毒茄子
レガお君



 ナンパ許可あり

朝からそわそわ。

今日はさっさと定時で逃げて京都行き。
台風が来ると言うのに朝から快晴。
でも、台風となればいつか雨が降るだろうし
雨の長距離ドライブで視界が悪いのも
気分よくないから
朝からフロントガラスにガラコを塗る。
で、着替えやらガイドブック持って出撃。

一応職場の机で大人しくしてるものの
集中力はまるでナシ。
ネットで京都の飲み屋を検索したりする。
5時半に神戸を出て
魚を田舎に迎えに行って6時半。
そこから京都まで。イベントは22時から。
あんまりゆっくりもしてられない。
夕方から順調に曇ってくるし。

目標どおり5時半で脱出して魚宅に着いたら
ちゃぁんと雨が降ってきた。
雨の中京都の町をウロウロするのも億劫で
結局地元でご飯食べてから出発。
魚は疲れてる上にお酒が入って助手席で寝てる。
私は久々のロングドライブだから
1人で快調に走る・・・と、道に何か落ちてる。
と気がついたけど既に遅い。

雨の高速で急ハンドルなんて致命的。
観念してそのまま跳ね飛ばす。
タイヤみたいなゴム系の何かだったんだけど
大きな音がして魚が目を覚ます。
しばらくゆっくり走って大丈夫そうなので
そのまま京都へ。
車を置いて恐る恐るフロントを見たら
下のスポイラーに真っ黒いゴムか油がついて
スポイラ-自体もちょっと割れてる。
ああ、またフロントバンパー・・・。
こないだの事故で治さずに正解。

会場に着いたら沢山オープン待ちで並んでる。
魚と待ってたら魚がいきなり言う。
「ナンパされたらついていくのアリな」
何からそう連想したのかは不明。ムカついたから
「わかった。そのかわり、どないかして帰りよ。」
私の車で来てるのをお忘れなく。

会場が開いてとりあえず坐れる場所を確保する。
で、調子よく飲み始める。
魚と並んで坐ってなんだかいい感じ。
音が大きいから耳元で喋れるし
私がでっかいアフロ頭に視線釘付けになってたら
「見すぎ」と頭掴んで魚のほうへ回される。
私の視線は結構追ってるらしい魚。

今回はまったり酔っ払うのがメインと思ってたけど
気分良くなってきてフロアへ。
しばらく踊って疲れてきた所で石野卓球登場。
もう、みんな疲れてるはずなのに
さらに盛り上がって行くから驚く。
音もずーっと重めの攻撃的なのばっかりで
本当に休む間がない。22時始まりのイベントで
疲れてきたのは2時半頃。
石野卓球の選曲はノンストップで煽りっぱなし。

フロアから下がって机に坐ってたら
若い男の子が1人近寄ってきて色々話す。
露骨なナンパじゃないから
どんな音聴いてるかとか普通に喋って別れる。
しばらくして魚も戻ってくる。
で、さっきの男の子もまた来る。
ドギマギしながらしばらく男の子と喋る。
どうせ魚が聞き耳立ててるから
話の隙間に寝たフリして男の子を追い払う。

満員のクラブで、みんな踊ってて熱気はすごいし
タバコの煙もすごくてしんどくなる。
魚もかなり疲れたらしく会場から出てお茶する。
で、魚が「さっきの男、ナンパ?」と聴く。
「面白いから黙って見てた」って案の定。
「ホテル行こうとか言われたか?」って
何だかおっさんにインタビューされてるみたい。

3時も過ぎて石野卓球は引っ込んでて
音のテンポも落ちてて
こっちの疲労もピークだから撤収する事にする。
いちおうWIRE行ってみたいなって言ってるんだけど
こんなんで行けるんだろうか???
とりあえずどっか泊まる所を探そうと車で走る。

が、朝の4時に何処へ行く???

2003年05月30日(金)



 フィードバックの大切さ

今日で実習1クール打ち上げ。

終わってみればあっという間の2週間で
学生に「先生、白衣着て実習してるほうが
イキイキしてるわ〜」と言われてたのも
とりあえずは一休み。
今日は総括のカンファレンス。

午前中、学生の記録を見始めて
今日は午前中だけで6人分全部コメントできた。
初日、2日目は声を掛けてきた友達に
「コメントが書かれへんねん」と
半泣きでこぼしてたけど
何とかちょっとは進歩したらしい。
毎日時間はバラバラだったけど
きちんと患者さんに挨拶もできたし。

「何か」があった時にも教員と患者、
教員と指導者の関係がきちんとできてれば
学生の傷は少なくて済むし
臨床もきちんと学生に関わってくれて
学生は伸び伸びと学べる。
そういう、調整役割を今回は頑張ろう
と思ってた1週間。

貪欲に何でも学びになるものは経験させようと
実習初日に急いで患者紹介をして同意をとり
いきなりムンテラに学生を突っ込んだりしたけど
その後の学生の学びや気持ちの変化を見ていると
とても大切な体験になってて
我ながらよく調整したと自画自賛。

学生は今回の実習、精神的な関わりは難しいとか
いまひとつ手ごたえがないとか
悶々としてたようだけど最後には「楽しかった」
と言ってくれた。それが私には何よりのご褒美。
臨床の看護師も良く関わってくださって
本当に嬉しかったとも言う。
それを何とか臨床に伝えたい。

その昔、私が臨床指導をした最初の年に
自分なりに頑張って関わったら
実習が終わってから教員が手紙を下さった。
その手紙に感激した私は
ますます学生と関わるのが好きになり
結局それを仕事に選んだ。
で、今は学生控え室でその教員と一緒にいる。

患者と看護師の相互作用があるように
学生と臨床スタッフの相互作用はある。
学生の感謝がきちんと臨床側に伝わって
それで臨床側がますます関わりを深めてくれたら
学生もますますいい学びができる。
その橋渡しをできるのは私。
教育的関わりを楽しくやれるということは
病棟のレベルアップにもつながる。
それが患者さんのケアに反映されたら
私も看護婦免許持って教員の仕事を
してる意味がちゃんとあるなぁと思う。

明日から実習は2週間インターバルで
週末は魚と石野卓球@京都メトロ。
早速ウキウキとお支度。
爪を塗って、服を出してガソリン入れて
地図買ってガイドブック出して・・・。
楽しみにしてるのに台風らしい。
私はこんなに頑張ったのに
誰かの行いが悪いらしい。
奴は今週何をやらかしたのか?

今週の私は自画自賛週間、不都合は他人のせい。

2003年05月29日(木)
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