■2003年05月14日(水)
  ― A funny name. (However, it is dear!) ―
●月のまん中あたりっていつもはあまり仕事がないのに、今月はナゼか忙しい。先週も今週も水曜日のレディスデーに、映画「シカゴ」を観に行こうと思っていたのに計画倒れだよ。ううん、先週は映画館までダッシュで行ったんだよ、なんとか上映開始時間に間に合ったのに、なんとチケット売り場で立ち見を通告され…。あきらめて帰ってきちゃった。
●そんなこんなで、最近は会社と家との往復の毎日。「DAYS」に書けるようなネタもない(泣)。なので、今日は電車でふと思ったことを書くね。
●それは名前のこと。
 世の中にはいろんな名前があるけど、おかしな名前も多いよね。中学時代の友人で「カナコ」という子がいたけど、彼女の名前に「ば」を付けると・・・「ばかな子」! そう言われてみんなによくからかわれていたなぁ(笑)。
 以前、その話を父にしたら「お父さんの知り合いの娘さんも面白い名前だぞ」と言う。知人の「水田さん」の娘さんが「真里ちゃん」という名前なんだって・・・「水たまり」なのよ!
 学生時代、同級生にこんな名前のコもいた、「本間佳代」。「ホンマかよ〜?」ってからかわれたに違いないよね。
 前の会社の先輩は某歌手と同姓同名。その先輩から今の勤務先に宅配便が届いたときは、伝票を見てみんな大騒ぎ。「SAWAさんに歌手の○○×××から宅配便が届いてる!知り合いなの?!」
 ちなみに。私の本名はちょこっと変わった名前なの。名刺交換のときなどは少しだけインパクトがあるみたい。BFも読み方がスゴク珍しい名前なの。フツーに読んだら絶対まちがえるよ。



■2003年05月10日(土)
  ― MOTHER'S DAY EVE? ―
●髪型がだいぶ重たくなってきたので午後は美容院へ。カラーリングもしなきゃ。
 カラーは、一時期、赤っぽくするのが「マイブーム」だったのだけど、当時はロングヘアだったせいもあってか、友人に「小柳ルミ子みたい?」と言われた!以来、赤系のカラーは辞めているよ(汗)。そういえば“微妙に年増”な芸能人は赤っぽいヒトが多い気がする!今日の担当美容師さんによると、最近のはやりはピンク系なんだって。私も前回あたりからピンクブラウンにしてるよ。
 髪も軽めにカットしてもらって、だいぶ「初夏」らしくなった。でも、私が美容院へ行ってもBFはたいてい変化に気づいてくれないのよね!ぷんぷん。男性ってみんなそうなのかな、女性はスグ気づいて「いいね!」なんてホメてくれるのに。みなさんのBFやダンナさまはいかがですか?
●美容院のあとは久しぶりに母と会って、一緒に夕食。今日は「母の日イブ&先月の母のカンレキ・バースデー」のお祝いを兼ねて、ちょっと豪華なお食事をゴチソウしちゃった。
 都内だと、この「ちょっと豪華にディナー」なお店ってスグに見つかるけど、わが街・ヨコハマには意外にそういうレストランって少ない気がする。母くらいの年代の女性が満足するお料理で、私のサイフにもそれほど負担にならないような(汗)、そういうお店…。
 いろいろ探して、「横浜そごう」内のホテル・オークラ経営のフレンチレストランへ行ってきたよ。
 意外にココって穴場!11階にあって、窓側の席からはミナトヨコハマの景色が一望できる。土曜日の晩なのにあまり混んでなくてお客さまもオトナの方ばかり。場の雰囲気を壊すような「お子ちゃまバカップル」なんていなくて、皆さん、とてもマナー良く静かに食事と会話を楽しんでいる様子。
 肝心のお食事は上品な味付けで、年配の母も満足そう!その割にはお値段はリーズナブルだったよ。お店のスタッフの態度もGOOD!パンが温かくなかったのが残念だけど…。私も母も、静かな雰囲気と美味しいお食事を満喫できたよ。
●たまにはこういう親孝行もいいかも…。独り暮らしをして以来、私は勝手気ままに生きていて、親とゆっくりコミュニケーションする機会も少ないからね。
 世の中には、独身のいいトシした娘さんに「結婚しなさい!」ってしつこく言う親御さんも多いよね。私の「気ままな生活」をあれこれうるさく言わない両親に感謝、だな。私と両親の間で、何かしらの信頼関係がちゃんと保たれているからこそ、私に自由にさせてくれているんだよね、きっと。



