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■ 学生の国語力
今日は一日呆けよう。
お互いの親にご挨拶という 大仕事が済んでグッタリ。 昼まで昏々と眠って起きて食べて また寝て起きて食べて・・・。 まるでダメ人間。
本当は両家顔合わせの場所を探したり 仕事もそれなりにあったりで やることはあるんだけど 今日はもう何もしない。 パジャマのままお菓子食べながら 髪の毛ダラー鼻毛びよーん。意味不明。
入試も佳境で毎日面白い。 一番楽しいのが国語の珍解答。 漢字の読み方もさることながら 慣用句の問題が面白すぎ。
問い:括弧に身体の一部を表す漢字を入れ 下にある意味の慣用句を完成させよ。 「( )が利く 観察力がすぐれている」 果たしてここに何が入るか? 正答は「目」なんだけど ここに「気」を入れた奴がいる。
確かに気は利いて欲しい。 が、意味を表す文章を全く読んでなくて 結局は気が利いてない。 しかも「身体の一部」って書いてあるのに。 ・・・そうか、気は身体の一部だ。 看護で大切な全人的視点に立つと 気と身体は切り離して考えてはいけない。 もしかしてこれは時代の先取りをした 観点に立っての解答か? なんて感動するわけもなく。
さらに面白いのは 「( )を焼く 取り扱いに困る」 でみんな好き放題書いてる。 正解は「手」だけど腕とか尻とか 思うままにそこらじゅう焼いてて ああ、これじゃヤケドだらけやん。 気持ちはわからんでもないけど これまた意味をよく読めよ。
圧巻は「餅」。 確かに下手に餅を焼くと 取り扱いに困ることは多々ある。 正解の「手」より「餅」の方が 漢字も難しい。 が、面白いと言われて解答用紙を見たら ひらがなで「もち」。 だから身体の一部の「漢字」だってば。
高校出てこの国語力。 よく新聞で学力低下の話が出てるけど いまひとつピンとこなかった。 でも、テストの採点してると それを実感する。 こういう子たちがカルテ書くのよね。 最悪それが法廷に出たりもするのよね。 嗚呼。
やはり実習記録の誤字脱字は きびしく取り締まろうと 決意を新たにしたのであった。 っていうか、この状態で 患者さんと話が通じるのだろうか? 慣用句がわからないという事は ことわざも故事成語もかなり怪しい。
小学校で英語教える前にやる事があるぞ。
2004年01月25日(日)
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