毒茄子
レガお君



 たまにやろう。

今日は朝からちゃんと暑い。

久々に電車で通勤。
たまには汗かいて毛穴掃除しないと。
夕方から職場の親睦会でお酒を飲むので
今日はお利口に電車通勤。

午前中は普通に働いて、午後から職場研修。
交通安全についてとか接遇とか省エネとか
色々お題はあるけど退屈。
特に交通安全の講話は退屈で
睡魔が襲ってくる。
必死で頑張ったけどダメ。
結局それで早々に寝たのは
私と教務主任の二人。
暫く寝て気分良く起きたら
他の人が寝かかったところだった。

普段の仕事の終わり際はダラダラしてるのに
アフターが宴会となるとキレのいい人たち。
17時半に終業チャイムが鳴ったら
17時45分にはもう誰もいない。
会場は某ホテルのお庭。
夕暮れ時の海がステキで、潮風も涼しい。
ロケーションは最高。

が、ウエイターの動きは悪いし
肉は言うほどよくないし
ビールはすぐにヌルくなるし
焼酎は薄々に割ってくれるし
アイスは即牛乳になる。
と言うことで総合評価は普通。

会場では阪神−中日戦をやってるんだけど
死のロードよろしく負け試合。
どうせなら裏番組のサッカーを見たい。
サッカーなんてルールもよくわかんないけど
高校教師が見てるはずとなると
それなりにネタとして押さえておきたい。

帰りの電車の中で高校教師がメールをくれる。
高原が2ゴールで嬉しいらしい。
そういえば、最初に会ったときに着てたのが
高原のユニホームだったような??
電車を降りてから家までの自転車道で
声が聴きたくなって電話する。

電話に驚いてるみたいだから
「夜道が暗くて怖いから
帰り着くまで話につきあって」って言う。
今までの男には絶対しなかった甘え方。

高校教師は今日ものんびりして
サッカーが始まるまでに
ご飯食べてお風呂入って
万全の態勢でTVを見てたらしい。

自転車で10分もかからない距離なんだけど
もっと喋っていたいから家の前を素通り。
コンビニにも行って
家の近所をグルグル回る。
バカなことしてるよなぁと思いながら
たまにはこういう可愛い事してもいいやんと
開き直ってグルグル走る。

15分以上走って、キリがないので帰宅。
「またいつでも電話しておいで」
って言ってくれたけど
たまにやるから可愛いのよね、きっと。

さじ加減は難しい。

2003年08月20日(水)



 女でいさせてくれる男

今日はちゃんと暑い。

昨日の夜、高校教師とメールしてて
仕事の後で三宮へ寄り道すると言った。
ごはんにでも誘ってくれないかなぁ
という何のひねりもない
浅い作戦だったんだけど乗ってくれた。
「三宮寄るんやったら飯でも食おか。
レガおの時間の余裕があったらやけど」
ありますとも。

という事で今日も仕事は上の空。
毎日毎日気分が乗らなくて
その日締め切りの仕事を順番に
どうにかこなしていくという
まったくの綱渡り。
気を抜くと高校教師の事を考えちゃうし。
見事に恋煩い。

家が離れてるから普通会えるのは週末だけ。
それでも盛り上がってる時期としては
会えるときは会いたい。
しかもここ2週間の夏休みのおかげで
週2で会う癖がついてるから大変。
仕事帰りのデートって素敵やん。
わざわざ神戸まで来てくれるみたいだし。

という事で、定時で脱出。
6時には着けるかなと言ったら
6時までには着いておくようにするわって
待ってくれてるのって嬉しい。
で、見つけるなり顔に嬉しさが出てしまう。

いっつもTシャツジーンズの高校教師は
仕事帰りの私に合わせてくれたのか
ちょっとオトナめの格好だった。
今日は仕事せずに
家でのんびりしてたらしい。

タワレコで買い物。
ちょうどWポイントセールとなると血が騒ぐ。
今日出る椎名林檎のDVDと
FATBOY SLIMのアルバムを買う。
そのままムラスポでボードを見て
ガリウムワックスのパンフレットもらって
新しい板を見てと高校教師を引っ張りまわす。

気が済んだので、ごはん。
ずっと和食ばかりだから今日はカフェ系。
ソファ席が空いてないから
窓に向かった椅子席で並んでごはん。
仕事の話も十分楽しい。
雰囲気のおおらかさに癒される。

軽く飲んでお店を出たらまだ20時すぎ。
「何しよ」と高校教師、
帰るつもりはないらしい。
ポーアイに行った事がないというのでご案内。
車での移動中、ちょうどBGMが
「歌うたいのバラッド」でもう、素敵。
うっとりしてたら高校教師、
「この歌、キーが高すぎて歌えん」何?
私がそのうち歌えというのを察したのか?

北公園で夜景をみて風に当たる。
ふつーにくっついて座って
他愛もないことを喋ってるんだけど
遠慮がちに肩に手を持ってくるのがかわいい。
一旦座ると長い二人は今日もお尻に根が。
近くにいた家族連れに
やたら視線をやる高校教師。
「絵に描いたような幸せ家族やな」って
興味津々。

小一時間座って撤収する。
車に戻ってちょっと休憩、
いつでもキスできるようにしてやったのに
アクションなし。もう。
車のメーターを見ると
6万キロまで残り12キロ。走るしかない。
「あと12キロ付き合ってくれる?」って
聞いたら笑ってた。

ポーアイからウイングスタジアムまで行って
神戸駅に帰る途中で見事6万キロ走破。
一緒にお祝いする。
ちょうど曲も「歩いて帰ろう」になって
高校教師は電車で帰った。

一緒にいた時間と移動時間が
あんまり変わらないかもしれないけど
ちょっとした時間があるときに
会えるのっていいなぁと思う。
別れ際、素直に「来てくれてありがと」
とかしおらしいことも言ってみたくなるし。
っていうか、そういう気分にさせる人。

圧倒的な体格の差もさることながら
いつもどっしり構えてる安心感。
私が少々背伸びしても全然意味がないくらい
色々面白いことを知ってる。
こいつに負けられないという
私の変な意地を刺激しない次元にいる人。
だから強がったり悪ぶったりしなくて
甘えるところは甘えて
自然に側にいられるのかも。
男からしてもそっちのほうが
絶対魅力的だろうし。

やっぱ、何事も相互作用ですな。


2003年08月19日(火)
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