遠距離M女ですが、何か?
井原りり



 お仕置き

どういうことなんだろう。

戦略の失策としかいいようがない。

はずした。

やばい。


謝罪は罪を重ねただけ、とな。



そのことをあたしはわかっていたろうに……。


わかってて、なぜできない。







2003年04月01日(火)



 喪服

実家の母は「要介護」寸前のよぼよぼ、だ。


そうだ。
喪服!


父が死んだのは九月で、夏絽の喪服を着ようと思えば着られたのだが、あたしは妊娠してて、ふくらみはじめた腹に帯を巻くのがいやだった。


かぎホックをしなければ黒いニナリッチセレモニーのスカートは充分はけたから、それを着た。


寒がりの母は葬儀屋の貸衣装部で袷の喪服を借りたんだった。


で、わたしのために母がこしらえた喪服。

袷の方はちょっと袴をははかなきゃいけない行事があって、その時に「黒紋付き」として着たことはある。


休日、母が向こうをむいてなにやらごそごそもたもたしている隙に衣装箱をあけ、喪服の状態を確認した。

実は家紋を張り替えたいのだ。
   (これについては後述の予定)


夏の喪服にはところどころぼんやりと小さな白カビが浮いてみえる。

まとめてメンテだ。


さささっと風呂敷に包み玄関に置く。


それから、ばあさんを風呂に入れるべく湯栓をひねる。


喪服のメンテは年寄りに気づかれぬよう。




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2003年03月31日(月)



 罪と罰

いはらの書いたものを読むまで、昨日、電話が発信されてたことに気付かなかった。


週末に電話かけてしまうなんて、大失策だ。


減点1.


まったく過去にも同じ過ちを犯して、それからはキーロックを習慣にしてたというのに、このざまだ。


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週が明けたら謝罪のメールをいれよう。

おそらく「お仕置き」として返信は……ない、はず。

それは仕方ない。

同じ過ちを犯すのがわるい。

それに言葉の謝罪より、徹底して迷惑をかけないという行動がたいせつ。

2003年03月30日(日)



 なめられる

犬を飼っているいる家に行った。

むかしは、犬の頭をなでるなんてとんでもない。
犬のまわり半径10m以内には近づけなかった。


犬が「わ〜い、初めてきたおばさんだ。よろしく〜」って感じで飛びついて来ても、まあ大声も上げず、「は〜い。はじめましてのおばちゃんですう」と笑って言えた。


それでもどこかぎこちなく、あたしが今まで一度も犬を飼ったことがないのは、そこんちの奥さんには、すぐばれた。


リビングに座っていると犬に足をなめられた。


あたしだって犬なのに、おかしな感覚だった。



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2003年03月29日(土)



 第二の人生

ついうっかりAmazonで発注。

マーケットプレイスというのがあり、読み終わった本を再流通させることが可能。


真夜中本舗に『KIMONO姫』を並べた。

……予約できます。


これって『KIMONO道』のパクリかと思ってたら、同じ版元がタイトルを変えてきただけだった。


今までは昔きもの路線。

今回は木綿きものの特集だとよ。


木綿のきものといえば、今、あたしが一番ハマっているものだ。


をいをい、そう来たの?


あたしって、ひょっとして、これで第二の人生を拓くかも?



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2003年03月28日(金)
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