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■ 平穏と退屈
大雨だ。
親は旅行に行って不在。 植木の水遣りを仰せつかってたけど 雨が降るなら放置しててよいかな。 という事で一人でいてもしょうがないから 高校教師宅でお泊り。
道はどこも混雑で 渋滞情報見たら道は真っ赤。 普段は使わない湾岸線は 夜景がきれいでなかなかステキ。 2時間弱のドライブも ちょうどいい距離かな。 という事で昨夜は思いつきで出かけた。
今日は朝からダラダラして 例によって10時には空腹MAXの高校教師。 所持金が9千円という微妙な状態で 回転寿司を食べに行く。 大雨の中歩くこと20分。 早めの時間なのでお店はガラガラ。
臨床を離れて行列に慣れた。 世間と同じ休みだと 電車は混みこみ、ランチで行列 お茶も行列、店も混雑、帰りも混雑で 何事も思うようなペースで進まない。 だから今日のお寿司は空いてて嬉しい。
が、お客が少ない回転すし屋は 大したネタが回ってない。 だから自分でメニューを見ては あれこれ注文しなくちゃいけないので 結構面倒臭い。 ああ、どう転んでも不便だわ。
お腹が一杯になったら また歩いて帰って眠くなって ウトウトしながらDVDを見て 見事なまでのインドア生活。 高校教師は本を読みながら TVをチラッと見てたりして 私はその辺に転がってる雑誌を パラパラめくってという 好き勝手なすごし方。
そんなこんなで夕方になって おもむろに高校教師がお米を洗い出す。 私が家から少しだけ食料を持ってきてて それでおかずを作ろうと思うんだけど こちらのレパートリー以上に 調理器具が貧相。
たった一つの鍋にはすでにカレー。 これは奴の明日の食料だから 使えるのはフライパン1個だけ。 ご飯を炊いたところでお茶碗はなく 平たいお皿で「○○丼」状態しか 出来上がりが想像できない。
手持ちで作れるメニューで ご飯の上にぶっ掛けて食べられそうなもの と言えば麻婆豆腐。 という事で何が食べたいと言うよりは 何が作れるかという事で献立は決定。 これで色々道具が揃ってたら それはそれで話がややこしい。 新居を探すのに台所は気になるけど あまり便利な台所も 言い訳がしにくくて厄介かも。
ご飯を食べたらさっさとお風呂に入って 後は酔っ払って寝るだけ。 一緒に暮らし始めたらきっと こういうだらけた毎日になるんだろうなと 今から想像はつくけど それが苦痛だとは思わない。
高校教師は置いといて私の状況は 臨床での病棟異動に始まって 仕事で毎年部署が変わり 仕事の内容と人間関係の変化もめまぐるしく 過去2年は落ち着く暇もなかった。 で、今のところこの先2年もそんな感じで 落ち着かないまますごす予定。 だからこそ毎日の私生活が平穏である事が どんなに有難いか。
でも、いつかはそんな事忘れて 毎日退屈だってボヤきだすのかなぁ。 人間贅沢には出来てるけど とりあえず今のことを忘れないように こうやって書いておかなくっちゃ。
平穏と退屈は裏表だ。
2004年05月04日(火)
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