足元を固めるために確認を急ぐひととき慌しさ増す
冬凪ぎの海を眺めて窓を拭く生きてる幸をいとおしむよに
階段を上り下りしつつ考えるデータペースの複雑怪奇
夕焼けが遠くの峰を照らすとき明日の手順に思いを馳せる
体力を過信できない年なれど現場を走る日々は続きぬ
「辛そうな顔してますね」部下が言う 自分にできることありませんか?
完全に熱下がらずに出社して陣頭指揮を執る辛さかな