楓蔦黄屋
もくじ|←昔のを読む|新しいのを読む→
2012年11月29日(木) |
2002年の携帯待受 |
こんにちは。イチョウ並木でランデヴー、花笠音頭でグリコです。
今日は、10年前のgif画像を紹介します。 「ブロッケン現象」という言葉を初めて聞いたときに描きました。
題名「ブロッケンさん(生中継)」
 「ハイ!こちらは今まさにブロッケン現象が起きている! そして俺の名前もブロッケンだ! しかし別にブロッケン現象とは何の関係もない!」
セリフも当時考えたものです。
いかにも21歳のネタって感じだな、と思いました。
皆さんこんにちは。あなたの隣で由美かおる、グリコ=飯尾リスペクターです。
織田裕二のペプシのCM、ステキですね。 鈴木保奈美と共演で新しいドラマが観たい!と思ってるかたは結構いるんじゃないでしょうか。 私もその一人です。そしてコメディがいいです。観たすぎる。
というわけで、去る11/18にCOMITIA102サークル参加してきました!
サークル「Pectin」のブースはこんな感じでした
 デザフェスで得た知識を最大限に生かそうとしてる感
案の定、今回も両隣のサークルさん大人気でした。 ですが今回は心構えができていたこともあって、割と平常心でいられましたね。 ノットミゼラブルな気分で綾波とか描いていました。
前日にエヴァQ観たので
 まったくもって大したネタバレじゃないですが、いちおう画像クリックするとモザイクとれます
このコミティアde時間つぶしラクガキのために、 数日前に生まれて初めてコピックっつうもんを買いました。 初心者向けの安価版、コピック・チャオというやつです。
下着姿の女の子
 左は前回のコミティアで描いたもの
右がコピック、左は蛍光ペンで描いていますが パッと見の印象的にはそう大差ないかもしれませんね。 私の腕のせいかもしれませんけどね。かもしれないっていうかそうなんですけどね。
そしてなんと、人生2度目のスケブ(スケッチブックの略。なんか絵ー描いてーって渡されるもの)を献上してしまいました。 残念ながら、受け取りに来られたとき私は席をはずしちゃってたので 直接手渡しすることはできなかったんですが、 どうやら喜んでいただけたようでひと安心。
その上、前回のコミティアで、人生初のスケブを献上したかたが 今回も来てくださったという嬉しさミルフィーユ!
なんて日だ!
「ブログ見てます!」って言ってくださったかたもいました。 「プールの回が好きです!」と仰ってくださったかたもいたんですが、 嬉しさと同時に 「早く続き描けよ!プールの回って一体いつの話だと思ってんだよ!」 と頭の中の自分に叱咤されました。 マジですいません。
twitterで交流のあるあのかたとか、 マジでゴイスーのあのかたとか、 アメブロつながりで交流のあるあのかたとか、 サークルさんといっぱい交流できたのも嬉しかったです。 そんなもん一生無縁だと思ってました。 あとお隣の売れっ子サークルさんも ちょっと会話しただけだけどいい人でした。売れっ子なのに。 バッサバサ売れてた。
ちなみにPectinの本も、合計23冊も購入していただけました。 ふわよんなんて既刊なのに9冊も買ってもらえたよ! 新刊も7冊!しよこらんも7冊!すげえ!すげえよ!! しよこらんなんて初回より売り上げ伸びてるよ!! ティアズマガジン効果でしょうか。ありがたいことです本当に。
まだ貼る
 しつこく貼る
あそうだ、どうでもいいことなんですけど、 「しよこらん」は「しょこらん」ではないのです。 し「よ」こらんなのです。しょこたんの本名と一緒。 まあ本当にどうでもいいので「しょこらん」て呼んでいただいて大いに結構なんですけどもね。
あと今回、 「ちょっと気になるサークルに自ら足を運ぶ」という苦行もやってのけました。 おそらくスペースにいたのは作家さん御本人だと思うんですが ビビっちゃって声などとてもかけられませんでした。 声をかけてくださるかたがたっていうのはありがたいんだな…としみじみ感じました。
前回や前々回よりもコミティアを余裕をもって楽しめた自信があります。 なので調子にのって、次回COMITIA103も申し込み済みです。 なんと新刊にてあの4コマ「みそらにひばる」を復活させる心づもりですよ。
 よろしければ遊びにいらしてください。
おまけ 今回のフライヤー(の一部)。前回よりも捌けました
 即売会の場ではフライヤーじゃなくてフリーペーパーですね
というわけで COMITIA委員会のかたがた、一般・サークル参加のかたがた、お疲れ様でした! ありがとうございました!いいことありますように! 次回もよろしくお願いいたしします!
