたりへ行けるんだろう。
内容は相変わらずで、あっという間の2時間。
こうなったら、来年もまた見にきてそう。
実際、リピーターは多そうだし。

劇場を出てテアトルへ行って、映画を物色。
やっぱりイマイチ。
とりあえずはお茶して買い物。
今まで何度か魚とウロウロして
実際に買い物したのは初めて。
イチャイチャ一緒に見て周らず、
ドライに解散して用事が終わったら連絡。
魚はTシャツ買って、私はベルトを買う。

で、やっぱり何か見ようという事になって
今日から始まる「セプテンバー11」を見る。
お互い、映画の趣味が偏ってる。
去年も見たいと言ってたのは
「あさま山荘」と「KT」だったりする。
夜更かしの祟った魚は途中で寝てる。

「セプテンバー11」は短編集で
同時多発テロを各国の監督がそれぞれの視点で
映画を作ってそれが11人。
短編を11本見たら全部は覚えきれない。
それでも魚とどれがインパクトあったかとか
色々話して過ごす。

どっからどう見てもデートな2人。
純粋にそのシュチエーションを楽しむ。
大阪の地下でものすごい巨乳娘が
ベアトップ着て歩いてて「すごいなぁ」って
見とれて、ふと魚を見ると魚も見とれてたり
売り物をいじったり。
一緒に競馬新聞を覗き込んで
「あーでもないこーでもない」とはしゃいだり。

ただ単に一緒にいるだけじゃなく
イベントがらみで会う2人だから
それなりにインパクトはある。
だから魚には私と遊んだ記憶は
沢山残ってると思う。
が、イベントのインパクトが強すぎると
「あれ面白かったけど誰と行ったっけ?」
になってしまう。大変困る。

三宮に帰ったらもう22時で軽くご飯を食べる。
元々寝不足の魚は先週から風邪もひいてて
ちょっとしんどそう。
私もあっさり帰るしかないかなぁと思ってたら
「うちでお茶飲んでいくか?」と言ってくれる。
寂しいらしくゲーム機が増えてる。
競走馬育成ゲームで魚所有の牧場の名が
「セ〇−ス牧場」←あほ。
ま、牧場は馬がエッチしまくって
増える所だからそのまんまなんだけど。

週末に魚宅にお邪魔して
夜のうちに帰ったためしはほとんどない。
結局お泊り。久し振りに着替えも借りる。
朝から会ってそのままお泊りは初めて。
で、魚とUターン就職した後輩の話になって
「その後輩が残したスタッフが寂しがってるらしく
何を思ったか魚に電話してきた」と魚自ら話す。

で、「俺いつのまにか番号教えてたみたい」
「また遊びに来いとか言ってたの
真にうけたかな、留守電入ってたわ」って
何なんそれ。
魚がその子を相手にするわけがないと
わかっててもやや気分悪し。
それを露骨に出すのも悔しいから
「刺されん程度に頑張って」と意味不明のコメント。

女の道は難しい。

2003年05月10日(土)



 感涙

今日は久し振りの有給

と言うわけで昨日はしっかり酔っ払って寝た。
のに、朝7時に爽やかにお目覚め。
昨日の豪雨がウソみたいにいい天気で
ライブ日和や〜。別にお外ではないんだけど。

午前中は明日着ていく御衣裳の選定。
こないだ買ったスカートは決定で
さて何を合わせましょう。
最初着ようと思ってた
黒いカシュクールのブラウスは
急遽決まった石野卓球@京都メトロに
出番を変更。
お供はカッコいいベージュのパンツ。
想像以上に小尻に見えて感激。
テクノ系イベントはやっぱり
カッコよく行きたい。

そういえば昨日ぴあに
チケットを取りに行った時、店員にやられる。
端末をたたいて照会してくれて
内容を読み上げるのはいいんだけど
「石野卓球」のアクセントが全然違う。
受け付け嬢よろしくバッチリ化粧して
可愛い制服で鈴の鳴るような声で言うんだけど
本当に笑うしかないイントネーション。
テキストで表現できないのが悔しい。
で、チケットが出てきて内容を読み上げて確認。
そこでまた「石野卓球」。笑っちゃいけない。
予約票を書いてまた確認
「石野卓球」笑っちゃいけない。拷問に近い。

明日はいちおう劇場だから可愛くスカート。
爽やかに白いカットソーとカーディガンにする。
今日のうちに爪も塗っておく。
綿のスカートに皺がいってたから
ちゃんとアイロンもかけて準備は万端。
アイロン触ったのなんて何年ぶりだろう。
今日はeastern youthだからTシャツにジーンズ。
半袖じゃ寒いので下に7分のシャツを重ね着、
ウエストバッグを斜めにしょってスニーカー。
とても28歳の教員には見えないお姿。
実習中、このスタイルで出勤してみようかな。

チキンジョージは18時OPENで整理番号は200番台。
早く言っても待つだけかなと思って
ちょっと時間過ぎてから行ったら
前に客がほとんどいない。まだ18時10分。
今までなら客がズラっと並んで
イベンターの人が大声で番号読んでるのに。
しばらく様子見てたら、「チケットある人入れます」
え?もうみんな入ってる?10分たらずで?

恐る恐る入ったら中はガラガラ。
前の柵に張り付いてる人の間も隙間だらけ。
かつての即日完売の勢いはどこへやらで
ちょっとショックを受ける。
古いTシャツ着てる人もいない。
何で?今も昔もカッコいいやん。
それでも40分頃にはまずまず人が増えて
フロアはちゃんと埋まって安心する。
何で私が安心するんだかわからないけど。
ガラガラなのであっさり最前列。

ライブが始まってしまえば他の客の数なんて
どーでも良くなってしまった。
いいものはいいし、全然衰えたとは思わないし
みんな楽しそうにしてる。
昔酸欠で倒れたほどの熱気はないけど
今回初めてライブで涙腺が緩んだ。
「青すぎる空」のイントロでぐっと来て
一緒に歌いながら涙が出た。歳かな?

eastern youthのライブは6回目で最初は99年。
MCで吉野氏が年齢の話をしてたけど
みんなそれぞれ歳を取るんだと
当たり前の事をしみじみ思う。
楽曲自体も好きだけど演奏してる姿や
MCが最高で大笑いもするし、しんみりもするし
グサっと刺さるような言葉も出る。
本当にいいライブをやるバンドで飽きない。
私がライブに行きはじめて
たくさんのバンドを見て来た中で
唯一、ずーっと追いかけつづけてるバンド。
これからも、ずっと好き。

明日からまた頑張ろうと思った夜。

2003年05月09日(金)
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