平素に在り

2004年02月17日(火) サラリーマン川柳

が今年も発表された。某生保から。

昨日、ネットで100首を読んだ。
思わず噴出してしまうもの・上手いっと
膝を叩きたくなるものがたくさんあった。

だがしかし・・・
今日になってみると、笑えるけど
深刻だよなぁ〜っと感じてきた。

リストラ絡みが圧倒的で
あとは、家庭での肩身の狭さ。

どうも、男性が生き難くなっているらしい。
今日読んだ雑誌によると
「会社人間」・「一家の大黒柱」・「男なら」
のようなある種強迫観念を捨て去れとのこと。

女性がパートナーに求めるものも
「上昇志向」「寡黙」「収入」よりも
「柔軟性」「コミュニケーション」「家事の分担」
などとなっている。

自分の父親の世代とギャップが激しい。
といっても、お手本は良かれ悪しかれ父親
であり、それ以外の男像を描けないのである。

「危機」「成長」「実力」「勝ち組」
「金持ち」「選ばれる」・・・・
こういったキーワードが「男」達を追い詰めている。

どうすればよいか、・・「男」をやめろ だと。

まあ、自分としては確かに「躁鬱病」の原因の
一つにそういった脅迫観念があったことは
認めざるを得ない。

克服するのは容易ではないが、
まず「人と比べない」こと
  「夫・父親・社会人」などの役割のバランスをとること
  「何事もやり過ぎない」こと
だろうか。

最近、20歳から25歳くらいの若者(会社)
(日記)に接することがある。
ふと自分がその年代でどうだったかを思い出す。

まさに憂う事が無く、時間は無限で、体力も無尽蔵
金は無かったが、勢いだけで何でもできる気がしてた・・

だからどうなのよって・・
つまり、今の自分がよく把握できないのだ。
38歳ってなんだか中途半端なんだよな。

個人差も大きくなるが、体力的にも
自信があるようなないような、
社会的にもこれからどうなのよ、(そんなの
自分で決めろって)

出来たら、物事に動じず
着実に物事を積み上げ
それなりの教養と知性と体力を維持し
家族と平穏な日常が送れたらいいカナ

川柳が 川柳だとは 言えなくて
・・・・深刻なことをユーモアで描写できるのは
    やはり心の余裕の成せる技



2004年02月16日(月) 風姿花伝

退社後、アカデニーヒルズに行って
社労士の勉強。

といっても集中力が持続しない性質なので
休憩を兼ねて、展示してある書籍を眺める。

その中に、風姿花伝があった。
もちろん、原文は読んでいる時間がないのだが
それとなく興味が惹かれた。

「秘すれば花」は有名。
禁止すべきこととして
・好色
・大酒
・賭博
      耳が痛い。

「男時・女時」なる表現もあった。
つまり、何をやってもうまくいくときと
逆にうまくいかないときを見極めて
攻める時・守る時を見誤るな、とのこと。

偉大な修行者でさえ、「スランプ」のような
乗らない時、があったのだろうか。

とにかく半年間、
毎日勉強をする、そして満足のいく受験を
終える、これが目標。

そろそろ「男時」が来たようだ。



2004年02月15日(日) 題名変更

ようやく、躁鬱病・休職という試練を
乗り越え、気力も充実してきたので
日記の題名も変えました。

金曜日は、しば子さんとデート。
彼女も今、昨年の私と同じように
休職中。

印象としては、前回お会いしたときより
かなり、元気になられた様子。

六本木・青山と洒落た街をめぐりました。

初めて六本木ヒルズへ。
なんとも綺麗で高級感あふれる場所でした。
アカデミーヒルズも案内していただきましたが
眺めもよく、置いてある書籍も興味を惹くもの
ばかりで・・・・

なんと、私も会員になってしまったよ!
衝動買いみたいなものだ。

夜はブルーノートで渋いマイケル・ブレッカー
おじさんのライブ。

お酒は、私たちにしては控えめに
・・・したつもりです。
こあさん、ごめんなさい。


衝動買いといえば、
昨日、「スゴ録」を買った。
サイコロころがすやつじゃなく、
DVDレコーダーだ。77000円也。

今日は、3週間ぶりにテニス。
かなりハードに動いたので全身が痛いです。

さて、今週から社労士の勉強のピッチを
上げないといけないので、営業しながら
さっそくアカデミーヒルズあたりで勉強
します。

一つの決心。酒断

銀座のクラブへ行ったと思えば
一括払いのアカデミーヒルズ会費も
スゴ録もやすいものだ。

「ローマをレンガをひとつひとつ積み上げて造ろう」
・・・シェークスピア まぁ一日にしてならず、みたいな
           意味でしょうか。



2004年02月12日(木) 営業マン?

午前中はパソで事務。
DMの送付先を自分なりに検索し、
あるWEBからエクセルに落とす。

これで、都内のある業種300件に
アドレスワッペンが作成され、パートの
女性がDMを封入・送付してくれる。

DMのヒット率は1〜3%くらいだが、
忘れたころに成果につながるものもあり
実際は効果はもっと大きい。

しかし、便利な世の中になったものだ。
パソコンの中には情報がいっぱい。

午後からすることも無いので(いや、やる気
がないので)、社労士の勉強をしようと思ったが
何故か映画館へ。

「シー・ビスケット」を鑑賞。
悪い癖で、一人で観に行き、一人で泣いてきた。

淡々として、最近鼻につく、米国礼賛がなくて
とてもよかった。
たぶん、自分の今の状況とハマってしまったのだろう。

映画が終って、事務所に帰ると先日訪問した客から
申込書が郵送されていた。
こんな楽な営業って、あるんですか?

