屋久島の夏の海など思いつつ流れる曲の世界で遊ぶ
柔らかい色鉛筆で描いたよに夕焼けの空微妙に染まる
昨日今日重なる刻のはざまにて翼を広げ夢に羽ばたく
夏草に怯える我の左眼は早くも痛み覚えておりぬ
いつまでも走り続ける夢を追う男の顔は凛々しさを増す
雨の音夢の中まで入り込みやむこともなし休日の朝
雨が降る気配を知らせ匂い立つ青葉の色を心に留める