遠距離M女ですが、何か?
井原りり



 五月革命

月が変わったので、過去ログを整理したい、という気持ちはあるにはある。


もう、どうでもいいじゃないか、過去は過去。


という気持ちも確かにある。


過去ログは飛んだって、しょせん昔がたり。


記憶は風化していくのがあたりまえ。



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2003年05月01日(木)



 うれしはずかしの視姦




こないだこしらえた恵謹製白大島。


これを着て実家の母のお寺参りの引率。

ほんとに手を引いてやらないと歩けないんだ。

外出する前にそのことをいはらにめるすると「視姦してやる」というありがたくも、どきどきのお返事。


家に着き、母を降ろし、駐車場で秘め事の準備。

一階に住む家族に見られてやしないか。

あたしのクルマの中、通行中の歩行者から覗かれたりしないか。

よその子どもが自転車置き場で遊んでやしないか。


ぞくぞく。

どきどき。

じっとりしてくる。


日差しの差し込むタイヤをはいた密室。



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楽しんでくださいましたでしょうか?

は?

着物上半身の画像なんかより、ふともももっと!

でもああた、秘め事は秘すればこそ。
覗き穴は小さいものぞ。

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2003年04月30日(水)



 呼ばれたらすぐ返事

友だちと飲んでいた。

低くジャズが流れる感じのいい店。

そろそろ出ようと締めにガーリックトーストを頼んだところで、夫から電話。


「今、どこだ? 大根買って来い」


帰宅が遅いわたしより、料理のうまい夫が夕食を作る、という自然な流れ。


「すぐにいるんですよね?」
当たり前だ。すぐにいるから電話してきたんだ。


時すでに21:49. あと10分で近所のスーパーも八百屋も閉まってしまう。


1軒だけ元八百屋がオーナーをやってるローソンならいつでも野菜がある。


どうしよう。
まだフランスパンにガーリックバターを塗ってる段階。


やっと焼けた。
オーブンで焼いてたよ。

はぐはぐ。

ふはふは。


急いで友人を乗せたまま、ローソン経由で自宅へ。

途中で催促の電話が鳴っていたが、出ずに急ぐ。

がちょーん。

ドアは施錠されてる。

家の鍵は車のキーと一緒に車内だ。

友だち乗せたままだったからな。


ピンポンを鳴らしてムスメに中に入れてもらうが、夫の顔はまともに見られない。


大根をまな板の上に置くと、そのまま何も言わずに家を出て、彼女を家まで送って行った。


往復1時間。


やっと帰宅すると実家の母のために夕食がなんと玄関の外、門扉のところにラップをかけられ置かれてあった。


ああもう今夜は実家に泊まろう。



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2003年04月29日(火)



 努力って?

努力が「報われない」と嘆くことはよくある。


こんなにがんばってるのに! 


ほんとにがんばってんのか?


そうやって自分を甘やかし、かわいそうな自分に同情する甘美さに酔うのは気持ちがいい。


だがな。


報われてないってことは、報われるほどの努力には至ってないってことじゃないか。


努力すれば、結果は必ず出る、と信じている。


結果が出てないってことは、努力してないってことと同じだ。




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2003年04月28日(月)



 おばかな小姑

夫には姉が二人に妹が一人あり、またこの小姑たちはお互いにとっても仲が悪い。

話を聞いてるとおもしろくてたまらない。


姑も古い旅館から嫁に来た人なので、そこそこ着物は持ってるらしいのだが、今じゃ全然着ていない。

今度一緒に外出するのだが「着物で行こうよ」と言ったら「着物なんか着たくない!」って相当嫌そうに言われた。


長姉@バツいち、夜逃げ歴あり がどうもあやしげな呉服屋の展示会でバイトするらしく、あわてて長男である夫に、古い着物はどこにあるんだという電話をじゃんじゃんかけて寄越した。


「展示会に来てくれれば、浴衣のプレゼントがあるの。着物売り付けたりなんかしないから、浴衣だけもらって帰れば? だから是非来て来て、お願い」


どんなにお願いされたって絶対に行きたかあないね。



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2003年04月27日(日)
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