ほっこりと京のことばに癒されて 短き夏の夢の続きは
書庫に降り文献探すひとときの満ち足りた刻 友と語らう
空の青 波の白さを際立たせ 光の海で君が微笑む
アフリカの風を運んで紅き茶の香り立つまで 厨に立てば
低く雲流れる中に背伸びするクレーンの影黒く大きく
能楽の調べが響く街角で しばし愉しむタイムトラベル
まつり果て静まり返る境内に ちりちりりんと風鈴が鳴る