蝉の声静まり返るその中を通り雨行く激しく強く
高原を吹き渡る風運ぶよにコスモス揺れて 心も揺れて
カンナ咲く夏の終わりを燃やすよに高く花の穂伸ばし伸ばして
想い出はおしろいばなの色のよに紅白絞り取り混ぜてあり
月影の淡い光を集めてはほのかに染まる待宵草よ
戯れる猫のその手を逃げるよに激しく揺れる猫じゃらしかな
秋雨にガラスが光る帆のようにきららきらきらきらめく夜は