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■ 茄子捨て山
あぁぁぁぁぁ。
5月がどんどこ過ぎていく。 昨日久々に学校に出勤したものの 会議やらレポートの添削やら たまりまくった回覧やらを見てると 自分の授業の準備なんて もう全然始まらない。
新人の教員が吼えてる。 新人といっても御歳37歳のお姉さんで 古巣でも強烈なキャラで 相当有名だったらしい。 臨床経験10数年がプライドの拠り所。 とにかく何に対しても まず文句を言うところから始める。
環境整備の学内演習で 担当教員がベッドブラシを出したら 今時そんなモノは使わないと言い 無菌操作で綿球缶作りをするといえば 最近はそんなものはディスポだと言い ベッドメーキングも 業者がしてるところが多いのに する必要があるのか?って。
学生が就職するところは モノや人が豊富な実習病院とは限らない。 小さな町の病院ではまだまだ 看護師が包帯を洗って使ったり 衛生材料は病棟オートクレーブ滅菌で ベッドメーキングなんて立派な週間業務。 そういう、色んな職場に対応できるよう 基礎的な力をつけるのが学校。 学校の役目が全然わかってない。
だいたい、ベッドメーキングをなめるな。 あれはただリネンを敷くだけでなく ボディメカニクスや個別の環境を考える上で とても重要な項目なんだから。 そういう一つ一つの項目を わざわざ演習でやる意味も知らないくせに まずはとりあえず文句を言うので 演習を企画してる担当教員はゲンナリ。 文句はわかってから言え。
講義を任されてる単元は 彼女がかつて臨床で看てた分野なんだけど これまた「内容がわからない」 「何をしたらいいのか きちんと方針を出して欲しい」って エラい剣幕で主任に詰め寄ってる。
臨床経験10ウン年が聞いてあきれる。 その分野の看護で大事な事なんて 十分わかってるはずなんだけど。 それをどうまとめるかも 教科書を何冊か読み比べたら だいたいの傾向がつかめるわけで 国試の問題集を読み解けば ポイントもわかるはず。 そういう知恵はないのか?
出されたモノをなぞるより 思うように授業案作ってみて そこからアドバイスもらうほうが 工夫のしがいもあって面白いと思うけど。 もともと「私はあれこれ詰め込むより 考えさせる授業がしたい」って言ってたけど 学生に考えさせる前に 自分が頭ひねって講義作ったらどうなのか。
実習に出れば学生を質問攻めにして 実践能力がないと文句を言い いっぱいいっぱいの学生を見て 「ヨシヨシ、頑張ってる」ってどうやねん。 それで看護の楽しさってわかるか? 私たちがしてるのは 看護「基礎」教育であって 病棟の新人教育ではない。
たまに学校で顔を合わせると だいたい文句ばかりで 内容もひどいから聞いててウンザリ。 ああ、何でこいつが教員になったのか。 それは友達に「面白いで」って言われたから。 臨床の看護部長も何でこいつを推したのか。 本人が希望したから???
私には「教えたがりなだけでは 教員は勤まらない」って言ったくせに。 待てない、話を聞けない人間に 教員が務まるわけないのに。 部長も昔は教員だったから わかってるはずなのに。 あ、マジで要らんかったから出したとか?
学校にスタッフを捨てるか?
2004年05月18日(火)
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