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■ 伝える仕事
おかしい。
契約プロバイダのドメインで 変な「RE:」メールがくる。 うっかりひとつ開けると 広告メールだった。 これってスパイウェアが入ってて そこからアドレスがバレてる? 思い当たるのはシャットダウンに 時間がかかるようになった事。
という事で駆除ソフトを検索して入手。 早速試してみると・・・。 いやーん、8種類も入ってた。 norton入れてるんだけど 防ぎきってなかったみたいで 設定が悪いのかしらん?
そんなことより 中島らもが死んでしまって結構ショック。 ナンシー関の訃報もヘコんだけど 中島らもはなぁ・・・。 連載してた朝日新聞は結構大きく扱ってて 美人だけじゃなくて 面白い人も長生きはしないのかな? 松尾貴史とか、死んだら辛いなぁ。
今日は久々に電車で通勤したけど やはりしんどい。 歩いてるとかなり暑いのに 電車に乗ると冷房がガンガンで あっという間に寒くなる。 で、カーディガンを羽織るんだけど 電車から降りたらまたすごい汗。
体温の調節が滅茶苦茶になる感じで 本当に身体に悪そう。 職場はオバサン仕様の温度設定だから これまた23℃設定とかだし。 何かがおかしい。
上司が紙切れを一枚下さって そこに手書きの文字で色々書いてある。 高校生からの質問状らしく 高校名と名前の入ったFAXだった。 「質問にお答えください」 ふーん。 で、答えを書き始めて頭を抱える。
「看護師さんが患者さんに してあげないといけない事と してはいけない事は何ですか」 「がんの怖いところはどんなところですか」 「告知をする事のメリットと デメリットは何ですか」 「看護師さんの病院での役割は何ですか」 これにスラスラ答えるのは難しい。
私の職業は教員で「人に伝える」のが仕事。 自分が体験して感じたり考えたことを 理論に照らし合わせて 自分のセンスのフィルターを通して 個別な出来事を普遍的なものと繋げて そうやって人に看護を伝えていく仕事。
素人ならではの核心をズバリ突いた 端的な質問に答えあぐねる。 「看護師がしないといけない事と してはいけない事」なんて 高校生相手に「急性期の患者さんの場合」 とか各論を述べてもしょうがない。
相手が求めてるのは根本の部分で 全ての健康レベルと発達段階にある人に 当てはまるように考えたら 倫理綱領にもどったりするぐらい 大きくて深い内容になる。 方法論なんて超えて 自分の看護観を問われてるようで 結構深く考えて質問に向かう。
しないといけない事は 「闘病意欲をもり立てることと 苦痛を最小限にすること」 してはいけない事は 「患者を孤独にすること」 それを私なりの答えとして出す。 あっさりとしてるようで 深い質問に向き合って一日頭を動かす。
やっぱ伝えるのって難しい。
2004年07月27日(火)
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