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■ 生きていよう
明け方から豪雨で目がさめる。
まだ4時なのに雷の音が大きい。 「雷が怖い」なんて ブリブリな事は言わないけど とにかく目がさめてしまった。 外の音から察するに こないだの台風以上の雨が降ってる。
こんな日はたいてい高速で事故ってる。 明け方でも事故が大きければ 通勤時間帯までしっかり影響はする。 ということでちょっと早めに家を出たら 案の定、湊川で事故。
今日は夏休み最後のカリキュラム会議。 こないだから話の内容がわかんなくて 毎回眠気で白目むいてたのがバレてるのか 「内容がわかりにくいと辛いわね」 とドキッとするような事を言われる。
今日は早く帰って ANDREW.W.Kの新譜を買おうと思ってたら訃報。 上司に不幸があって今日がお通夜で明日が葬儀。 って、明日は実習の打ちあわせがあるから 葬儀には行けなくて、 そうなるとお通夜に行くしかないんだけど よりによって場所が淡路。
仕事を早退して着替えに帰って それから淡路へ行くことになる。 そう決まったとたんものすごい雨が降ってきて いやな予感は的中。大渋滞。 それでもめげずにタワレコでCDを買う。
とても期待してた鼻血第2弾。 期待が大きすぎたのか印象はイマイチ。 本当に、鼻血でるほど熱かったのが 鼻血も勢いも止まってしまったみたいで 聴いててライブに行きたくなるような 気持ちを煽られるような雰囲気はない。 slip knot然り、最初のインパクトが強いほど 後はなかなか難しいのかもしれない。
雨は本当にバケツ雨で雷つき。 高速道路も川みたいだし あちこち水が溜まってハンドルを取られる。 いくらスバルの4駆とはいえ ミゾの少ないタイヤでは あまり調子には乗れない。 おまけに上の教員を乗せてるし。
雨と霧で何も見えない。 水溜りに突っ込んで 「ガッ」という音が何度もする。 いきなり明かりが見えたと思ったらトラックだし トラックからの水しぶきでも目くらまし。
交通事故で亡くなった人のお通夜に行くのに 「何か、もしかしたら連れて行かれるかも」 って真面目に考えたりする。 出発前から半端じゃない雨にびびって もしかして死んじゃってもいいように 電話で高校教師の声を聞いておこうかとか 普段は考えないような事で 結構ナーバスになってた私。 でも、そんな電話したら心配するだろうなと これまた真面目なことを考えて電話はせず。
運転手がそんな事を考えてるとは露知らず となりで先輩はのんびりしてる。 いつも本四道路は空いてて広いから まったりとくつろいで走れるのに 降りるころにはカチカチに肩が凝ってた。
結局、思うように走れなかったおかげで お通夜は大遅刻。 で、帰りにはしっかり雨が上がってて 今度は本領発揮、行きに1時間半弱かかった道を 帰りは40分で走破した。 無事帰ってこれて何より。
今まで、誰かに会いたいから 生きて帰ってこようみたいな そんな気分になったことはなかった。 かつて親に「一人で山に走りになんか行って 誰かに殺されたりしたらどうするの」 って言われて「別に殺されても 埋めてくれたらそれでいい。 勝手に土に戻るから」と答えた私。
「べっつにぃ〜死ぬのはあたしの勝手なんだから 誰が泣くとか泣かないとか そんなのどっちでもいいし 誰のためにとか何のために生きてるなんて そんな動機になるものなんてないしぃ〜」 とか親にも平気で言い放つような奴だけど 今日の夕方はちょっと違った。 気をつけて大事にしようと思った。
本当はこういうのが普通の人間なのかな。
2003年08月26日(火)
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