毒茄子
レガお君



 贅沢は学費の敵

妹君の誕生日。奴はいくつになったのだ?

最近忙しいのと鬱っぽいのとで
毎日の記憶が飛んでる。
昨日の事は食事の内容も覚えてない。
多分毎日感情が動いてないと言うか
現実がイキイキしてないんだろうな。
まぁ、今の私は元気な方がおかしいんだけど。

今朝は起きたら顔がパンパンに腫れてて
見事に別人だった。電車にも乗る気がしない。
という事で今日は休肝日。
今まで1週間続けてお酒飲んだ事なんて
本当に1回もなかった。
続けて飲んだからって缶チューハイ1本。
別に身体がしんどいわけでもない。
でも、ブサイクになるなら止めておこう。

仕事は毎日やることがきちんとあって
4月のヒマヒマがウソみたい。
っていうか、時間が足らないぐらい。
まぁ、4月のメインの仕事は慣れる事で
それはそれで毎日緊張の連続で大変だった。
今は毎日他の教員と同じぐらいまで残業して
一緒に車に乗っけてもらって帰る。
車の中で色んな話をするのは
なかなか楽しいし、ためになる。
少しずつ、私もここのメンバーになりつつある。

こないだ授業料免除の申請手続きがあって
学生が何人か書類を持ってきた。
所得証明とか見てたら厳しい数字が並んでる。
うちはもともと学費が安くて確か公立高校並み
なんだけどそれすら出ない経済状態。
・・・のはずがカバンはエルメス。
タバコ吸っててタバコケースはシャネル。
で、しょっちゅう車で通学してる。
絶対間違ってる。

エルメスのカバンで学費払えるっちゅーねん。
タバコケースなんかべつにいらんし。
タバコ代すらもったいない。
車があるという事はガソリン代も保険料も
見事に付随するわけである程度の経済力は必要。
それで何で授業料が払えない?
要は払う気がないのよね。
お役所の言う「最低限度の文化的な生活」が
どんなものか教えてやろうか?

払えない学費は将来への投資と考えて
無償で教育すればそれ以上に
世の中に貢献するような人材かと言えば
遅刻常習で成績もあんまり良くない。
確かにタダの授業なんだから
聞き逃してもいうほど惜しくないよな。
学費払って、それをムダにしないためにも
せっせと勉強しろ。それが自分のためなのに。
やれやれ。

奨学金も借りることしか頭に無い学生がいる。
返済手続き用の書類を出すように言ったら
なくしたとか平気で言う。
私は卒後7年目、細々きちんと返してるぞ。
ダンナの事業がうまくいってなくて
やり繰りが大変だから奨学金がほしいとか
何言ってんだという感じなんだけど
なかなかキレイ事では行かないのも世間だし。
これがここ最近で私が覚えてる
ある意味インパクトのあった出来事。

何かギスギスしてるな。

2003年06月11日(水)



 くよくよと

肌荒れ全開。

シュー兄が06年まで契約を延ばしたらしい。
いよいよキャリアの終わりも見えてくる。
ちょいと寂しいけどしょうがない。
シュー兄が消えたら・・・
ジャックにもう一花咲かせてほしいんだけど。

精神状態はあまりよくない。
魚にマッキンの修理について報告したら
メールの返事がない。
相変わらずでもう、本当にどうしようもない。
6月入りたてだから配置換えに付随する
送別会やら何やらで忙しいんだろうけど
気分は全然落ち着かない。
ここまで辛い思いをしながら
何で魚に拘ってるのがよくわかんない。

めでたく生理もやってきて
1年ぶりのエッチで妊娠なんてしてたら
本当にシャレにならなかったんだけど
何とか無事なのと同時に
ちょっと寂しかったりもするという変な心境。
これで妊娠してたら、どうなるんだろう。

クヨクヨしてたらメールがきて
魚かなと思ったらタケだった。
「須磨駅で人身事故があったみたいやから
気をつけて帰りよ(顔文字)」はぁ?
誰かが電車に轢かれて、私が何に気をつける?
私も轢かれるかもって?
電車に乗ってる以上そんな危険は毎日同じ。
そんな揚げ足とりな事を考えながら
いちいちレスする事もなく無視。

しばらくしていさお君からメール。
「仕事お疲れさん。
土曜にレガおさんに会ってから
どんどんまた会いたくなってるねん。
週末楽しみにしてるわな!」
ここまでストレートだと悪い気はしない。
が、あまりテンション上げられても困るし
あまり誉められ慣れてないので
照れ臭くてしょうがない。

ちょっと時間おいてから
「そう言ってもらえたら嬉しいけど
あんまり楽しみにされてもその分何かで
がっかりさせそうで心配になるわ」
と覚ましておく。そしたら
「俺もがっかりさせんように気をつけるわ。
こないだ会った時、すごい面白かったし
楽しかったから心配せんでいいよ」って
フォローしようという気持ちはある人らしい。

そうそう、私は「面白い子」なのよ。
ありきたりなフォローのレスを素直に喜ぶぐらい
今まで満足の行くプラスのフィードバックは
人から貰ってなかったように思う私。
でも、また言われた「面白い子」。
魚から言われつづけてそれが取柄なのか
はたまた欠点なのかわからなくなる。

講義の準備が煮詰まってる。
言いたい事は山ほどあって
それをどう筋道立てて話すか。
ターミナルに限らず看護学校は基礎教育。
講義内容を網羅すれば完璧にケアが出来るほど
ターミナルは浅くないし
それは他の看護学も一緒。一生かけて磨くもの。

いかにターミナルに興味を持たせるか。
興味を植え付けられれば
学生は自分で選んでその道へ入って勉強する。
学生の興味の度合いが極端な印象がある。
マスコミの影響でありがちな
「ベッドサイドで美しく手を握り合う患者と看護婦」
みたいな場面に憧れている学生がいるかと思えば
「死にかけで惨めで辛いくて難しい」と
最大限に敬遠してる学生もいる。
私は何を伝えよう?

昼ご飯の冷麺が異様に酸っぱかった。

2003年06月10日(火)
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