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■ 専門職って?
午前中は会議で学校へ。
夏から凍結してたカリキュラム検討会議。 ここに来てまた動き出した。 相変わらず内容はチンプンカンプンで 眠くて眠くてしょうがない。 今日の私の席は教務主任のお向かいで 何度か船漕いでたのはおそらくバレてる。
午後からの実習に向かう車の中で 同乗の先輩教員に昨日あったことや これまでのこと、全部ひっくるめて 実習病棟への不満をぶちまける。 先輩の話によると看護のレベルがまずいのは 何も私が入ってる病棟だけではなく 病院レベルでイマイチらしい。
私の古巣病院は実習病院と経営系列は一緒で 先輩の古巣病院もそれは一緒。 と言う事でその3つの病院の看護師は同じ給料。 で、仕事の内容がここまで違うのっておかしい。 惚れ惚れするほどよく考え、よく動く私の後輩と 詰所でずっと座ってる50代の看護師では ボーナスが倍ほど違うのも全然納得いかない。
今日も詰所の隅っこで ベテランナースと婦長が話してる。 どうやら研修に出たスタッフが出した 出張報告書について。 「研修内容はきちんと書けてるけど 研修に行って学んだ事や 今後の課題も報告書に入れるように」と 婦長が言ったらそのスタッフの返事。
「今後の課題ってそんなん書いたら またそれについて色々と しないといけなくなるでしょ そういうのって時間外が多いし」って。
看護は専門職だと頑張ってアピールしてる 看護協会の頑張りを見事に覆すお言葉。 継続学習がイヤなんだったら 看護師なんて辞めたらいい。 「看護師であるまえに団体に勤める 一職員であるから時間外業務は減らしたいし 自己研鑽の名のもとに職員に競争や負担を 上のものは強いてはいけない」っていうらしい。
看護師免許を持ってるから その団体の職員になれたんじゃないの? 何の資格も無ければよっぽどいい大学を出ないと その団体の正規職員にはなれないと思う。 それは私も同じ事で 看護師としての仕事ができなければ この団体に役立つ事はないわけで 免許失ったらクビだわね。 そういう状況では団体職員である前に 看護師なんだから専門職である看護師らしく 日々勉強をして後輩の育成もきちんとやらなきゃ。
って横から割って入るわけにもいかず イライラと話を聴きながら 「婦長頑張れビーム」を発するのみ。 婦長は婦長で立場は難しい。 私が上に書いたようなことを実際に口走ると 今度は労働者に対する脅迫だとか言って 労働組合が噛みついてくるのは目に見えてる。
組合は必要かもしれないけど よりよい医療のための努力を排除するのはおかしい。 病院は職員のためにあるのか 利用する患者のためにあるのか 設置主体が儲けるためにあるのか。 競争も何も無ければ職員は楽だけど 患者にしたら医療の質が上がらないのは不利益。
職員が働きやすい職場と 患者が頼りにできる病院って 一致しないわけはないと思うんだけど? だいたい、働きやすいというのは 看護師としての努力がしやすいという意味で 仕事が少なくて楽だというサボリ寄りに 意味を履き違えてるようにも思う。 楽がしたいならもともと看護師なんて無理。 毎日スッキリしないけど 看護管理って面白そうだなぁと思う今日この頃。
好き放題言っている。
2003年10月29日(水)
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