平素に在り

2004年02月28日(土) 飲んだぞ。

今日は幼馴染の弁護士と有楽町・銀座と
飲み歩いた。例によって浪費。二人で
13万円なり。

一軒目は割烹。
旨い刺身と酒が飲める。

二件目はクラブ。
綺麗なおねえさんが、いる。

ところで、最近おやじになったせいか、
電車のなかでのマナーなどに看過できない
状況に出会う。

昨日も、平気で電車の中で化粧をする女。
若いのも30代くらいのもいた。
だいたい、自分が化けるところを見せるのは
ものすごく恥ずかしいことなのに、そういった
感覚は全く無いらしい。

つまり、周りの人間の目とか、人が不快に感じる
ことなど眼中に無い下品な感性なのだ。

そして今度は、優先席で座る女。
目の前に赤ちゃんを抱いた母親がいるのに
携帯の操作に夢中で、席を譲らない。問題外。

そして電車の地べたに座る若い男。
蹴っ飛ばしてやろうかと思った。

弁護士と飲んだとき話したのだが、
最近は、ちょっと注意しただけで
ナイフで刺されることもある。
こんな世の中でも大人として注意し続けるべきか。

結論としては、私一人が注意しても何も変わらない
ということ。何かあった場合にリスクが大きい事。
けんかになった時点で相手と同じ土俵に立つことになり
ろくな結果を生まない、要するに不快感を我慢するしかない。

そのストレスを、教育問題とか、地域での活動とか
政治家になるのは無理だとしても、もう少し社会的地位
を得て、世の中に対する影響力を高めることに使う。

という事で、社労士の勉強が遅れていますので挽回します。



2004年02月24日(火) 多忙に

久しぶりに、仕事が多忙だ。

復職してからスローペースだったのが
だんだん加速してきた感じ。

東京の街を営業で飛び回ってます。
気のせいか目が回っている。

明日は、横浜と八重洲にDMを出した先へ訪問。
まさか、上場企業の経理担当者から
返事が来るとは思わなかった。
(新聞記事から情報を取ったもの)

営業はこれだから面白い。

でも、まだ体が残業に慣れてない!

これから社労士の勉強します。
・・寝ちゃうかも・・



2004年02月23日(月) 理由なし

何故かわからないが
自分の祖先のことが
気になってしょうがない。

相当なお家でないと家系図なんてのは
ないんだろう。
3代前以上は江戸時代だろうから
武士か、豪商でもないかぎり
調べるのはむりなんだろうな。

そもそも両親や祖父母のことも
よくわからなくなってきた。
だいたい昔は兄弟も多く
いろんな血縁が交わる傾向だった
のだろうが、そもそも何故祖父が
我が家系に養子として来たのか。

そして末っ子である我が父が
どうして同居し臨終まで看取った
のかもわからない。

自分にとっては祖父は「おじいちゃん」
としてごく普通の存在であったし、
ある意味「おじいちゃん子」でもあった
ので、なんの不満もないのだが。

また、母方の祖父も早くに亡くなった
ようで、全く話を聞いたことも無い。

こんなことを両親に改まって聞くのも
どこと無く憚れるし、なぜこんなに
気になりだしたのかもよくわからない。

いろいろ調査の結果、
私の血の4分の1は「古澤家」という
家で大叔父に「古澤平作」という著名な
精神分析医がいたことは前にも日記に書いた。

古澤平作氏について調べると
日本の精神分析の草分けであったこと・
フロイトの直弟子であったこと・
そして彼の弟子として、昨年亡くなった
小此木圭吾(モラトリアム人間という言葉で有名)教授
ら草々たる先生がいらっしゃる。

そして今日、お弟子さんであった方の一人、
木田恵子先生とお電話でお話ができた。
来月、お会いできる事になりました。
先生は、84才でいらっしゃるが、とても
やさしい、そして恐縮してしまうほど
謙虚なお言葉で逆にこちらが胸を締め付けられる
ような気分になりました。

自分が躁鬱病にならなければ
知らなかったり、出会えなかったり
しただろう素晴らしい人にめぐり合えて
不思議な縁を感じます。

ちなみに、先祖を敬うというのは仏教的
思想で、キリスト教では「神」を敬い
先祖を敬う傾向は薄いらしい。



2004年02月22日(日) 悩みは尽きぬ

けれど。

何だか、年を取れば取るほど
「生きる」っていうのが楽になるとか
安定するって思ってたけど逆だな。

それでも先週は、何年ぶりかに
「いい本だ!」と心揺さぶられる
本に2冊も出会った。
土曜日に一気に読んでとても
心洗われる気分になった。

理論も素晴らしいが
やはり、著者の情熱が迸るような
迫力が迫ってきた。

今日は、テニスの小さな大会に
出てきました。(ダブルス)
とても調子が良くて、体重も減ったせいか
動きもまぁまぁ良かった。

優勝できました。
ちょっとした賞品も頂戴して
気分爽快。

さぁ、来週はお客様とのアポイント
が目一杯入ってます。
体調を整えて、ベストを尽くします!

