■2004年01月05日(月)
  ― おみやげ ―
 冬休みはあっという間に過ぎ去って、仕事始め。私は気持ちの切り替えが早くできるみたいで、長期の休暇明けでも「休みボケ」という現象や「社会復帰不可能」な状況はまるでナイの。コレは、社会人としてはちょっと誇らしいんじゃないかな。
 今日も出社するなり早速新規の仕事が入ったけど、ぐいぐいと仕事に打ち込んで午後4時には終了!ああエライぞ、ワタシ(←誰も誉めてはくれないので、自分で誉めてみる)。
 来週は私にとって2回目の冬休み…ベトナムへの旅。出発前にスッキリ仕事を片付けたいせいもあって、来た仕事は片っ端からハイスピードでやっつけたかったのよね。
 旅の準備や“予習”は、まだ全然してないの。向こうで作りたい洋服の資料や行きたい場所など、何も調べていない。出発前にぜひ調べておきたいこともあって…、それはね、おすすめのベトナムみやげ!
 同世代の女性の友人・知人には、だいたい何をあげるかは見当がつくの。ベトナムは女性が喜ぶ雑貨天国だし。問題は男性陣、そして職場の上司や仲間たち。彼らにあげて喜ばれそうなモノ…、前回のベトナム旅行でもだいぶ苦心したけど全然想像つかないよ。
 出発まであと1週間…。そのあいだは、ネットで「おすすめのおみやげ」検索に没頭しそうな予感だよ。この「DAYS」の読者でベトナム旅経験者のヒト、もし知っていたら教えてくださいませ。



■2004年01月02日(金)
  ― War of a lucky bag ―
 2004年初めての「DAYS」。みなさん、今年もよろしくお願いいたします。
 さて。ここ数年の正月恒例行事である福袋ショッピングを、本日敢行してきたよ。参加メンバーはいつもの3人組、私・KIMO・私の姉。
 姉は昨年は妊娠中で欠席したため、今年はいつも以上に福袋への思いをアツクしていた。フリースの膝掛け、カイロでできた座ぶとん(この世にそんなものがあるだなんて知らなかった!)など防寒品をバッチリ用意した姉。おかげで待ち時間も苦にならなかったよ。
 並びはじめる時間は年々早くなり昨年は7時半前に並んだけど、お目当てのTOMORROWLANDの袋を手にできたのはギリギリだった。
 そこで今年は交代制を導入。自宅が一番近い私が6時半から7時半まで並んで、その後KIMO&姉と交代。私は1時間休憩して8時半に3人が合流。9時にデパートが開店し、余裕で福袋をGETできたよ。
 2コ目の福袋は、隣のファッションビルで買ってみることにした。このビルでは初めての福袋挑戦。不安だったけど、何ごともやってみないとわからないし。さてその結果は…!
 TOMORROWLANDのほうは、かわいい服が多く入っていたKIMOが勝利!私と姉の袋は、ほぼ同じ服が入ってた。私は自分好みのテイストもあったのでまあまあ。姉はイマイチお好みではなかったらしくてがっかり。う〜ん、ちょっとカワイソウ。
 そして初挑戦のファッションビル袋。同じブランドを買った私とKIMOは、使えそうなジャケットが入ってた私のほうに若干の勝利の気配。違う店で買った姉の袋は、定番モードな洋服の店かと思いきや、使えなさそうなバッグが3コも入って惨敗!
 今年の福袋は、一番燃えていた姉が全敗し、カワイソウな結果になってしまった。でもこの「ギャンブル」が福袋の長所でもあり短所でもあるから仕方ないのよね。おねえちゃん、これに懲りずに来年もガンバロウね。



