毒茄子
レガお君

■■■
■■
■ それでも山頂不可

起きたらしっかり雪が積もってる。

羊蹄山は全然見えないけど
この際雪があれば景色なんていいのよ。
今朝は最終日なので
滑りに行く前に荷造りして
チェックアウトをしなくちゃいけない。
朝6時には起きて荷物をまとめて
7時ジャストにご飯食べにいって
8時過ぎにチェックアウトして
8時20分にはリフト到着。
我ながら素晴らしい時間繰り。

朝一番のフカフカがお目当てで
リフトにはすでに長蛇の列。
昨夜の降雪でとりあえずは
プラス30�僂�確保できたらしい。
が、雪は重めという微妙な感じ。
この際、滑れたら何でもいいのよ。

センターフォーで上がっていると
先頭部隊が降りてきた。
膝ぐらいまでの深さはあって
見てるだけでも気持ちよさそう。
ただ、雪煙の上がり方を見てると
さらさらのパウダーではなさそう。

私たちも本日一本目。
やっぱり新雪を踏むのは気持ちいい。
高校教師にしたら初めての経験らしく
かなり感動して満足らしい。
ヤツが満足したなら私も満足。

しばらくアルペンの上で遊んでたら
こともあろうにリフトが不調で
整備のために止まってしまった。
しょうがないから
センターフォーを使って遊ぼうと
下まで降りたら大変。

昨夜積もった雪は10時にはかなり重く
人数も増えたので雪面はボコボコ。
で、その間にまたもや
石やブッシュ出まくりという状態。
これ以上状態がよくなるわけもなく
高校教師も新雪滑走は
最初の2〜3本で満足だというので
これにて撤収という事にする。

11時代はお風呂がほぼ貸切。
露天風呂にもかなり雪が積もってて
私はお風呂に雪の塊を浮かべたり
雪が積もってるところに
お湯を盛大にまいたりと一人で暴れる。
しまいめには男湯と女湯を隔ててる
木の仕切りに雪をぼんぼん投げつける。
粉雪は板に投げるとへばりつくのよね。

男湯で高校教師が驚いてるのがわかる。
お風呂から上がって高校教師が
「泳いでる人おらんかった?」
って言うから
「いや、誰も泳いでない。私が暴れただけ。」
と本当の事をお返事する。

高校教師は「もしかしたらと思ったけど
他の誰かかなとも思った」って言うけど
きっとそれは「思った」んじゃなくて
「思いたかった」んだと思う。
そりゃあ、風呂で自分の彼女が
裸で暴れてるとは即答したくないよな。

ゆっくりお風呂で遊んで荷物も送って
お昼を食べて、いよいよひらふを出発。
来年以降の事を考えたら
私が12月に北海道に来れるなんて
もうないかもしれない。
人生最後の初すべりツアーだったかも。

帰りに空港でお買いもの。
今年も友達の店に男山の純米大吟醸。
が、酒屋にいるセールスのおやじが曲者。
国士無双の生酒か何かをやたら薦める。
蔵元の売店でしか手に入らないお酒で
完全非加熱だからクール宅急便で
空港まで運んで売ってるとか。

しかも1本飲み終えたら
もう1本欲しくなるから2本買ったほうが
ストレスが少ないとか好きな事をいう。
またそれを後から来た客にも
まったく同じ事を言ってる。

私が男山をくれと言ったら
男山は箱代もリボン代も高いから
こちらにしたらと言って出してきたのが
これまた国士無双の純米吟醸。
「安けりゃいいってもんじゃないんです」
って言ってみてもしつこい。

てめー、酒屋からいくらか貰ってんのか?
あまりにムカついたから
「客が欲しいものを売らないで
どうするんですか?」と言ってやる。
高校教師とオヤジ、ビビる。

ボードだけで言うと不完全燃焼だけど
今回もネタは盛りだくさんで
災い転じて小樽にも行けたし
なかなか充実の旅行だった。
自分で企画・手続き・引率(?)
をした旅行も初めてで楽しかった。

辻褄は合ったのよ。
いちおう新雪は踏んでホテルも良くて
食事もおいしくて景色もよくて
おまけの小樽も楽しかった。

高校教師も3泊4日という旅行は初めて。
彼女との旅行も初めてで
何とボーナスで遊びに行くのも
初めてだったらしい。
本当に地味な人だったのね。
初めてづくしの旅行はなかなかネタ沢山。

まぁ、思い出は多いほどいいのよ。



2003年12月26日(金)

