追い込みの修羅場を迎え部下たちの背中の広さふと感じて
彼岸入り蕾を抱く桜花日に日に数を増していきけり
はんなりと春の陽射しを集めたる菓子を求めてしばし寛ぐ
笛の音がひとつの時代終わり告げ新たな道を探し始める
退職をいきなり部下が告げる中春一番は通り抜けてく
マシュマロのような想いもあればこそ今日のこの日を少し気にする
春の宵ひたすら君と仕事して夢を見る暇ないことを知る