■2003年12月29日(月)
  ― 180度角の友人 ―
 NYから一時帰国しウチに滞在したMちゃんは、前の勤務先の後輩。NYの美術大学でデザインを学んだ後、今夏から現地の出版社で研修生に。同じデザイナーといってもピンキリなもので、Mちゃんは超・超“グラフィックデザイン”、私の場合はどちらかというとベタな“DTPデザイン”の分野が主な仕事。
 仕事の方向性、性格や考え方や生き方、趣味や好み、まるで180度角な私とMちゃん。会話しててもしばらく沈黙になっちゃうことも…。なのに、ナゼか一緒にいて居心地が悪いというコトはない。
 Mちゃん滞在中のある日。Mちゃんと2人で夜の帰宅途中、急に大きなクルマが止まって、中から中南米系と思われる外国人の男女グループがぬっと顔を出してきた。突然で思わず恐怖を感じて身構えてしまったケド、彼らはただ道を尋ねただけだった。笑顔のカンジの良い彼らに道を教えてあげた。
 彼らが行ってしまったあと、「や〜、ビックリしたね、外国人だったしなんだか怖かったね」と私が言うと、Mちゃんは不思議そうに「彼らが外国人だから怖いんですか?」と聞いたの。
 私はハッとしたよ。コレは明らかに日本に滞在したり居住している外国人への偏見で、差別でもあった…。彼らが外国人だからじゃなくて、暗がりで急に車が止まって話しかけられたから怖かったんだ。ソレがたとえ日本人でもきっと怖かったんだよね。
 「でも日本で犯罪をおかす外国人は多いし…」と自分でもワケのわからない言い訳をMちゃんにしてしまったのも、あとで苦い思いになっちゃった。自分の「視野の狭さ」や「世界の狭さ」に気づいてしまい、なんだか悲しくなったり。
 世界には様々な文化があり、いろんなヒトビトが暮らしている。当たり前のことだけど、NYに暮らすMちゃんといた数日間はまるで「異文化コミュニケーション」そのもので、そんなことを強く感じた日々だったよ。
 Mちゃんは、今朝、お正月を故郷の街で過ごすためにまた旅立って行った。私もこの冬休みを満喫しなきゃ。明日は日帰りスノーボード。元旦には父母や姉と会う約束もしてるし、1月2日は毎年恒例の福袋ショッピングもあるし。みなさんも、良い冬休みを!



■2003年12月25日(木)
  ― たいせつなじかん ―
●久しぶりの「DAYS」だわ。クリスマス関連でスケジュールがいっぱいだったわけでもなく、明日、NYからやってくる友人Mちゃんを泊めるために、部屋の掃除で大忙し。あと年賀状作りもね。
 やっと自分のカードのデザインも決まって(というより、あまりの時間の無さに、良く言えばあっさりな、悪く言えばかなり手抜きなカンジで制作しちゃった)、あとはひたすらプリントアウト。BFの分も合わせて160枚。
 でもね、ココで問題が。プリンタが超・ご機嫌ナナメで、スジスジが出ちゃうわ、ヘンなインクジミは多発するわ、ヘッドクリーニングしてもインクジミはどんどん拡大していくわで、もう大変。買ってまだ3年目なのに、こんなにボロボロで許せーん、E社のプリンタ!今度は絶対C社のを買おうと心に決めたよ。
●BFとのクリスマスのイベントは23日に。BFが焼いてくれたステーキを食べて、ささやかなプレゼント交換をして、甘いものがニガテなBFでもOKなあっさり味のチーズケーキを食べて…。ハデなイベントはしなかったけど、こういう素朴な時間を2人で過ごせるのは、私にとっては大切なコト。神様、こんな時間をアリガトウ、そしてメリークリスマス。
●今日の昼食は「忘年会兼クリスマスランチ」。賑やかな飲み会が苦手なヒトが多い我が部署では、今年は忘年会を辞めて代わりに豪華ランチ会にしてみたの。会社の近所の静かなレストランで、のんびりおしゃべりしながらお食事。ランチだとコースも手軽に食べられるし、オジサマたちにも「たまにはこういうのもイイネ」って大好評。幹事としてはほっと胸をなでおろしたよ。



■2003年12月21日(日)
  ― ゴホウビ ―
●あまり「忙しい、忙しい」ばかり言ってるのは、自分でもイヤなんだけどね、それにしても先週の一週間は、いろんな意味で久々に地獄を見たカンジ。苦しく悔しく辛かった数日間。でもなんとか仕事のメドがたって、「天国へのトビラ」が見えてみたみたい。ああ。お疲れさま〜、ワタシ!
 そんな自分へのゴホウビ兼クリスマスプレゼントとして、迷っていた新しいMac、やっぱり買っちゃった★ Appleのサイトからオンラインで、真夜中3時くらいに注文してお買い物。深夜のショッピングって、ネットならではよね。
 私はいまだにネットでカード使ってお買い物って抵抗があるの。でも、Appleでは、コンビニでも支払いができるし手数料もタダだから、この支払い方法を選択。コンビニのレジで18万円近くをドーンと出したら、なんだかキモチ良かった〜!店員さんはさすがにちょっと面食らってたけどね。
●NY在住の友人Mちゃんが一時帰国して、お正月に田舎へ帰る前にウチに数日間滞在することに。今週末にはわが家にやってくる。
 ということは。Mちゃんが来る前に年末の大掃除だなんて、時間なくてとてもムリだし、かといってMちゃん滞在中は彼女の前で、窓拭きやすす払いを始めるわけにもいかないよね。ということは。今年の大掃除は免除?! じゃあ通常レベルの掃除でまぁいいか。と、自分を甘やかすことにしちゃった。
 そんな自分へ、あんな高いゴホウビを買っても良かったんだろうか…?(汗)