■2003年05月06日(火)
  ― クイズ?<簡単かも? ―
●問題:「蕁麻疹」。なにやらムズカシイ漢字だけど、なんて読むかわかるかな?
 答え: じんましん だよ。 最近コレに悩まされてて。下着のアトがすぐ痒くなったり、関節の周りに蚊に刺されたような発疹が出たり。長時間座りっぱなしでいると、お尻の下というか腿の付け根というか、その辺りがぱーっと赤く腫れてモウレツな痒みが襲ってくるの。もうかれこれ3週間近く続いているから、慢性化しちゃってるみたい。ヤダなぁ。
 生活を多少見直せば症状も軽くなるかな、と思ってネットでいろいろ調べてみると…。
 ▼激しい運動は控えて→コレはオッケー。だって運動キライだもん。
 ▼規則正しい生活で十分な休養と睡眠を→コレは社会人やってるかぎりムリってもんだよなぁ。仕事が忙しいときもあるしね。
 ▼長湯、熱すぎるお風呂に注意→自宅では長風呂するのが楽しみなのに!
 ▼アレルギーの原因となる食べ物(青魚、かに、エビ、卯、豚肉、牛乳、大豆、ナッツ類、チョコレート、トマト、ホウレンソウ、イチゴなど)の摂取を控えて→コレって私の大好物ばかりだよぅ(泣)。
 ・・・どうやら完治することは無理そうですな(汗)。思えば私って昔からじんましん体質なんだよなぁ。初めてタイに行ったときも、出発前からじんましん出ちゃって。日本語があまりウマくはないタイ人のガイドさんに「じんましん出ちゃって、海やプールに入れないの」って日本語で話したら、なんとガイドさん「じんましん」という言葉とその意味を知っていた。これにはビックリ。
 だけど不思議と、顔や手の甲とか見える部分にはじんましんって出てこない。せめてもの救いね。
●ここんとこ「DAYS」はカラダの具合が悪い話が多いなぁ。いっそ「闘病日記」ってタイトル変えちゃう?(笑)



■2003年05月04日(日)
  ― Recovery power ―
 昨晩は上司Tさんのお通夜へ。受付や香典の整理などをお手伝い。Tさんにはたくさんお世話になったのに、こんなカタチでしかご恩返しできないのが残念だけど、しっかり勤めなきゃ!って思っていたのに、なんだか気分悪い…夜風にずっと当たっていたせいか熱っぽい。
 帰宅後、体温計で計ってみると38.2度。ありゃまぁ。「病は気から」っていうけど、Tさんの死が私にはだいぶコタえてたみたい?でも翌日の告別式も出席してちゃんとお見送りしたいから、何が何でも熱下げなくちゃ!
 で、今朝、平熱まで下がったよ。我ながらこの治癒力に感嘆しちゃうわ(笑)。でもね、私、たいてい発熱しても一晩で治してるの、こんな治療法で…。
 まず解熱剤を飲む、あとユンケルも。ビタミンCも有効なので、アセロラドリンクをガバガバ飲む。体力が弱ったときこそ好きなモノを食べたほうがいいだろう、ってことで大好きなあま〜いモノも食べる。プリンやアイスクリームなど喉ごしのサワヤカなものがイイ。いつもの布団にプラス羽毛布団をもう一枚かけて、ひたすら汗を出す。一晩で2〜3回Tシャツを替えるくらいにね。
 コレを実行すると、翌朝、あら不思議、熱は下がっている!というパターン。「ゼッタイ明日までに治す!」っていう気合いも大事。どうしても外せない用事なんかが翌日あると、もう効果テキメンだよ。
 おかげで体調も復活。告別式でTさんとお別れしてきたよ。さわやかなお天気で、斎場の周囲の新緑もキレイで…。この日が、明るい人柄のTさんによく似合うお天気の日で良かった…。
 熱も下がったし、明日は連休の最終日だからBFと楽しく過ごしたいな。



