遠距離M女ですが、何か?
井原りり



 人の不幸は蜜の味

人の幸せをねたむような感情は持ち合わせていないと思っていた。

でもあたしの中にも、どんなオンナにだってあるような意地悪な感情はあった。

誰よりも自分が一番、満たされていると信じたい。


他人は自分より不幸であってほしいと願ってたりもする。


他人のしあわせで、こんなにこころが乱れてる自分が、いやだ。




2002年12月06日(金)



 地名にもときめく

子どもの夏休み読書感想文用の公認(っていうか? まあ、その手の)課題図書の中にいはらの住んでいる市の名前が出て来た。

おやまあ、こんなところで……。

って、今頃になって本をぱらぱら見てて気付いた。

夏の間は気付かなくて、子どもは子どもで一冊買わせておきながら、結局、感想文は書かないで9月を迎えてやがる。


課題図書ってなんか、やだ。


絵にかいたような優等生でもなきゃ、あんなん誰が読むかよ。




2002年12月05日(木)



 こんなの、はけーん!

goo で diet 使おうか、どうせタダだし。

でも、個人情報の記入が……。


ダイエットっていうのはリアルでフィジカルなものだ。

何より肉体あってのもの。

あたしに肉体がない、とはいわないが、どうもこうwebの中の住人にすぎないという感覚も消えない。



表の名前で始めるしかないのかな。




2002年12月04日(水)



 『浮舟』

『浮舟』


作詞:浜田亜紀子
作曲:中島優美
編曲:GO! GO! 7188




春の匂いも芽吹く花も

立ちすくむあたしに君を連れてはこない



夏が来る頃は明け方の雨

静かに寄り添って かけら拾い集める



秋が過ぎたらきっとあたしは

のび黒い髪を切り落としてしまう



愛しい人よ離れ顔なんて3日もすりゃすぐに忘れてしまった

ただ染みついて消えないのは煙草の匂い



君を待つ日々は足りない 切ない 鳴り止まない

不協和音が響き合って

それはあたしの枯れない 溶けない 鳴り止まない

孤独の唄 来 来 来 ・・・ 




かすかな別れを漂わすこともなく

足音は突然 絶切れた

あぁ悲しくも美しき白い冬



会えるものならば他には何も望まない

降り積もるは あの日も雪

君を待つ日々は足りない 切ない 鳴り止まない

不協和音が響き合って

それはあたしの枯れない 溶けない 鳴り止まない

孤独の唄 来 来 来 ・・・ 孤独の唄 来 来 来




大切なのは「愛してる」という台詞を繰り返して口にすることではなく、いかに「愛してる」かを、行動で相手に伝えることだ。


離れていればこそ、それはできるはず。


減量に励むことも、頑張って稼ぐことも、みんなそこにつながる。



『浮舟』を聴くように言われてたのに、催促されるまで、すっかり忘却の彼方。


反省をこめて、歌詞の一部をここに書き置く。


<JASRAC>には、ヒミツ、よ。



2002年12月03日(火)



 あたしは……淫乱です。

他にやらなきゃならないことがあるときに限って、ネットでふらふら散歩なんかしちゃって、あとで自分を責めてしまうよ。


不毛だわ。


だけどさ〜、なんでみんなこう、自分の淫乱さを甘いことばで隠すかね?


オトコなしでは暮らせないってことは、あいあむ 淫乱ってことだろーが!

違うっていうのか?


SMやることも、夫以外の男性とのかかわりを求めることも、甘いことばで言い訳なんてできやしない。


やってることは人の道を外れてる。

そんなことは承知の上の所業でござるよ。


あたしの一番きらいな言い訳。

いはく「女として輝いていたい」「女として枯れたくない」


オトコなしでは輝けない、オトコなしでは乾ききってしまうなんてことは、人前で(ってゆーか、ネット上で)わざわざ自分の口から(指で打って……だけど)いうようなことかね?


自分を輝かせる? 他力本願じゃん。

自分が輝く、と、なぜ言えない?


大きな声で言う必要はない。

が、胸を張って(ちょっと、そこまではせんでもいいか)こころで叫ぶ。



オトコなんかいなくたって、あたしは輝く。
枯れていかない自信だってある。



だけど、やっぱり……が好き〜♪

そんな自分の「さが」を潔く認めて生きていく。

キレイごとなんか、言わない。


あたしは外道です。

あたしは淫乱です。

あたしは夫とちゃんとヤっています。
だけど、それだけじゃあ、足りません。

あたしは、いはらをも必要としています。



困ったもんだ、なんて思ってない。

後始末は自分でする。



あたしは、もうすでに堕地獄です。


さあて、どんな死に方で最期を飾るかな。

もう「いいひと」だなんて思われなくてもいい。

友だち減ってもだいじょうぶ。



すでに地獄に堕した身には、他人の評価は無駄である。

自分で自分を、採点するだけ。

自分の手抜きに、気付かないほどバカじゃあない。

自分がもし手を抜いた生き方してたら、自分できっちりお仕置きしてやる。

S男氏に、そんなことさせちゃあいけない。


自分で自分を認められないような生き方はしない。






2002年12月02日(月)
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