■2003年12月17日(水)
  ― どん底で、じたばた。 ―
●一昨日は、元同僚とお芝居鑑賞。芝居鑑賞は数少ない私の「趣味」なのだ。新宿三丁目のあたりの小さな劇場「タイニイアリス」で「劇団鋼鉄村松」の公演を楽しんできたよ。ちょっぴり笑えて、でもどこかシニカルなテーマの内容。終わる頃には、役者さんの熱演と同じく小さな劇場は熱気でむんむんしてた。
 帰りは、前に一度行って気に入ってたお店「どん底」でお食事。ゆっくり流れる時間を感じさせるような不思議な感覚の店内で、おしゃべりとお食事もゆったりと…。
●しかし、現状はゆったりもしていられないの。先週半ばからどしどしと忙しくなってきた…。仕事もプライベートも年末行事も。
 おかげで、途中まで作ったBFの年賀状作りの作業が、すっかり止まってしまった。早く仕上げたいのにな。
 BFの年賀状は、毎年、奇抜で面白いので、送ったヒトになかなか好評らしいの。
 アイデアは彼が提案し、私がその案をカタチにすべくデザインするんだけど、私もBFも職業柄なのかモノを作る時はかなり本気で作る。本気を出し過ぎて、今回は途中で意見や方法論の食い違いがあって、めずらしく言い合いになっちゃった。ケンカまでしたんだから、絶対イイモノに仕上げなきゃね。
 ところが。自分の年賀状のデザインは、まだぼんやりとしか頭に浮かんでこないよ。いつも元旦にみなさんの手元に届くようにしてるのが、私のポリシーなんだけど、どうも今回は無理っぽいような…。



■2003年12月15日(月)
  ― イルミネーションのコツ ―
日曜日。BFの実家に行って、お庭の大きな木にクリスマスの電球をつけるお手伝いをしてきたよ。
 妹さんの彼氏もやってきて、男性陣はハシゴの上で飾り付け。女性陣は木の下で、電球の位置を指示。私はおもに「がんばって〜」と声をかける“応援”担当(汗)。みんなのガンバリのおかげで、見事なイルミネーションになったよ。かわいいサンタクロースのライトも点灯して、心温まる風景にみんな大満足。ゴホウビ(?)に、すき焼きの夕食をご馳走になっちゃった。
 BFの実家の近所は、家や庭をイルミネーションで飾るお宅が多いんだけど、派手にやりすぎてなんだか「チンドン屋」か「場末のキャバレー」と化しているお宅も…。たぶん、ライトの色数と種類を多く使い過ぎていることが失敗の原因なんだよね。
 品が良く見える飾り付けのコツを考えてみたよ。例えば…。ライトの色は、1色か多くても2色。形や大きさもなるべく揃える。でも電球の数はなるべく多めに。少ないともの寂しい印象になっちゃう。電球のほかに、サンタさんやスノーマンなどのライトも添えるとかわいいけど、これも、雰囲気や色や大きさがまちまちにならないように。
 BFの実家は、もう何年もやっているので慣れたもので、かなり素敵に仕上がってたよ。ご近所で一番キレイ、って自慢してもいいんじゃないかな。



