 |
 |
■■■
■■
■ ガリガリ君
曲がりなりにも雪景色のイブ。
TUBEが正月に 韓国ライブをやるらしい。 何でわざわざ韓国なのかと思ったけど そうか、日本では終わってるからか。
予想通り夜に雪は降らずで 外はいい天気。 ご丁寧に羊蹄山からの日の出も見て それはそれでとてもキレイなんだけど ものには優先順位があるのだ。 吹雪けー、ガッツリと。
ホテルのスキーロッカーは 掲示板にゲレンデコンディションが 毎朝更新で出てるんだけど 「雪質:ガリガリ君」 「岩や木が出ている所があります」 って書いてあるところに誰かが 「っつーか、ありすぎだよ!」 って突っ込んでるんだけど よく考えたら関西弁の人には 何故だかあまり出会わない。
外国人は多い。 それも白人から黒人、アジアの人まで。 何気にホテルの人もきちんと 英語で応対してるからすごい。 韓国だか台湾だか中国だか 若いカップルも結構いるんだけど 喋ってるのを聞いても 私には何語なのか不明。
ガリガリ君にめげずに支度して出かける。 下の方はひどいことになってるので 今日は花園へ行ってみる。 が、結局どこも一緒でガリガリか ボコボコかボウボウで 北海道まで来た意味はない。 むなしく青空バックに羊蹄山。
昼ごろには気温がプラスに転じたのか 屋根からツララが下がって しかもそれが溶けて水がダラダラ流れる。 もう、ここは3月のハチか? どこ行ってもコンディションが悪いので 順調にやる気をなくして はやめに撤収してゆっくりお風呂。
ホテルのお風呂は露天があって とてもいい感じなんだけど なぜか洗い場は3つしかないのだ。 お風呂は時間差に限る。 お風呂あがりはビールでしょ。 夕方の日も暮れないうちから エビスでハーフ&ハーフを楽しむ。
ホテルで夕食を頼んでいないので 外へ食べに出る。 気温が高くて天気がいいおかげで ペンション街をうろついても寒くない。 ほろ酔いだと涼しくていい感じ。 という事でちょっと離れた 玄天カフェまでテクテク歩いていく。
北海道で彼氏とクリスマスイブなんて ここだけ聞いたらものすごく優雅だけど 昼間は土や岩や木ををよけながら 神経使いつつガリガリの斜面と闘って 膝はガクガク、板はボロボロ。
せめて夜はゆっくりと。 お店はモンゴルのパオを使った建物で 床にじゅうたんで床暖房。 平日だからかお客ゼロの貸切。 一瞬はずれの店かと思ったけど 店の雰囲気も料理も美味しくて なかなかいい感じ。 ゲレンデには恵まれないけど 食生活はなかなか当たりが多くて さすが北海道。
今夜も雪は降りそうにない。 今日よりさらにひどい状態で 無理やり滑るのもブルーすぎるので 明日は一日小樽にでも行ってみないかと 高校教師に提案する。
せっかく北海道まで来たんだから 遊べるネタがあれば徹底的に遊ぶ。 小樽までの距離とかは 全然わかんないけど資金はあるし 札幌ステイでルスツや キロロに行く人もいるんだから 電車であっさり行けるはず。
楽しむぶんには貪欲に。
2003年12月24日(水)
|
|
 |