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■ 教員と台風
台風一過。
朝から天気予報に釘付け。 警報が出たら学生が来ないから レポートも出なくて 一日の予定は大きく変わる。 とりあえずのところは 今日が実習じゃなくてよかった。
実習も授業なので 警報が出たらいちおう休み。 でも、午前で警報解除になったら 午後から実習だったりするから 教員は学生がいなくても ぼけっと病院で詰めなくちゃいけない。 そんなややこしい事。
今日は出勤時間はまだ小雨で ピークの昼間はゆっくり働いて 台風一過の夕方まで働いたら 運転もそんなには危なくないはず。 レガおも野ざらしの実家の駐車場より 職場のガレージにいたほうが何かと安全。 という事でレガお通勤。
出勤途中は子どもがいない。 近所の小中学校は休みで いつも電車に溢れてる高校生もいない。 警報は暴風と波浪なんだけど 今から台風が来るから 大事をとって休みなんだろうな。
という事は高校教師は喜んでる。 きっと生徒並みに喜んでる。 一度は出勤してるだろうけど きっと早々に引き上げるんだろう。 って思ってたら案の定 10時頃にメールが来た。
「台風が来るので 校長に早く帰れと言われて 泣く泣く仕事を残して帰ってきました。 決して小説の続きが気になるからでは ありません。自宅待機です」って。
ふん、泣く泣く帰るんだったら 仕事があるんだったら何も 大雨の中を引き上げなくてよろしい。 「安全な状況になるまで働きます」 ってみっちり定時まで働いたらいいのに。 自宅待機って言ったら聞こえはいいけど 待機しててまた呼ばれるなんて 聞いた事がない。
という事でそのまま返信したら 「気が小さいので校長には逆らえません。 大人しく上司のいう事を聞きます」 って勝手な時だけそんな事言って。 だいたい嬉しそうにメールしてきて こっちはこつこつ仕事してるんだけど。
昼前から風雨がすごくて ある外来講師は勝手に 台風で休講と勘違いして来ず。 たどりついた別の講師も ピークの風雨でずぶ濡れ。
あまりの濡れっぷりに着替えを用意する。 小柄な女性の講師だったので あれこれ悩んだ挙句 洗濯から帰ってきたばかりの 教員の白衣を着てもらって その間に講師の服をハンガーで乾かす。
その先生はよその大学か短大の 教養系の講師だから医療とは無縁。 せっかく看護学校に講義に来てもらってるし 「白衣体験してもらおうか?」 という勝手な思いつきで白衣を提案。 どうするかなぁと思ってたら 背に腹は代えられなかったのか 白衣を着たかったのか あっさりOKで白衣姿で教室へ。 悪ノリで準備したキャップは却下。
高校教師は調子に乗って 嬉しそうにメールを送ってくる。 「起きたら雨止んでた」って 自宅待機と書いて「ひるね」と読むのね。 放置しておく。
結局台風は直撃で 何年かぶりに台風の目も見た。 夕方には見事に空が晴れ渡って 夕焼けがきれいだった。 立場が変われば台風の受け止めも違って 気象庁サイトでの警報の見方もわかった。
日々少しづつ賢くなろう。
2004年06月21日(月)
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