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■ D Q N
大変な日になるとも知らずに出勤。
朝から大事件でバタバタ。 要は男子学生が自殺をほのめかす内容の メールを残していなくなったんだけど その発端は恋人との別れ話のこじれで またの名を痴話喧嘩。 何でそれに学校の教員が 巻き込まれないといけないのか。
色々疑問はあるものの 学生がいなくなったと 彼女が学校に相談が来た以上は放置もできず。 こんなの大学だったら取り合わないし 相談できるシステムにもなってないよなと。 乗りかかった船というか 乗せられてしまった船というか どうしようもなくって上層部へ報告。
校長、無言。副校長、カンカン。 色々相談した挙句、彼女に 良く行きそうな場所の心当たりを聞いて そこへ私と上司が車で探しに行く。 で、車の中にいる学生を発見。 脈はしっかりしてるけど意識ナシ。 救急車要請で近くの病院へ。
もう、本当に死ぬ気なら 見つかりそうな場所にはいないし 車のドアロックも開いてないだろう。 見つけてほしかったんだというのは 良くわかるけど それが30歳過ぎた大人の男のすることか?
命に別状はないものの、この先どうするか。 副校長は退学だと言ってるし 今の精神状態は「勉学に励む」状況じゃない。 色んないきさつがあって今日に至ったんだけど 学生をそこまで追い込んだ彼女も 彼女にそこまで追い込まれてしまった学生も この先何もなかったように過ごせるわけもなく。
元々は不幸な生い立ちの 精神的に不安定な彼女の世話を焼いてた学生。 私たちは彼女を十分気をつけて見てた。 で、それに巻き込まれた男子学生の方が 先に破綻してしまったらしい。 しかも、いつか男子学生が彼女から離れたら 彼女はどうなるんだろうと心配してたのに 現実は彼女から男子学生に別れを切り出して 男子学生がそれを受け入れられなくて 今回の事件って、形勢逆転してるやん。
ある日の喧嘩が発端でとった今日の行動が原因で 仮に退学になれば彼らの人生は大きく変わる。 本人たちはこんなに大事になるとは 思ってなかったかもしれないけど 本当にドラマを見てるような状況で こちらもイマイチついていけない。
二人が出会って付き合い始めて・・・ という去年からの経緯は聞いてるけど 最初は二人とも自分たちが こんな事になるなんて思うはずもなく 不幸が不幸を呼んでる気もして 人生ってこうやって狂っていくんだなぁと ぼーっと考えた。 いなくなった学生を探して街中を彷徨うなんて ドラマの中の事だと思ってたのに。
まさに怒涛の一日で、グッタリ。 本当なら仕事を早めに切り上げて 三宮でお買い物と言う計画だったのに そんなのは木っ端微塵。 あまりにもクサクサした気分だったので ダイエット禁制品のポテチと 缶チューハイを買って帰って眠前完食。
あー、もう。
2003年11月20日(木)
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