欠員が出て頭など痛めてる午後に限ってトラブル続く
はなびらのように白い波の花広がる海をはるかに想う
初恋の淡き想いを集めたる小さき花に心なごみぬ
街角で眼鏡を洗いいつの間に春の陽射しとなることを知る
似たような風景ふたつ少しずつ違う角度で切り取ってみる
恋という言葉も忘れひたすらに仕事に励む納期の間近
ひたすらにデータを眺めあれこれと不備の指摘の付箋を立てぬ