■2003年12月10日(水)
  ― 多国籍タウン ―
 久しぶりに親友KIMOと一緒に夕食。来月の買付同行ベトナム旅行の件で、そろそろ話がしたかった頃なのでちょうど良かった。KIMOが知り合いに教えてもらって、本格的なその味を絶賛していた、新大久保のタイ料理屋「プアン・タイ」へ。
 待ち合わせの時間に新大久保の駅に降り立つと、なんだかニオイが…。この感覚はどこか覚えがあるような。そうだ、大阪の鶴橋駅に似てるんだ。どっちの駅も、改札近くでどこからかオイシソウなニオイが漂ってくる。駅構内にもハングルの看板が多数あって、これこそ新大久保、といったカンジ。
 改札を抜けると今度は甘い香りがしてきた。近くで石焼き芋屋さんが屋台を出していたよ。この時点ですでに、不思議でディープな雰囲気を醸し出している“多国籍タウン”新大久保界隈は、私にとって初めての“探検”なのだ。
 「プアン・タイ」は、小さな青いカウンターのお店。アヤシゲなムードに一瞬ギョっとしちゃうけど、お店のタイ女性のスタッフさんたちのフレンドリーな接客に、すぐに和んでしまったよ。
 お料理はKIMOのおすすめ品を何皿かオーダー。それが辛いのなんのって!ヘンに日本人に合わせた“ヌルイ”感じがなくて“本気”なタイ・モードのお味。お店のインテリアといい、スタッフはみんなタイ人だし、まるで本当にバンコクの小さな料理店に来ているみたいな錯覚が…。居心地もいいし、日本人客の常連さんも多そうだったな。
 この日はタイ料理だけだったけど、新大久保にはオイシソウなお店がまだたくさんありそう!今度は韓国料理にチャレンジしたいな。



■2003年12月07日(日)
  ― 銀座の林檎の店 〜2〜 ―
(〜1〜より続く)
 Macユーザーって少ないはずなのに、オープンして間もないせいか、または週末だったせいもあったのか「Apple Store」はかなり混雑していた。そしてナゼか外国人のお客さまが多かったよ。シルバーグレーと木のインテリアで統一している店内、スタッフたちもみんなお揃いのアップルマークの黒のコスチューム。こういうふうに「テーマ」を決めてビシっとオシャレに揃えているのが、APPLEらしいところ。
 実は「Apple Store」に行く前に、有楽町の某パソコンショップにも寄ってみて、価格などの下調べをしたの。ソコの店員さんにいろいろお話を伺ってはみたものの、早口の、専門用語バリバリの、ユーザー(私)の使い勝手や事情などお構い無しの“オタクっぽい”説明に、もうウンザリしていたところだったの。
 「Apple Store」のスタッフさんは、私の今のマシン環境や、仕事で必要なアプリケーションなど事細かに聞いてくれて、そのうえで、適切な処理速度やOSバージョンも考慮した機種を薦めてくれたよ。しかも、強引なことも言わないし、キカイオンチな私にも解るように、親切に丁寧にレクチャー…、う〜ん、なかなか好印象!しかも12月半ばくらいまでに購入するといろいろ特典もあるらしいし。
 もうすっかり「買う気」マンマンになってきちゃって、あとは会社でネットでいろいろ調べてメモリなども買い足して注文しちゃおうっと、と張り切っていたけど。そうそう、肝心のリチウム電池もいちおう買ってみたんだったわ。試しに交換してみよう。
 そしてさっき交換してみたら……いつもの「ウィ〜ン」という音と共に、元気良く起動してるMacさん!ああ、せっかく「買う気」になっていたのに。決心が揺らいでしまったよ。



■2003年12月06日(土)
  ― 銀座の林檎の店 〜1〜 ―
 木曜日の夜。帰宅後、メールチェックのためMacintoshのスイッチをオン。起動する間、おトイレ行ったり手洗ってウガイしたりするのが私のいつもの日課。戻ってくると、この日は様子がいつもと違った。Macにまったく反応がないの。
 コンセントやケーブル類を引っこ抜いてはまた差し込んだり、スイッチを何度が押してみても、何も言わないMacさん…。どうしちゃったの〜?!
 会社でお願いしているサポートスタッフの人に、電話で相談してみたところ、内臓のリチウム電池が切れている可能性があるので、交換してみて、それでもダメなら修理に出すしかないとのこと。
 今、入院しちゃったらたぶん病院で年越し…。ソレは困る!年賀状も作らなきゃならないし、年明けのベトナム旅行のことで、友人達とメールで情報交換もしたいのに。
 ダメだったら、新しいMacを購入するしかないんだよね…。そんなことを視野に入れつつ、金曜日の夜、銀座の「Apple Store」に行って新しい機種を触ってみることにしたよ。
 この銀座の「Apple Store」がオープンする直前は、アップルから何度も告知のメールが来て、実はかなりうんざりしていたの。だって、オープン2日前くらいには「あと●時間でオープン!」なんてメールばっかりなんだもの。おうちのMacが壊れちゃったから仕方なく行くようなものの、普段の私だったらかなり縁遠い店だよなぁ、と思いつつお店に向ったよ。 〜つづく〜




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