川風を黄色に染めていく花が 厳しい冬を密かに告げる
秋の凪 きらめく果てに思い馳せ 来し方のこと 行く末のこと
秋うらら 澄み渡る空の向こう側 漣光る海が広がる
退官を便りで知れば年老いた恩師の背中懐かしくなる
また来たよ もぐら叩きに燃える秋 笑顔の下に怒り隠して
雨の中 桜紅葉の散る夜は心静かに本を紐解く
波飛沫激しくかかる崖の上 硝子の館きらりと光る