2012年11月15日(木) |
そしてまた2年行ーかーなーいー(行けよ!) |
こんにちは。当店シェフドラン、グリコ=道場=ロックサブローです。 こちらは嫌がらせのラッセ、マロンクリーム添えでございます。
というわけで行ってきました南青山のヘアサロン。
結論:ちょう行ってよかった。
まず髪型が超気に入りました。 トリートメントなんかもやってもらっちゃって、パーマなのにツヤツヤさ! 鏡にうつる自分がちょっぴりステキに見える気がします。錯覚でもいい。たくましく育ってほしい。 「やってもらいたいと思った髪型を実際にやった人にやってもらう」という定石プランに則っただけのことはありますが、 まあ見本として持ってった「やってもらいたいと思った髪型」を実際してるモデル」は超絶美少女ですから、 私が同じような髪型をしてもそれっぽく見えるようにするっていうのはやっぱりプロの技なんでしょうね。 スタイリングが楽なのもいい。つーかそれが一番いい。ドライヤーで手ぐしだけでいい、というのがたまらなくいい。
担当してくれたかたのお人柄も優しくて、心に染みました。というかスタッフの人みんな優しかった。 昔、近所の美容院で「レイヤーって結局なんのことなんすかね?」って聞いたらひとこと「段!」て突っ返されてそれっきりという ちょっぴり悲しい思い出を払拭していただいた気持ちになりました。
ていうかね、昔行った渋谷とか原宿とかのオシャレサロンも 全部みんなスタッフの人優しかったし、技術も確かなんですよ。 肝心の「俺のやりたい髪型プラン」がフワフワだっただけで。 「なんかよくわかんないけどこういうパーマかけたい」っていう俺が 結局トラウマを生み出してただけなわけです。 自転車操業トラウマ製造機(汎用人型)。
で、そういう「よくわかんないけどこういう感じ」を持ってくる客が多いのがたぶん 全国展開してるサロンだと思うんですよね。 で、「よくわかんないけどこういう感じって、まあたぶんこういう感じだよな」って対応するのに慣れている、という。 だからモッズがお気に入りになるのはある意味、然るべきだったんじゃないですかね。 あのステキなモッズスタッフさんたちは、お元気でしょうかね。
結局、己が肝心なわけです。何事も。 大事なことに気づくのに10年単位かける女、それがグリコ=サスーンクオリティ。
ちなみに生まれて初めてデジタルパーマなるものをかけました。 俺が年単位で美容院行ってない間に、いろいろ進化してるんですねえ。
2012年11月13日(火) |
「もろもろも」って言いたかった |
こんにちは。手段のためなら目的を選ばない女、セルフスナイパー・グリコです。
おわった………。
いきなり何言い出すのかっつう感じですが、 おわったんですよ。やっと。 9月の後半から怒濤の1ヶ月半が。 見事に制作時期が4つカブった漫画作業が。
厳密に言うとまだ確認待ちのもあるんですけど、 作業的には終わりました。 そのうち2つは「まいのり!」と同人誌「もろよん」なので すでにお知らせ済みなんですが、 もう2つについても近々お知らせできると思います。
こんなに漫画ばっかり描いたのは自分史上初めてだと思います。 嬉しい悲鳴でもあるんですけど、作業中は悲鳴をあげることすらままなりませんでした。 しかしこれでも大した量じゃないんですけどね。全然。 これで怒濤とか言ってたら怒られるぞっつう。 まあ自分史上ですからあくまで。ね。
というわけで、もうすぐコミティア102です。 しつこいですが新刊「もろもろもよんでいる〜ふわよんスピンオフ集〜」が出ます。 略称は「もろよん」です。
表紙はこちら
 スピンオフ集だから多少ハメはずしてみました
せっかくなんで制作中の話なんぞをしてみましょうか。 読みたくなければすぐさまブラウザバックするがいいですよ。 クリックひとつで世界は変わるぜ!
