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■ 開幕
節分過ぎたとたんに激寒で。
高校教師の友達が 私込みでボードに誘ってくれたらしい。 が、この週末は顔合わせの場所決めと ブライダルフェアがあって忙しい。 本当の本当は二人でゆっくりしたい。 お互い入試で先週はバタバタした上に 先週末は会ってないから 水入らず希望。 さらに入試後の実習で体力にも不安が。
しかーし 高校教師は今シーズンもう一回ぐらいは 滑りに行きたいと言ってたし 久しぶりに会う大学の友達だし という事で断りにくい。どうしたものか? 高校教師だけ行かれるのもヤだし。 という事で相談。 結局高校教師も余り乗り気でないらしい。 という事であっさりお誘いは辞退。
1年生の基礎実習が始まって 環境が変わった私はちょっとハイ。 最初の実習だから学生は緊張しまくりで こちらも彼らの実力がわかんない分 とても緊張するのは一緒。
私のグループにひとり過緊張の子がいる。 学内の実技テストでも緊張の余り 制限時間より先に彼女がキレて 血圧測定の途中で固まるような子。 その光景を目の当たりにしてた私は 「この子と一緒に実習ってどうしよう」 と不安に思ってた。 という事で私はその子をマーク。
「先生、患者さんの不安って どうやって聞くんですか」 「何も話してくれなかったらどうしよう」 とかいうありがちな不安を抱えてる彼女を 冗談で笑わせたり肩を揉んだり あの手この手を繰り出してみる。
彼女なりにベッドサイドへ足を運んで 気さくな患者さんにも助けられ 夕方、彼女と振り返りをしてたら 患者の感情に焦点を当てて オウム返し的な会話をするという 会話の技術が少し試せたらしい。
「先生、傾聴ってただじっと 聞くだけじゃないんですね」 という彼女に私も喜ぶ。 やっぱり、実習ってステキ。 こういう風に悩みながら試行錯誤して 日々の進歩が見える。
彼女は彼女で自分なりの 手ごたえはあったみたいで喜んでる。 「初日終わってみてどう? やっていけそう?」 って聞いたらはにかみながら頷いて 「ハイ」って言ってくれて 初日はそれが何よりの成果。
私もこの実習を有意義に 乗り切れそうな気がする。 彼女たちは准看時代の実習が 過酷だったらしくそれを引きずってる。 准看時代の昔話を聞いて 楽しそうに話す子はあまり見ない。
カルテを見るのに座ってはいけないとか わけのわからないお約束を気にしながら 毎日詰所で看護師の顔色を伺って 身体的ケアに明け暮れ 多忙な教員はほとんど回ってこない。
だからこそこの最初の実習で 「やっぱり看護って面白い」って 思ってもらいたいのが一番。 実習での到達目標もあるけど 「これからも頑張ろう」って 思ってもらえるのが一番だと思う。
私も初心に帰って頑張ろう。
2004年02月04日(水)
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