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■ やっと言った
また1週間が終わって。
今日は昼から古巣へお出かけ。 しかも朝っぱらから大雨。 迷わずレガおでお出かけたら渋滞。 ダラダラ走って出くわしたのは 大きな深い水溜り。 突っ込んだら間違いなくハイドロ状態。 そんなものが自動車専用道路の 追い越し車線をふさいでる。 それって、欠陥やと思うけど。
あっという間に午前中は終了。 久々の白衣&ナースキャップで病棟へ。 病棟は前のクールよりはだいぶ落ち着いてるけど いい感じの患者さんがいない。 患者「選定」だから何人かの候補の中から 情報をとって文字通り選ぶわけだけど 今回は3人の学生に候補が3人。 選ぶ余地無し。
っていうか私が行ってから考え始めるなよ。 月曜からわざわざ「金曜に行きます」って ちゃんと言ってたのに。 で、婦長と指導者2人が集まって あーでもないこーでもないと相談してる間 私はぼーっと待ちぼうけ。これも仕事。
ひと仕事終わって、古巣の先輩とごはん。 臨床家の先輩は毎日の出来事を 生き生きと喋る喋る。 先輩は日々思ってる事が 一緒に働いてるスタッフに わかってもらえてる感じが薄いみたいで 実情を知ってる上に ちょっと立場の違う私に吐き出してる。
私にしたらそういう先輩の話が とても貴重な臨床の意見になる。 相変わらず、古巣のターミナルケアはいまいち。 というか、問題意識の差なんだろうけど。 私が出した「倫理」という言葉にはっとした先輩。 病棟へどんなフィードバックをする?
ずっと仕事の話をしながらご飯を食べて 途中からプライベートの話。 そこで私は初めて魚の事を話す あれから2週間、誰にも言わず ずっと黙ってて初めて。 2週間たったけど、やっぱちょっと涙が出た。 私は今、喪失後の精神状態でいえばどの段階? ショックは過ぎた。鬱に入ってるようで まだ否認の段階なのかもしれない。 自分で認めてないから あんまり人に言えないのかも。
先輩は私の話を聴いてやっぱ魚は変だと言う。 他に好きな人がいるんじゃないかという。 でも、あがく私の気持ちもわかるという。 そうやって、人の意見をきいてみて ちょっと楽になる事はある。 魚とまた距離を置いてみようという 新しい気分も出てくる。
先輩の恋愛相手の話を聴いて、 「やっぱ世の中私が思うような きちんとした人はいる。」って思った。 このまま魚にしがみついてても 本当にしょうがないとも思う。 私ひとりが空まわっててもしょうがない。
先輩と話してると本当に楽しい。 会話の引出しは本当に一杯あって 問題意識も高くて 色んな方面からモノを見て、 さらにそこから色んな事を感じたり考えてる。 まさに感性と知性の人って感じで 男女に関わらず、私が求めてるのは きっとこの種類の人なんだと思うったりもする。 魚の場合、多分決定的に感性が欠けてる。
おなかが一杯になったのでドライブがてら 西脇までホタルを見に行く。 時期も天気も見られるかは怪しかったけど ウォーカーと地図を頼りに行ってみたら、 ちゃんといた。 フワフワ光っては、すーっと飛んでいく。 今までホタルを見た記憶はあんまりない私。
帰ってきたら23時。 いさお君がメールくれてて 「遅くまでお疲れさん。気をつけて」って。 そういう普通と思われる言葉かけに 嬉しくなってしまう私もちょっとおかしい。 魚からはまず出ない言葉。 タケは言ってくれるけどタケのは違う。 何がどうって言うわけじゃないけど難しい。
こんな事真面目に考えて、平和やな。
2003年06月13日(金)
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