毒茄子
レガお君



 デブ道と春雨生活

と言ったら、本当にすごいレースだった。

もう、カッコ良すぎてクラクラ。
本当は何だか嫌な予感もあって
8時前まで残業した後のお疲れモードで
レースの録画を見るかどうか
かなり迷ったけど一念発起。
スタートのジャンプアップで喜び
最初の雨で気分はどん底であったのが
まぁ最後にはあんな結末。

バリチェロとモントヤが絡んだときは
一瞬ぞっとしたけど
シュー兄の横っ腹にタイヤ跡見つけて
ハラハラしたけど
ストレートで追い越した時の黄旗も
ドキドキしたけど
やっぱ勝負強いというか
何もかも味方につけたかのような爆走。

このシーズン、何だかもうひとつ
精彩を欠いてる気がしてたけど
このレースでチャラ。
やっぱり兄は兄と惚れ直したレース。
って、モントヤの不運な事。
文字通り「踏んだり蹴ったり」で
「流れ」ってあるんだなぁと実感。

昨日先輩に「髪切ったからかな?
ふっくらして見えるね」と言われて
何気に体重計に乗ったのが事の始まり。
体重自体は記録更新はしておらず。
が、体脂肪率を出してみて目を疑う。
28%って何??

知らない間に立派な小デブになっていた。
正直に言ったら知らない間にというのはウソで
先週はポテチ2袋は食べたし
寝る前のアルコールも欠かさなかった。
やっぱり人間、理由ナシには太らない。
と言うことで元・大デブの高校教師に報告。
「乗られるほうの身にもなるように」
とずいぶんなお言葉を頂く。
ふん、レガおは文句言わないぞ。

高校教師とダイエットの話しになって
何でも奴は徒歩通勤一ヶ月で
体脂肪率4%削減に成功したらしい。
香取慎吾のダイエット本を買おうとか
やっぱり運動やでとか
まことしやかなアドバイスをくれる。

ちょっと真面目に考えなきゃという事で
本日のランチは春雨スープにしてみる。
食べてるときはそれなりに
食べでがあってまずまずの印象だったのに
夕方にはあっという間におなかが空いて
この腹持ちの悪さでは先が思いやられる。
続けられるかはかなり怪しいけど
続けたらカロリーも食費もかなりOFF。

ただカロリーだけを減らしても
貧弱なお胸がさらに貧相になると困るので
腹筋もプラスする。30回×3セット。
腹筋だけやって腰を傷めるのもいやだから
背筋も30回×3セット。
さて、いつまで続けられるか。
ボードに向けてもどっちみち必要な運動。
あとはお菓子をやめて、アルコールも我慢。

さて、私はどこでストレスを発散しよう?

2003年09月29日(月)



 垣間見よう

今日は職場の行事で出勤。

朝からきちっとスーツを着たらまだ暑い。
でも、ジャケットを脱いで
半そでニットだとちょっと寒い。
見事な季節の変わり目で困る。
と言う事で三宮まで。

今日は落語家が来るイベントがあって
私はその案内係をおおせつかる。
まずは13時にマネージャーさんが来て
楽屋とかの段取りをしてから
噺家さん御一向到着と言う流れで予定を聞く。
で、定刻ちょっと前に車が一台到着。

中から同年代のにいちゃんと
30歳は過ぎてる人が出てきて荷物を降ろし始める。
手伝いながら多分この人たちが
マネージャーさんと付き人かなと勝手に思い込む。
で、そうやってると駅のほうから茶髪の兄ちゃん。
「あの〜本日お世話になります
○○芸能のものですが・・・」

どうやらこっちがマネージャーさんで
目の前でせっせと働いてる人たちは
実は本日出演予定の若手の噺家だった。
芸人オーラまるでナシ。
Tシャツにジーンズ、背中にはリュック。
マネージャーさんは先に着くはずが遅刻で
恐縮しては噺家に謝る。
一番若手にも「さん」づけで。

で、もうすぐ師匠の車が着くから
待っててと言われて車種を聞いたらサーフ。
噺家がサーフ?と思ってたら
さらに不思議な事に師匠の運転で現れる。
師匠、7:3分けにアロハシャツですぐわかる。
同い年ぐらいの噺家さんは
駐車場まで案内する途中の雑談も
「みなさん神戸のかたでっか?」と
もうすっかり噺家語彙が染み付いてるみたい。

お世話係って何をするんだかと不安に思ってたら
若手の噺家が全部自分たちでやる。
弁当を出したら自分たちで
お茶やおしぼりを並べて
師匠に水を汲んだと思ったら
食後の薬を飲むための水だった。
さすが弟子、やる事が細かい。

何だか芸人の世界を垣間見るのは新鮮。
TVどおりに「師匠」「兄さん」って読んでて
皆自分も相手も芸名で呼んで
そのしっかりした序列とか
マネージャーとかとの力関係と、
師匠クラスの人たちでも色んなランクがある。

その人たちが自分たちで車を運転して
会場を渡り歩くんだと思ったら
全国で名が通ってる人たちって
どんなにすごいのかと思う。
きっとあの一行のサーフと事故をしたとして
「わてら噺家ですねん」って言われても
にわかには信じられないと思う。
なかなか貴重な経験。

夕方ネットで遊んでたら
アメリカGPの予選結果が出てた。
PPがライコネンなのはまぁしょうがないとして
シュー兄の順位を探したら8位って。
モントヤに前へ出られるなんてもう最悪。
トラブル続きなのはわかるけど
本当にやる気あるのか?
シュー兄もフェラーリも本当にやる気があったら
こんな事にはならないように思う。

さて、どうするか。
これまでものすごい逆境も
自分の気合と力で跳ね返してきた。
そういう実績が有る人だからこそ
そういうところに惚れたからこそ
ブツブツ言いながらも見捨てずについていく。

鳥肌たつような、ものすごい事やってくれい。

2003年09月28日(日)
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