■2003年05月01日(木)
  ― 銃と死と ―
●久々に一人で映画観て来たよ。今日観た作品は、会社のトモダチOちゃんやその他の同職業の方々が圧倒的に「イイよ、コレ!」と言う「ボウリング・フォー・コロンバイン」。クチコミ好きの私は、ヒトの勧めにヨワイのよね。
 ボウリングの映画ではないよ、アメリカの銃による殺害事件や社会問題などを記録した映画。監督は、今、戦争をめぐってナニかと物議をかもしているらしいマイケル・ムーアというヒト。
 アメリカ…。だだっ広くていっぱいの人がいる「あの国」のことなんて、ハッキリ言ってなんの興味も理解もなかった。でもこの映画で、アメリカの“病み”と“闇”がどんなものなのかを、初めてちゃんと見たような気がしたよ。
 たぶん。あの国の銃を持つ人にとって、銃とは「安心感を得るための“お守り”」みたいなもの。けっして武器とは思っていない。でもその安心感を実感しなくてはならない時が来たら、もちろん引き金をひく。まるでお守りの効力を確かめるかのようにね。
 私ね、一度銃を撃ったことがあるの。タイで、観光客目当てのガンシューティングだよ。耳当てをしても鼓膜の奥にまで大きく響く銃声。両手でしっかりと銃を持っていても、撃てばそのあまりの衝撃に、両手だけじゃなく上半身も吹っ飛んでしまいそう。あの経験をしたヒトになら、よっぽどのバカでもない限りわかるよね、アレが生命あるものを殺すに十分すぎる「道具」だってこと。
 正直言って「ボウリング・フォー・コロンバイン」を、ナゼいい映画だとみんなが評するのか、私にはよくわからなかったよ。でも「『知りたくないこと・見たくないこと・楽しくもなんともなくて、考えただけで悲惨なキモチになること』から目を背けるのもどうなのかな?」っていう私の中での「問題提起」にはなったみたい。
●実は今日は悲しい出来事が…。上司のTさんが急死された。つい数週間前まではとても元気で、中華料理のランチなぞバリバリと食べていたのに、4月半ばあたりから会社に来なくなって、あっという間に亡くなってしまった。あまりに突然すぎて、何もコトバが出なくて…。
 常にあきらめずに問題に向かって取り組んでいた前向きなTさんは、仕事をやっていくうえでのモノゴトの考え方が私と似ている部分が多く、なにかと気の合う上司だったし、たぶん現在の会社で一番お世話になった方だったの。
 そんなTさんだから仕事に妥協はしないし、いつも遅くまで残業してた。やっぱり過労が彼の寿命を縮めちゃったのかな。
 昼前にTさんの訃報を聞いて、それからしばらくトイレから出てこられなかったよ。会社で女性が思いっきり泣けるところって、トイレ以外にないよね?
 その後も仕事が全然手につかなかったから、本当は映画なんて行くどころじゃなかった。でもどうせ残業して仕事してても、思い出すのはTさんのことばかりで悲しくて。かと言って帰宅してもたぶんメソメソしちゃいそうで。もういいや!ってカンジで映画館へ行っちゃった。
 でも、ショックな気分が少し落ち着いてきた。さっきBFも電話くれて私の話、聞いてくれて。
 お別れの時、ちゃんと、しっかりと、Tさんのこと見送らなきゃね。



■2003年04月30日(水)
  ― あたふた・あたふた ―
(1)メールを見る時に、会社では家のMacのパスワードを入れてしまい、家では会社のパスワードを入れてしまい…。(2)今日、印刷予定の仕事でフィルム出力用データにミス発見。(3)帰り道、東京駅で乗り換えしようとしたら、会社にお財布を忘れたことに気づいて、あわてて取りに戻る。(4)25日締めの家賃の支払い、すっかり忘れてたぁ!
 ここ最近の大ボケの数々。忙しさのせいで頭の中がそうとうゴチャゴチャ。よく考えてみたら7件もの仕事を抱えてあたふたしてた!作家が7誌に同時連載しているようなもんだよ。でも昔のマンガ家…手塚治虫さんや藤子不二雄さんとか…にとっては日常茶飯事なことだったんだろうな。
 深刻な不況が続く今日この頃、「忙しい!」って言うとうらやましがるヒトも多いけど、私の場合は周囲から「安い・早い・うまい」ってカンジの結果ばかり求められるから、モノヅクリで飯食っている立場としては、なんとも複雑なキモチだよ…。美人でも芸達者でもないのにナゼかCM仕事だけは多い、菊○怜ちゃんみたいだよね。
 連日あたふたしているところへ、今日はまるで神の救いのような1本の電話が…!育児休暇中の仲良しの先輩と久々に電話で会話したの。
 先輩のおうちには赤ちゃんがいるし、私はまだ会社にいたし夜も遅かったから、あまり長電話はできなかったけど、私の立場や状況やキモチをいつも理解して励ましてくれる先輩と、ちょっとお話しただけでもずいぶんほっとしたよ。
 明日から本社から別れて新しい会社が発足。私もその会社に入社することになる。先輩の励ましのおかげもあって、明日からまた新しいスタートをなんとか無事に切ることができそう…。がんばれワタシ!