ネームはちょいちょい作ってたんですが、 先述の怒濤3作業を先行させたため 画稿にとりかかれたのが〆切まであと3日という日の夜でして、 「まいのり!」の過去の執筆スペースを考えても 3日で実質17ページいちから描くって無理じゃねハハハと笑うしかなかったんですが。
肝心の「ふわふわがよんでいる」ブログ更新がまったくできてないので、 もしも前回スペースに来てくれた9人の猛者がまた来てくれたら…と思うと 新刊までなしってのはあまりにもアレなので、 〆切間に合わせ最優先でどりゃーっと描きました。
どりゃーっと描いたやつ
 間違い探しとかしちゃイヤ
かと言ってあまりにも「相当時間がなかったんだね」感満載なものはアレだろ、ということで そこらへんのラインぎりぎりで描いたつもりなんですが、 はてさてお客さんの目にはどう映るでしょうか。 まあ「相当時間がなかったんだね」って映るでしょうね。 お客さんはシビアですからね。
しかし正直、〆切に間に合ったことに自分が一番ビックリです。 どりゃーっと描いたことで、今までの自分の描き方の無駄な部分を見直すことができたので まあ自分には描いてよかったよね、と言えます。 自分にはね…。
話は変わりますが。
コミティア過去2回とも、お隣さんはプロのかたでした。 開始そうそうものすごい人気で並んでたりして、スケブめっちゃ頼まれたりしてるので イヤでもわかるんですよ。ああプロなんだなって。 もちろんその間こちらへ来るお客さんなどいるわけもなく、 「だいじょうぶだいじょうぶ、こういう状況、もう割と慣れたしー」的な顔して いっしょうけんめい一点を見つめながらやりすごす時間は割とミゼラブル。 そして今回も、周り中なんだか超人気がありそうなかたがそろっておいでです。 リンクは控えますが、なんかもう全部かわいい絵だし。なんか面白いし。 超人気ありそうだよ。俺またミゼラブルかよー。もー。
でも午後になって落ち着いてくると、こちらにもぽつりぽつりとお客さんが寄ってくれて、 もうその瞬間は全員にハッグしてキッスしたいぐらい嬉しいので、 午前中のミゼラブリッシュな気持ちも忘れるんですけどね。
「開始直後にお客さんが来てくれる」という状況は デザフェスで経験済みではありますが、 それでも紆余曲折を重ねたうえの7回目の出展でふいにおとずれた奇跡みたいなものですからね。 同人誌即売会で人気があるサークルというのはそれこそ 自分などには計り知れない実績を積み重ねてきたかたがたなんでしょう。 それを思うと、ミゼラブルになるのがそもそも間違いだとは思うんですが、 まあでもしょーがないよね。ミゼラブルになるのは。そういうものよね。
ミゼラブルミゼラブルと相当へこんでるように見えますけど(まあ実際へこんでますけど)、 でもコミティア102、いろいろ含めてやっぱりとっても楽しみです。 11/18(日)の11時〜16時、東京ビッグサイト西エリアにて サークル名「Pectin」、サークルスペースNo「た06a」です。 詳細はこちらに記載していますので、皆様よろしければ遊びにいらしてください。
申し込みするときに一緒に描いて送る「サークルカット」
 この時点ではまだネームもできてませんでした
美容院に予約の電話をしたのです。
お外に出てなくて漫画しか描いてなくて 軽くたまった鬱憤を晴らそうと、へあさろんにでも行こう! と思って勢いで電話したけど電話切ったとたんにちょう心重くなった。
だって南青山だよ。何をトチ狂ったか南青山のヘアサロン予約しちゃったんだよ。 「ググって出た髪型で気に入ったやつを実際に施術したヘアサロンの美容師さんにやってもらおう」っていう 非常に単純なプロセス踏んだら南青山だよ。どうなってんだよ。 足が長くて顔がちっさい女の人が所狭しと歩いてるあそこだよ。 やっちまった。マジでやっちまった。 バカ。俺のバカ。
パーマ頼んだんだけど、「カットはどうなさいますか?」って聞かれて 「え、パーマにコミじゃないの?」と思って動揺して 「え〜と…その場のノリで…イキフンで…必要だったら…」的なことをしどろもどろ言っちゃったんだけど ここ2年ずっとセルフカットで伸び放題の俺の髪がカット不要なわけないじゃん。 バカ。俺のバカ。
さらに「当店を何でお知りになりましたか?」ってそんな予想外なこと聞いてくれるなよ。 いいじゃんそれは行ったときで。すげえしどろもどろになって余計な時間とらせちゃったじゃん。 バカ。俺のバカ。
そんなに電話がイヤならweb予約しろっつう話だけど、 ひととおり個人情報登録したあと「確認しますのでしばらくお待ちください」ってダイアログに言われて その後まる一日音沙汰がなかったんですよ。 確認って何を確認してんスか。俺のことシャレオツかダサ野郎か調査してんですか。 拒否られてんのかな俺。拒否られてんだろうな。 だからやむなく電凸したわけです。
あー。 余計ストレスしょいこんじゃったよ。まだ仕事終わってねえのに。 バカ。俺のバカ。
でも6、7年前、同じように勢いで渋谷のオシャレなヘアサロン行って (土屋アンナがゲストに来る夜のイベントやっちゃうようなとこよ) (土屋アンナがゲストに来る夜のイベントっていったい何すんのか全然わかんないけど) (美容師さんによかったらどうぞ来てくださーいって言われたけど俺なんか行けるわけないじゃんわかって言ってんじゃんそれ) 5時間ぐらいかけて3人ぐらいに手間かけさせてくりんくりんのアニーみたいなパーマかけてもらって 翌日泣きながら自分でストパかけてもとに戻したっていう パーフェクト自業自得のミゼラブル体験は済ませてるから、 まあどんなことになってもある程度耐性はあるよ。
引っ越しさえしなきゃな、近くにあったモッズ行くんだけどな。 こんな俺の説明ですべてをわかってくれた、ステキな美容師さんがいたんだけどな。
「家の近くのヘアサロン」っつーのもいい思い出ないのよ。 うまくて優しい美容師さんにあんま会ったことない。 「あのー、おしゃべりしてんのはいいんスけど、ほっぺにパーマ液ちょうたれてんスけど」みたいな。
さてどうなることやら。
楓蔦きなり
|