冷え込んだ書庫でひたすらバーコード読み取る音が響き渡りぬ
とにかくも仕事始めは無事に済み次年度見据え作業は続く
ゆるやかに仕事に戻る支度して上司の顔に我も戻りぬ
暮れ方の茜の空に浮かび来るホテルの灯り色鮮やかに
笑顔満ち自信に満ちた友の顔ほほえましさの増すお正月
後輩に想いを託し迎えたる松葉杖つく君の姿や
穏やかな湘南の海光る中若人たちのレースは続く