揺れ動く気持ちを押さえひたすらに画面に向かう長い一日
秋深く文庫本など手にしてる女性の姿目立ち始める
束の間の憩い求める人たちで賑わう昼の図書館がある
効きすぎた薬のせいか一日が非常に長く感じられるの
うさぎでもかめでもいいよそれなりに続けることが大切だから
積読の山から本を選びつつ素顔に戻る休日なれば
夕焼けの空に浮かんだ高層のホテルの窓に安らぎ灯る