■2003年04月28日(月)
  ― 親子の会話は… ―
●GW。だけど出社。ウチの会社はカレンダー通りの休みだよ。だけど今日はお天気がいいから、会社がニクい気分になっちゃったよ。
●先日、久々に父に会った。あんまり長い間会ってないとナニを話していいものやら困っちゃったよ。親や姉と一緒のときは彼らが「スポンサー」になってくれるので、豪華なお食事ができる。この日は“回っていない”お寿司屋さんへ。
 で、父と何を話したかというと、映画「007」の話。
 私「初めて“007”を観ちゃったよ」
 父「おお、どうだった?」
 私「観る前、知人に007ってどんな映画?って聞いたら、こう説明してた。……007は女と知り合うと、まず女が『お名前は?』って聞いてくる。ボンドはこう答える、『ボンド。ジェームス・ボンド』。で、女と2〜3言会話を交わしたら、次のシーンはもうベッドシーン。……こんなふうに説明されたけど、ホントにそのまんまの映画だったよ」
 父「ははは、相変わらずボンドはそうなのか。いつもそうだよ!今度のボンドは何代目なんだ?なんていう俳優だ?かっこいいのか?」
 私「4代目なんだって。かっこいいっていうか、とにかく胸毛がスゴイね!」
 父「おう、4代目も胸毛が濃いのか。やっぱりボンドはそうでなきゃ。ショーン・コネリーもロジャー・ムーアも胸毛が濃かったぞ。また腕時計に細工した爆弾は出てきたか?今度のボンドカーはどんなだ?」
 私「今回はね指輪に細工がしてあるの。腕時計のネタは敵の女にバレバレだったからね。車はねイキナリ透明になっちゃうんだよ」
 父「お父さんの時代はな〜、ボンドていやぁ、ショーン・コネリーなんだ。お父さんは、コネリーの007シリーズだったら全部ビデオで撮っておいてあるんだぞ!はははは(と自慢げに笑う)」
 久しぶりに会ったというのに親子の会話なんてこんなもんだよ(汗)。とりあえず007観ておいたおかげで、話題に事欠かなくて良かった…!でも、父と共通のネタでこんなに盛り上がるなんて、やっぱり楽しいな。



■2003年04月24日(木)
  ― Plum Liquor ―
●毎度毎度、しつこく書いているけど私は料理というものをほとんどしてない。でも、2年前に梅酒を作ったときはすごく楽しくて…。「梅と焼酎と砂糖」がじっくり時間をかけて「梅酒」に変身する過程が、なんだか興味深いのよね。
 最近スーパーに行ったらそろそろ梅酒作りの季節到来みたいで、果実酒用の大きな保存ビンが大量に陳列されていた。それを見たら今年もまた作りたくなっちゃったよ。
 でも。梅酒を作るのは好きだけど、梅酒そのものが好物ってわけじゃない。2年前に作った梅酒も、私は2杯程度飲んだだけでビンにまだ半分以上残っている。知人に分けてもいいんだけど、私のトモダチって酒飲みがあまりいないし、数少ない酒飲みトモダチさんたちも、梅酒のような甘いお酒を好む人って少ないし。
 先日、ネットで知り合った女性たちと会った時、オミヤゲに持って行こうかなとも思ったけど、初対面でいきなり「手作り梅酒」ってのもどうかと思ってやめちゃった。
 コレ読んで「SAWAの梅酒飲みたい!」って思ったヒトは声かけてね!今度遊ぶ時、持っていくからさぁ。
●GW直前で忙しい…。「DAYS」もサボりぎみだし、久しぶりにこうして書いてても文章もやや散漫ぎみだし。いや「忙しい」ってのもちょっとニュアンス違うなぁ。会社でもプライベートでも細かい用事に追い立てられているカンジ。私みたいなマイペース人間にとって、一つのモノゴトにどっしりと取り組めないのはかなり苦痛だよ。
●Macユーザーおよび私の同業者じゃないとよくわからないハナシになっちゃうんだけど…、OS 9.2が同梱されているMacを今のうちに買っておくべき?私の周囲で、OS Xで仕事しているヒトって聞いたことないんだけど…。OS Xでも問題なく心地よく仕事できる環境になるのは、そう遠くない未来なのか、まだまだ先のハナシなのか…??巷のパソコンショップでは、OS 9.2でも動くMacが買い占められているというウワサだしなぁ。アドバイス、求む!



