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後輩
電車に乗っていたら。 見慣れた制服を着た一団が乗り込んできた。 我の出身高校の一団であった。 その当時から「カラス」と疎んじられてきた 野暮ったい制服はそのままに。 ピィピィと喋くるその姿は それでも普通の女子高生たちであった。 普通に安心して眺められる、女子高生。
隣に座った小さな女の子は。 まだあどけなさの残る女の子で。 この集団が何所へ行くのか 気になった我は尋ねてみると藤枝とのこと。 そしてのたまった。
「藤枝って、静岡県ですか?」
一気に脱力。 …いちお「進学校」なんだから!
なんて感じで話は進む。 藤枝発言以外は、普通にしっかりした口調で。 あれこれと話を膨らめたり窄めたり。 高校の先生は異動が少ないから、 結構知ってる先生が被ったりして。
小一時間の電車の旅が、ステキに彩られました。
***
ほとんどを「つまらないこと」として収めてきた高校時代。 伊豆から高校から逃げ出したくてウズウズしてた高校時代。
「忘れることがすこやかであるための秘訣」
我の信条ですが。 忘れられないことも、 時として意外な作用をもたらしてくれるコトを知った。
ありがとう、後輩。 すこやかに暮らせ。
♪♪♪ ScoobieDo 「BREAK ROCK」
2003年07月27日(日)
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