「人生で、敗北することもある。
 大事なのはその時、再び戦う事ができるかだ」
・・・・・「シー・ビスケット」より



2004年02月11日(水) 祝日

リーマス・アモキサン・ベンザリン・アモハン・セパゾン。
以上が躁鬱病の服用。
そして、感冒薬として様々な抗生物質やら消炎薬を服用。

注意してみると、全ての注意書きに「眠くなったり、注意が
散漫になることがあります」と書いてある。

躁鬱病の薬に関しては、当初副作用があったものの
現在は、ほとんど影響はない。

だが、感冒薬との併用で一日中体が重く、眠い、
といった状態だった。

そして、昨日ようやく風邪が完治し感冒薬の服用を
止めたとたんに、気分も爽快。

今日は、家族で浦安へ。
運動公園は、規模がおおきく子供たちが遊べる遊具も
豊富でよろしい。
夫婦でテニスのボレー&ボレーをするなどして
汗を流す。岡本太郎の「五大陸」という大きな
オブジェが青空に映えて平和的な風景。

その後、すぐ近くのイクスピアリで食事。
家族で7300円なり!
ジャングルの中で食べるようなレストランだった。

祝日でかなりの人出。
バレンタイン間近で、いろんなチョコレートショップ
が屋台のように出店。

結局、定番のゴディバのトリュフを8個で2000円強。
本命チョコなり。(自分で選んだ、しかもカード決済)
しかも、家に着くなりチビどもが2個も食してしまった。

ふと、過去のバレンタインを振り返る。
小学校時代からはじまり、初めて「本命」をもらったのが
中学1年。その後は失恋続きで義理チョコの連続。

人生には波があり、大学4年から狂ったようにもらいまくる。
5年間くらいは、平均15個くらい、うち本命平均3個。
バブルのころは、女性の新入社員も多かったのでうえ、
私も痩身&テニスの花形選手だったので40個くらい。

人生には波があり、結婚し体重激増!そして営業所長。
個数に変化はないが、セールスレディーからの義理チョコ
で溢れ、妻は大喜び、本人はお返しでお悩み。
ここ数年は、自分も全く興味が無くなった。

14日、待ち望むは 妻と子か
・・・・体重維持のため、私は食べません。
    オイオイ、自分で食うなよ我が妻よ(3個消失)



2004年02月09日(月) 1日1日を大切に

今日は、久しぶりに新宿へ営業。
といっても、社内営業のようなもので
とある運動部の部費の集金代行を請け負うことに。

相変わらずガサツな街だが、
久しぶりにおいしい讃岐うどん屋へ行き
かつての職場付近を歩くと、なつかしいと
表現するのがいいのかわからないが、
ある種の愛着を感じた。

しかし、新宿の雑踏でテロでも起きたら
大惨事になるな、などと考えてしまうほど
人が多い。

今月は、一日1件の顧客周りしか
自分にノルマを課していない。
だいたい、2月は1年で最も苦手な月で
バイオリズムが思いっきり下がっている。

幼少時代からそうで、この時期は
インフルエンザや感冒で体調を崩すことも多く
寒いのも、わが身に冬眠を強いるようで
思考も動作も鈍るのだ。

3月中旬くらいから、エンジンがかかり
春先はルンルン、夏は暑く燃え、秋は最も
実り多い。

といことで、今月は無理せず淡々と
ゆっくりと仕事と社労士の勉強をしよう。



2004年02月08日(日) 風邪から復活

先週1週間は、微熱が続き
珍しく無理して出勤していたのが金曜日にダウン。

結局、金曜・土曜と寝たきり状態。
頭痛・嘔吐・下痢・発熱・腹痛・喉の痛み・関節痛
と、風邪に関するあらゆる症状が同時多発テロ状態で
精神的にも、ヘトヘト。

やはり健全な精神は健全な肉体に宿るようで
今日になり、嵐の去った朝のように体調が回復
すると、気持ちも前向きに反転する。

今日は、小学校に入学する長男の高級学習机が
大塚家具から届き(同時にわたしのパソコン机も)
それらの受け入れ準備をした。

私の机の横に、父親を凌駕する立派な机に
チビが座っているのをみると、なんとも
笑える。

「最もいい教育は、親が勉強している姿を
  見せることである」と聞いたが、
私が社労士の勉強をしている横で、算数や
ひらがなの勉強をしている息子がいて、
わからないところを、私が時々教えてあげるのは
いいものだな、と思った。

そういえば、今日姉貴から電話があり、姉貴の長男
つまり私の甥っ子が、中学受験で全勝だったそうな。
鎌倉では、実家の祖父母を交えて祝勝会が開催された。

なんでも神奈川県下では、トップクラスの学校に受かった
のだそうだ。そういえば、ヤツは将棋でもなんでも
おれより強かったな。有名なKO中等部を蹴ったそうな・・
末恐ろしい。

閑話休題(この遣い方は誤用らしい)

そろそろ、人のためとか、家族のためとか
地道な生き方をしようかな。

自分の欲望は、際限ないからいつも飢えているし
そうすると心の平安も得られない。
奇麗事でなく、なんとなく今回の病気中も考えたが
そろそろ、遊ぶのも酒飲むのも同じ事の繰り返しだし・・

毎日の繰り返しの延長に未来があるのだし、
それを飛び越してゴールするのは無理なんだろう。

もっと、淡々と自制をもって生きていかないとね。
いままで、与えられてばかりの人生だったから
これからは、大したことはできないけれど、
少しは、まわりに与えられる人間にならないとね。

一人じゃないし、家族もいるし・・・
こんなこと、いまごろ気づくなんて・・

ちょと、神妙に反省気味な私でした。


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こうたろう [MAIL]

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