相手みて 自分を想う 中学生
・・・中学1年生のペアと対戦して
   自分がテニスを始めたときを思い出して
   



2004年02月21日(土) 経営とは?

ある会社では、希望退職を募ったところ
ほんのわずかの時間で枠がいっぱいになったとか・・

そもそも、首切り自体が経営者の無能の証だと
思うが、そんな勢いで人材が流出する会社の
未来は暗いのではないか・・・

さてさて、会社を合併し人と給料を減らす。
表向きは(あるいは短期的には)利益がでる
のは、当たり前である。
それを行って平気で経営者として居座ること
が何故できるのか。恥を知らないと言えよう。

「成果主義」という聞こえがいいが
ただの人件費減らしのために、
経営の要である「人」「心」がとれだけ
荒んでいるか、現場を知らない経営者は多い。

そもそも、人が人を評価するのは
明らかなほんのわずかの優秀なものと
その逆を除けば不可能だと思う。

「客観的な数値で」なんてのは、
経営者の逃げである。
人事評価なんてのは思いっきり主観的で
かまわないと思う。

そもそも、給与の差をつけることで
動機づけができる、という考えが浅ましい。
「仕事そのもの」が動機であって
給与アップのために士気が上がるなんてのは
本当に貧困な発想だ。

逆に、有能な人材が自分の評価が年俸で形になった
時、どう感じるだろうか。
意味がわかるだろうか、実際わたしも社長賞を3回とって
全然嬉しくなかった。金もたくさんもらった。

これで有頂天になるような人材だったらせいぜい
その分野で活躍していてくれ。ただし人の上には
立ってくれるな。出来れば立ち去って欲しい。


ビジネスマンはプロ野球選手とは違うのだ。
短期的な成果や数値を求める質の悪いビジネス
が横行するのも無理はない。

たった1年か2年で結果を出さなければならないの
だから(逆に結果さえ出せばよいのだから)

ある会社では、希望退職を募ったがおもったより
集まらなかった。よい事である。
ところが、会社がとった次の方針は、50歳前後
の人材や×のついた(つまり何らかの失敗をかつて
した)人間を、一つの部署に集め、無理な営業ノルマ
を課し、精神的に追い詰める・・・

それを見た、次の時代を担う若手社員はどう思う
だろうか。「危機感を共有する」とでも思っている
のだろうか。
そんなことをする会社に誰が全力投球するだろうか。

自分も失敗したら(あるいは年取ったら)同じ
扱いを受けるのかと思うと暗澹とするだろう。

なんでもいいから、成績の良い人間が出世する
という発想もやめたほうがいい。
成功した人間は、その分野でたくさん給与をあげて
頑張ってもらえ。

経営者としての才能は、全く特殊で
本当に希少な人材なのだ。
抜擢人事しか、ありえない。
後任を見抜き育てるのも経営者の仕事。

しかし、どうしてこんなことが日常茶飯になってしまったのか。
そして自分はどう働いていくのか・・

実際、私はかつて営業で社長賞をもらい
年収も1000万を軽く超えていた昔よりも
年収が300万も下がり、関連会社にいる今の
ほうが、仕事にやりがいも、面白さも、誇りも
感じている。

そして、もし可能なら今の会社を良くする
ことに少しでも役立ちたいと思っている。



2004年02月20日(金) 思うこと

自分の父は知っている。
世の中には不幸にして知らない人もいる。

自分の祖父も知っている。
11才まで同居し、臨終も立ち会った。

さて、祖父母はどうか。
全く知らない。

自分の祖先を知らない、という事が
何故かとても不安な気持ちにさせるのだ。
何故だが妙に知りたくなってきた。

祖先を敬うとか、仏様を信じるとか、
仏教的思想は、昨今廃れてきているようだが
紛れも無く、自分はどこから来たのかを
知らずに、どこへ行くかを決めれない気がする。

何故こんな気持ちが突然やってきたのか・・・
話せば長くなるが、偶然が偶然を呼び
知ることとなりそうだからだ。




2004年02月18日(水) 社労士

午前中は事務。
午後から3日連続でアカデミーヒルズへ。

何と言っても高い金を払ったのだ。
使わねば。

12時過ぎより約4時間学習。
空いていて、眺めもよく、
静粛で、タバコの臭いのしない、
おそらく、日本で最高の勉強部屋だ。

窓から、東京の街並みが綺麗に
見渡せる。絶景だ。
周りは、どうやら司法試験やらの勉強を
している。

珍しくはかどり、面白く勉強ができた。

そして、興味のある本が、たくさんあるので
それらを読みたい衝動を抑えるのが大変。
やはり1冊、買ってしまった。

本当は良くないのだが、
営業はメールとDMと電話で済ました。
仕事と両立しないとね。


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こうたろう [MAIL]

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