後輩の勧めた本の続編を見つけて思う時の流れよ
初夏の朝に流れるメロディーは漣のように寄せては返す
年輪を重ねて唄うヴォーカルの味わい深く『ブルー』色濃く
潮の香がぷんと漂う雨上がり忘れてみたきことも多くて
エプロンは意外と似合うかも知れぬにわか主婦する三十路の私
鮮やかな情景ととも蘇る想い出などをいとおしみたり
ようやくにえぞやまざくら開花して春となり行く街を思いぬ