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■ 教えてお兄さん
今日は友達と会う。
高校教師と私を引き合わせた 友達がご懐妊疑いなので 一緒に産婦人科へ行く。 ご主人は仕事で不在で 一人で行くというから 心細いかもと思っての付き添い。
もともと産科と言うのは 男性にとって居心地の悪い場所らしく 他の友達のだんなは 奥様について行ったものの いたたまれなくなって外で待ってた。 世の中少子化だといって 街中ではあまり見ない妊婦が ここでは大集合で変な感じ。
受付で渡された問診票に私の期待通り 旧姓の部首を書きかけた友達。 結婚して3ヶ月になりますが そんなもんですか? 彼女は看護部長に出す結婚関連の書類に 新しい姓で署名して 旧姓のはんこを押した事のあるツワモノ。 天然バンザイ。
という事で看護師免許保持者ながら 予定日の計算を間違う。 ここは天然では済まされない。 私の計算では12月末から1月アタマで 彼女は「十月十日」で2月だという。 十月って旧暦計算なんですけど。 12月末が予定日となると 見事に私の結婚式と重なる。
彼女達は新郎新婦をくっつけた夫婦として 新郎新婦紹介とか色々お役目を考えてた。 お役がなくても私達の結婚を 誰より喜んでくれてる二人で 私達も彼女達夫婦にお祝いしてもらいたい。 なかなかうまく行かない。 まぁ、ダブルおめでたという事で。
受診を終えて彼女のだんなが帰ってきたら 高校教師を呼んで4人で 夕食を食べる事にする。 最初は4人で外食の計画が 「何か作ろうか」という話になるんだけど お互い料理の腕には自信がない。
私と高校教師では奴の方がマメで 彼女のだんなは「掃除より料理がいい」 と、1週間のうち結構な日数の食事を 実際に担当してるらしい。 さて、そういう頼りない女二人で 何ができるかと言えばメニューは限られる。
外食を却下して何を作るか。 支度も片付けも楽な鍋にしよう。 材料を切って置いておいて 味付けは彼女のだんなに任せたら それなりに作った感じをかもしながら 味の責任は逃れられる。 何鍋にしようかと料理の本を見たら キムチ鍋が目に止まる。
なるほど、キムチ鍋はまずく作りにくい。 という事で買い物に出かけて 最初はキムチ鍋のダシも作るつもりが 店先で「キムチ鍋スープのもと」を発見。 あっさりそれを採用する。 準備してたら高校教師がやってきて 「うわ、作りよる。外食やと思たのに」 って見事にお見通し。
料理に疎い新妻と新妻予備軍が 台所で色々試行錯誤しては 居間にいるだんなと彼氏に 「あれはどうするの?これは?」 と度々質問に行く。 呆れながら根気良く答える男衆のおかげで おいしいキムチ鍋が完成。 毎日こんな感じなら料理も楽しいのに。
でも、男衆にしたら面倒この上ナシ。
2004年05月08日(土)
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