恋うさぎ空を見上げて考える 今宵十五夜月はどこかな
けだるさに身をゆだねつつ ひたすらに雨通り過ぐ刻を待つ日は
一夜ゆえ美しさ増す音舞台 新たな音の出逢い求めて
秋刀魚焼く香り漂う路地裏の赤提灯が恋しくなる頃
草の花可憐に咲いて秋の陽の穏やかなるをいとおしむ午後
隠れ家でぼんやりしたいこの頃は 仕事の山は少しも減らず
みゆき恋う秋風吹けば街角でふいに聞こえる懐かしい声