どすこいナース戦闘記 ラストバース



最近

 仕事してて楽しぃ〜って事減ったなあと思った。
前の職場は忙しいんだけど、一風お変わりな方(患者さん)がいて、話題も有って楽しかった。

 でも、今回はメインが女の人だから?それだけとは思えないけれど、今一つ・・・。話題も弾まない気がして。

 ネトネトしてる。

 うーん。。。多分、職場では笑ってるし、心底嫌でもないんだろうけど、


 しばらくこの職場日記休もうかと。


 楽しくない話題書くほど苦痛なこと無いし。
2002年08月14日(水)

しかしながら

 悪夢というのはかなり失礼である。そう思いながらも適当な題名が思いつかなかった。

 自分に対する悪夢で有り、患者さん自身にしても夢で会って欲しい事であると思うのでこれにしてみた。

 急変はこの仕事をするかぎり有りうる。悲しいのは状況に着いていけない家族であり、フォローもなかなか出来ない。

 前に、「ナースのお仕事」で新卒の子が急変で手が出なかったため仕事を辞めたと有ったけれど、確かに有りうる。自分ではフォローしきれない問題なんて山のように有る。たかだか21歳の子に人の命をすべてゆだねられる。真っ白になるのはもちろんよくないけれど、感情を抜きに動けるのは3年を超えた辺りからだ。とにかく人を呼び、命を最優先しなければ・・・。


 燃え尽き症候群が多いのも仕方ない。

 患者や家族にすれば医療者は完璧でなければならない。もちろんそれを目指すけれど、いつも100%ではいられない。会社ではささいなミスとしてとがめられても病院はそうは行かない。いつも過剰に神経を張ってもミスは出る。

 そんな状況下。

 泣くことさえ許されない。

 そんな中、励まされるのは患者さんから、家族から。
重い腰を上げ、仕事に向かうのである。
2002年08月11日(日)

悪夢再び

 準夜。重症者が変わっている。2名。昨日のばあちゃんは亡くなっていた。もともと衰弱していたから。負担がかかってだろう。早く気がついてあげればこんなことにならなかっただろうに。


 重症が一人増えている。他チームの患者さんもなくなっていたが、我がチームの人が・・・。

 どう見ても自分か、次か。亡くなる時間は不明ながらもそういう雰囲気だ。手術の人は立ち上がりも早く、問題なし。


 もう一人の重症は肺炎を合併している人。呼吸状態も良くないが、じり貧でいっている。問題は待ちかねていた息子さんが帰ってること。


 予想は当たった。何となく、虫の知らせで行ったときに無意識にマスクを外し、全身不良な色。学生に示すに分かりやすいチアノーゼの状態。酸素をあげるも息が怪しい。血圧は変動無いが、この酸素濃度だと人工呼吸器適応だ。

 医者に報告。心電図モニターをつけると波形が怪しい。位置を間違えたにしては死ぬ前の波形。

 血圧が下がり結局どたばたと亡くなって・・・。かわいそうなのは変化に着いていけない息子さん。

 待ち人がくると安心してなくなるケースは多い。

 お盆前はいつもこんな感じ。
2002年08月10日(土)

どすこいナース戦闘記 ラストバース / うまのすけ

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