毒茄子
レガお君



 予期面倒

ご実家訪問が終わったら次の用事。

本日は某ホテルのブライダルフェアへ。
本当は午前中に出かけるはずが
寒くて布団から出られずに
あっという間にお昼で見事に出遅れる。
まぁ、今日は模擬挙式もないから
時間の縛りは少ないといえば少ない。

午後のブライダルフェアは
結構な人数のお客がいて
相談会のテーブルは満席。
パッと見ただけでも
私たちよりも年上が多くて
やはり皆さん晩婚傾向?

ホテルの係の人は
みなさんご丁寧な接客。
ランチ後のお茶まで頂いて恐縮。
色々アンケートに答えて
チャペルを見せてもらって
見積りやその他諸々の説明を
個別のテーブルでしてもらう。

2人並んで座ってもやはり係の人は
女性に向かって喋りがちで
高校教師は横でひたすら聞いてる。
何事も最初が肝心で
私が最初に何もかもやりすぎると
恐らく奴は後々何もしそうにない。
という事で折々で奴の顔を振り返り
お伺いを立てるような雰囲気を心がける。

色んなプランがあるんだけど
驚いたのは仏滅割引50万円。
ユキチが50人いたら
衣装が丸ごとタダも同然という事で
見逃せませんな。
見積書をしげしげと眺めては
内容の細かさに驚く。

何をとってもお金がついて回って
係の人もふつーに
あっけらかんとお金の話をする。
案外相手の夢を煽るのかと思えば
ドライにお金の話をするので
こちらも現実的な話をしやすい。

本日は初ブライダルフェアなので
ここが最初のハードル。
あとの式場はここを物差しに見るんだけど
果たして明確な違いがあるのかどうか。
高校教師はいつもどおりの
2日目ヒゲにジーンズで
お世辞にもおキレイには見えず。
何とかせねば。

式場を見に行くとアンケートで
名前を書かされるんだけど
いちいち名前の欄に
「ご新郎」「ご新婦」って書いてある。
エンゲージを買ったときにも
顧客名簿で二人の名前を書いたけど
何やら照れくさい。
こういう経験をすると
「ああ、結婚するんだな」と思う。

見積書の複雑さは言うまでもなく
招待客の人数を決めるのに
職場のどの範囲まで声をかけるかとか
親戚との付き合い、
日取りや場所の相談など
考えることはとても多い。
さらにそこに両方の親の思惑も入るし。

テーブルクロスひとつとっても
色や配置をどうするかとか
いちいち相談して決める事が多そうで
本当にキチンと相手との
コミュニケーションが取れないと難しい。

これまで「結婚して一人前」
という考え方にはちょっと抵抗があった。
でも、お互いの希望や親の意見を
調整しながら数百人のユキチを動かして
一連のイベントをやり遂げるのって
ものすごい労力で
ここで成長することも多いんだと思う。

別に結婚していなくても
ステキな人は沢山いるけれど
これをやりきった人っていうのは
やっぱりそれだけの事はあるんじゃないかと
ちょっと考え直してる今日この頃。

何でもやってみなくちゃ。

2004年02月08日(日)



 実家デビュー

本日は高校教師の実家へ。

いちど顔合わせは済んでるから
緊張はマシと言えばマシなんだけど
大仕事なのには変わりなし。
夕食をご馳走になる予定で
ドライブがてら出かけるのも
早く着きすぎてもお手伝いやら
話題やらが大変。遅いのは論外だし。

奴からの写メールで部分を見てた家は
古い日本家屋で平屋建てという
なかなか私が好きな感じ。
居間に通されて高校教師と並んで座る。
で、母上が座って話し出したと思ったら
いきなり結納の話。

一旦は「二人の好きなように」という事で
超・略式の顔合わせ食事会で
婚約の式は終了の予定だった。
が、本音はそうは行かないらしく
今回改めてのお話。

何でも秋に高校教師のお姉さんが嫁いで
その時に結納はナシで式も略式。
新居は一戸建てを新築したんだけど
今度はクローゼットもたっぷりあるので
「たんすのひとつも買わせてくれなかった」
というのが母上の心残りらしい。

さらに、「やっぱり娘が嫁ぐというのは
本当に寂しいもので、
レガおさんのお母さんの心中を思えば
やはり出来るだけの事はさせて頂きたい」
ともおっしゃる。

まいったなー。うちはマジでドライな親子。
嫁に行って清々するぐらいなのに。
高校教師の父上も同じような事を言って
以前は「好きなように」って言ってたのに
「結納はさせて頂きたい」って
はっきり希望を述べられる。

高校教師の両親にしたら
うちの両親が私を嫁にやるのを
寂しがると思い込んでるし
うちが本当はちゃんと結納をしたいのに
遠慮して言い出せないんじゃないかという
心配もしてくれてるみたい。
逆に「結納ぐらいきちんとやれるぞ」という
面子も絡んでるみたいだから話がややこしい。
うちは本当にドライなんだってば。

話が堂々巡るので一旦は
「家へ帰って相談させて頂きます」と
お返事してその場を収める。
曲がりなりにも話題には困らず
お夕食の時間となる。

メニューは牡蠣ごはん。
鍋とかかなと思いきやお味噌汁に
お造りに焼き物と
見事に献立を組んで下さってた。
お味噌汁のダシの話になって
母上は30年以上、味噌汁のダシは
きちんと煮干でとってるとの事。
うちの味噌汁は1週間に1〜2日で
もちろんダシ入り味噌。
我が母上は仕事命。

秋に煮干4キロ1年分を買って
それで一家の料理をする。
煮干でとったダシはカルシウム満点で
みんなデカいのはそのせいか?
「おいしいものは
外で食べて来たらいいから
家では身体にいい物を食べて欲しいの」
という母上はずっと専業主婦だけど
そうやって地道に家族の健康を
自分の手で作っていくなんて
奥が深くてステキな事だと思った。

おなかが一杯になって撤収。
で、高校教師宅に帰ってすぐ
うちの親に電話で相談。
「○○家としてはきちんと
結納をしたいって言われてんけど」
「えー!」隣の高校教師に丸聞こえ。
が、そのおかげで本当にうちが
略式で良いと思ってることが
十分に伝わった模様。

私も含めてうちの家は
建前の裏を読むのが苦手。
「本当は色々思ってるのに黙ってて
それを察して欲しそうな人」は
ややこしいので知らん振りしたい。
が、高校教師宅はそうではないみたいで
この先も複雑なやり取りがありそう。

ただ、高校教師も建前が苦手で
「言いたいことがあるならハッキリ言え」
という考え方。
だから今日でも父上が「結納をしたい」
ってはっきり言わなかったら
そのまま知らん振りしてやろうと
内心で思ってたらしい。
とりあえずこちら二人のタイプが一緒なら
まだ話はシンプル。

先は長い。


2004年02月07日(土)
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