■■■
■■
■ 小樽へ遠足

結局雪は増えず。

午後からは降るらしいけど
だからって今日中に状態が
劇的に変わるわけもないので
電車で出かけて小樽観光。
ホテルのフロントで
時刻表をもらって計画を練って
タクシーも呼んでもらう。

タクシーの運転手は
小太りの小さなおじさんで
ホテルのエントランスを出て
ガリガリの氷の上に降りた途端
見事にツルリ。
転ぶまいとして慌ててる姿が
見事なまでにペンギンで笑う。

最寄の駅である倶知安から小樽まで
特急に乗って1時間ちょい。
遠足にはちょうどいい距離。
時刻表は田舎にありがちな
1時間に1本以下という
シブシブな内容だけどまぁいいか。

そして北海道は駅のホームに
普通に自動車が上がってる。
カローラに、サーフにインプレッサ。
駅員がガレージ代わりにしてるのか?

特急は3両でもガラガラ。
特急料金は1000円プラスだけど
たった1000円で椅子がフカフカで
各席にディスプレイもついてる。
で、そこで電車の前のカメラからの
走行映像が見られる。電車でゴー。

窓から見る景色もやっぱり雪不足。
山肌が黒々してたり
下草がボウボウに覗いてたり。
この電車で札幌からスキーに来る人も
いるみたいだけど、この景色を見て
さて、何を思うか。

高校教師は修学旅行の引率で
小樽に来たことがあるらしく
あちこち案内してくれる。
ゲレンデに十分な雪はなくても
小樽の街中には
雪景色に見える程度の雪はあって
何とも素敵な感じ。

有名な運河沿いを歩いて
港の方へ行ってみて
止せばいいのに
しょうもない事を思い出す。
「美空ひばりの歌にある
港町13番町って、小樽?」

この歌は椎名林檎がカバーした歌で
小樽には港町という地名がある。
本当に13番町があるならば
林檎ファンとしては行っておかねば。
という事で探してみるんだけど
歩けど歩けど見つからない。
2番町からかなり歩いて7番町を見つけ
その倍の距離を歩くんだと思ったら
さすがに嫌になって13番町探しは終了。

そのまま古い町並へ入って
ガラス工芸とかお土産を見て回る。
キレイなガラスが入った
ピアスとネックレスをお揃いで購入。
さらに美味しいお菓子の試食に励む。

あちこちで毛ガニや大きな新巻がいて
北海道気分を満喫。
うろうろしてると雪がちらついて
これまた情緒満点、小樽行きは成功。

昼はお寿司を食べる。
昼間っから小樽ビールで
とても貴重だという、シメてない
美味しい鯖の刺身も初挑戦。
おなかも舌もご満悦なのに
お値段もリーズナブルで最高。
帰りに日銀の博物館にも行ってみる。
石造りの建物でなかなか素敵。

約半日だけど小樽観光のメインは制覇。
滑って食べて飲んで観光して
なんだかんだ言いながら
結構盛りだくさんで贅沢に遊んでる。
帰りは面白いから在来線に乗ってみる。
特急と違って地元の人たちの足だから
生活臭があって面白い。

大人は車内を走ってる子に
普通に相手になったりお菓子をあげて
その子の親も普通に
お菓子のお礼を言って
さらにお返しのおやつが出たりする。

都会の子供は電車の中なんて走れないし
走ったところで叱られるか
迷惑そうに無視されるぐらいで
知らない人からおやつを貰うなんて
結構不気味な感じで信じられない。
古き良き時代の雰囲気。

天気予報どおりに夕方から雨。
倶知安に帰り着くころには
かなりのみぞれになってて
これなら山は雪が期待できる。
ほんの10分ぐらいで道が白くなってて
これぞ北海道の本領発揮。
倶知安からナイト号でひらふへ帰るのに
どんどん雪が深くなっていく。

顔がにやける。
明日は最終日だから滑れるのは午前中。
これだけ降ればとりあえず朝一番には
フカフカの雪に出会えるはず。
気温が上がったとしても
午前中は何とかなるはず。

高校教師に北海道の素晴らしさを
延々説いてた私にしたら明日の朝の雪で
何としても本州との違いは
実感して帰ってもらいたい。
という事で連日の飲んだくれ生活が
今夜はさっさと寝て
明日はリフトのオープン待ちだ。

頭の中はすでにフカフカ。

2003年12月25日(木)
≪ ≫ 初日 最新 目次 MAIL


My追加