■2003年04月20日(日)
  ― あんなこといいな! ―
●おとといの晩にフリーズのせいでダメにしちゃった日記の書き直し。
 その晩には何を書いたかというと…。
 BFがBOSEのコンポを購入。BOSEってやっぱりすごく音がイイ!私のCDも家から持って行って聴かせてほしいくらいだけど、今はBFが夢中になって聴いているからおジャマになっちゃいそうだな。
 少しだけ持っていった中の1枚は、ベートーベンのピアノソナタのCD。BFも同じ楽曲のCDを持っているんだけど、ピアニストによって演奏のカンジが全然違うコトに驚いて、私のベートーベンも聴かせてあげたくて持っていった。私が好きなのは「月光」と「熱情」のそれぞれ第三楽章。かなり激しい曲だから、男性ピアニストでないと弾きこなせないのかもしれない。あまりの激しさに漏れ出るピアニストの息遣いまでCDに録音されているの。そういう「ノイズ」はリアルで良いし、それをますますリアルに表現しちゃうBOSEもスゴイ。
●日曜日はBFと横浜そごうの「そごう美術館」へ。「THE ドラえもん展」を観に行ったよ。様々なジャンルの有名クリエイターたちが「私のドラえもん」をテーマに作品を発表していた。コレがなかなか面白い。
 ファッションデザイナーの作品で、ドラえもんをモチーフにした総ラメのパーティードレスや、小曽根真がアレンジした「ドラえもんテーマソング・ジャズバージョン」、物語の進行とともに1コマづつ浮かび上がるドラえもんのマンガ、女性カメラマンが撮る「ドラえもんと一日デート」などなど、ココには書ききれないくらいの面白い作品がいっぱい!
 モノゴトをクリエイティブするヒトたちにとって、「ドラえもん」の世界観は、まさに日常の自分達の「表現する姿勢」にどこか通じる部分があるみたいなんだよね。ドラえもんがポケットからいろんなツールを出すように、彼らも未知のものをカタチにしたり、みんなをあっと言わせるようなモノを創ったり。
 思えば私もコドモの頃は「こんなことできたらいいな、あんなものあったらいいな」ってそんなコトばかり考えて暮らしていたような気がする。空想好きな女の子だったのだ。オトナになってすっかり忘れていたけど。「THE ドラえもん展」を観て、そんなちょっぴり恥ずかしくって、でもとても大事なキモチ、思い出したよ。



■2003年04月16日(水)
  ― 風に吹かれて ―
 私が勤務する部署が、その部署ごと別会社化することになって…。新しい会社は5月1日に発足。
 でもその会社の主な業務はほとんどの社員が「素人」同然。そのせいか、新会社の今後について、上司たちはあまりに“無邪気”に“簡単”に私や契約社員さんたちを頼ってくる(=押し付ける?)ような気が。それが重荷でさ…。
 新システムや機械類の導入、会社発足に伴うスタッフの人事異動による担当仕事の調整…、考えるコトや不安なコトがあまりにも多い。苦手な「会議」や「打ち合わせ」もいっぱい。でも、それらはスタート前から困難なことばかり。焦るキモチでいっぱいになっちゃう。
 しかも、お給料や労働条件も変わるのに、私の新会社での雇用形態の説明を上司達に要求しても返答がない…。給料がいくらになるか未知という状態で、よけいに不安が増してしまう。そんなこんなで、先月あたりはかなり精神的に参ってたよ。
 でも4月になってキモチが前向きになったみたい。大変ではあるけれど、新しいナニかをやるのはやっぱりワクワクを感じずにいられない。
 人事異動等の一環で中途採用のデザイナーが2人入社するし、新会社のロゴデザインや会社案内用WEBサイトの制作も少しづつ進めている。今までになかった新しいジャンルの仕事もどんどん入っている。
 ロゴのデザインは社内デザイナー何人かで提案。みんなヤル気で、多くのスバラシイ案が出てきたよ。今、社長や役員たちがどの案にするか検討中みたい。
 実はCIに関するロゴは、今までシゴトで作ったことなくって。初めてだけど、いわゆるクライアントさん相手ではなくて「自分の会社」のロゴなわけだから、必要以上に考え過ぎずに自分の好きなカンジで作っちゃった。こういうノリで作れると、ひらめくし自分でも満足するモノができたりするんだよね。
 とにかく、今、私の周りで新鮮な風がそよそよ吹いているカンジ。そのうち雨や嵐(!)も増えてくるだろうけど、私は「お天気顔」で過ごしたいな。




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