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■ 放置ゼミ
外は涼しくていい天気らしい。
らしい。と言うのは体験してないから。 ゼミ2日目は丸一日のお篭りで 起きてゼミして食べてゼミして 食べてゼミしてお風呂入ってまたゼミ。 避暑地まで来て宿に篭って クーラーに当たるって、ある意味贅沢。
学生はいきなり昨夜から3時間睡眠とか そんな強行軍のグループもあるらしい。 寝んと頭働かへんのに。 うちのグループは寝てるのにブレーキで 「あー」とか「うー」とか言いながら おでこ付き合わせて必死でやってる。 それでも休憩時間以外は ダレずにちゃんと机に座ってるからすごい。
私は私で他のグループの偵察と称して あちこちウロウロして過ごす。 話の判る子とTシャツの話をしたりして 適当に息を抜きつつ手も抜きつつ 「見守る」というスタンスで 流れる話し合いには 棹は差さず茶々入れず。
日暮れごろからいよいよ煮詰まって 担当グループがいる部屋に行くと 部屋の真ん中に紙が一枚落ちてて 裏に何か書いてあると思ったら 「自信」って。これがツボにはまる。
その紙はもともとプレゼン用の 小道具にと作ったらしいけど ごった返した机から落ちたらしい。 「自信が裏返って床に落ちてる」って 今の彼女たちの状況を暗示してるみたいで なかなか面白い。 一人でゲラゲラ笑って「何?先生。」と 冷ややかな視線を浴びてみたりして。
ゼミのグループワークを見てると 色んな子の色んなキャラが見えて面白い。 仕切る子、あっさり仕切られる子、 仕切られたくないのに仕切られてる子。 正論で押す子、引っ掻き回す子、 話について行けずに愛想笑いの子。
教員もそれぞれの形で関わってて 見守りに徹する人、徹底的に指示をする人 盛り上げる人、ダメ出しがやたら多い人。 みんな普段は別々の病院で実習してるけど どんな感じで関わってるのか 何となく垣間見えたりして。
米は今日も臭い。
2004年07月15日(木)
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