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| 2014年10月19日(日) |
ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えたマスタークラスを通して私が伝えたいこと(1) |
『lesson de ラ・パレット』
私が初めてルイサダ先生のレッスンに触れたのは1996年のことでした。 その後も、殆ど来日の度に名古屋で行われていたマスタークラスに、駆け付けたものでした。
そして、レッスンに触れる度に感じたのは、“音楽を極限まで追求する姿勢の厳しさ”です。
ルイサダ先生のレッスンに初めて触れたのは、私自身が生徒として…でしたが、今から考えると信じられないくらい下手だった私に対して、ルイサダ先生は、決して手を抜く事なく熱心にレッスンしてくださいました。 1フレーズ、1つの和音、一つの音、そしてそれらを音にするために必要な動き、そのどれにも妥協せず要求されたのは私の人生で初めてで、それはとても大変なことだったのですが、同時に、そうしなければ得られない音楽の世界があるのだということを実感しました。
また、取り組んでいる楽曲のどこをどう弾くか…以前に、一回のレッスンでは学びきれない、けれども演奏の根幹を成す大切なことがあるのだという事にも気づきました。 そして、それらを学ぶために何をすればよいか考え続けていた結果、北川正先生に巡り合い、lesson de ラ・パレットを始めることになったわけです。
(続く)
『lesson de ラ・パレット スペシャルマスタークラス ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えて』 聴講募集中です http://home.att.ne.jp/moon/lesson_note/JMLmasterclass2014.htm
| 2014年10月05日(日) |
10月5日のlesson de ラ・パレット |
この日は、台風18号が接近中で関東地方も激しい雨の一日だったのですが、にもかかわらず大勢の方にご参加いただきました。 また、11月9日のジャン=マルク・ルイサダ先生のマスタークラスで弾いてくださることが決まっている平尾柚衣さんが最後に弾いてくださり、北川先生が第一線で活躍されている頃、どのように楽曲にアプローチしていたか…などの話も伺う事ができたのはとても嬉しいことでした。 プログラムは下記の通りです。
****************************************** 11:00〜 チェルニー30番 20、21 J.S.バッハ:インベンション 15 シンフォニア 11 ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI-1 第1楽章
12:00〜 ショパン:エチュード Op.25-2・Op.25-6・Op.25-11
13:00〜 J.S.バッハ:平均律第1巻第10番 ホ短調 BWV855 ショパン:エチュード第10番 変イ長調 op.10-10 ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
休憩 14:00〜14:40
14:40〜 J.S.バッハ:平均律�挟�より 第1番 ショパン:幻想曲作品49 ショパン:エチュード 作品10ー5『黒鍵』
16:10〜 バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ ラヴェル:「夜のガズパール」より オンディーヌ ******************************************
この日のレッスンで北川先生が繰り返しおっしゃっていたのは、 「ピアノの勉強は一筋縄ではいかない。 決まったものを一生やるのではなく、それぞれの段階がある」 という事でした。
これは、今まで公開レッスンで弾いてくださった生徒さんたちの成長ぶりを見ていてもとても納得できることでしたが、同時に、指導者の見識が必要なことでもあり、そうやすやすとできる事ではないとも思いました。 そして、勉強している生徒さんの立場で考えると、それぞれの段階でやるべきことに真摯に取り組むのは我慢強さが必要で、今の時代それはとても難しい事のように思います。 保護者のフォローもとても重要で、何もかもが揃った時に、持っている才能が花開くのかもしれません。
また、 「生徒が弾きたい音楽が出て来た時に、絶対にそれを止めてはダメ」 「試験やコンクールの時、それを審査する大人に気に入られようとすると最低の音楽になる。 自分が美しいと信じる音楽をやることが一番大切」 と、音楽との向き合い方についての示唆がありました。
目先の課題に追われるとこういった事は忘れてしまいがちですが、決して忘れてはいけないことなのですね。
さらに、 「演奏というのは、決して弾く人が演奏をつくるのではなく、聴衆が演奏をする人を育てる。 聴衆がどうであるかがとても大切。 競争と批判だけでは演奏家をつぶしてしまう」 と、日本の現状についての苦言も。。。 残念ながら、これも納得してしまうもので、ラ・パレットの場では決してそのようなことのないようにしていきたいと強く思いました。
ほかに、あるべきタッチとは…や、音楽において何が大切か…というお話など、為になるお話が沢山ありました。
次回は、12月7日。 お申込みをお待ちしています。
| 2014年08月10日(日) |
ジャン=マルク・ルイサダ マスタークラス in TOKYO 2014 生徒募集 |
2006年以来8年ぶりに、ジャン=マルク・ルイサダ先生を、マスタークラスの講師としてお招きすることになりました。 今回は、ルイサダ先生と親しい音楽家のための運動療法士イザベル・カンピオン さんもお招きして、ルイサダ先生の表現のテクニックを手に入れることができるスタイルとなっています。
生徒募集の詳細は下記のページからご覧いただけます。
http://home.att.ne.jp/moon/lesson_note/JMLmasterclass2014student.htm
| 2014年08月03日(日) |
8月3日のlesson de ラ・パレット |
猛暑の一日、本当の勉強を始めたばかりの小学5年生から昨年パリから帰国したピアニストまで、幅広い年代の生徒さんたちによるレッスンが行われました。 この日のテーマは、『ピアノの勉強のしかた』。 ピアノの勉強の基礎の基礎、そして、音楽を勉強する上で本当に大切なことを学ぶことができる時間となりました。
****************************************** 11:00〜 チェルニー30番 18、19 J.S.バッハ:インベンション 6 クーラウ:ソナチネ Op.20-3 第1楽章 イベール:「物語」より 小さな白いロバ
12:00〜 J.S.バッハ:平均律第1巻 第10番 e moll BWV855 ショパン:エチュード第10番 As-dur op.10-10 ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番 f-moll Op.2-1 第4楽章
13:00〜 ショパン:エチュードOp.10-12、Op.10-4 バラード1番Op.23 ト短調
休憩 14:00〜14:40
14:40〜 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲
16:10〜 ハイドン:ピアノソナタ Hob.16-42 As-Dur シューマン:フモレスケ op.20 (抜粋) ショパン:マズルカ op.59 ******************************************
この日のレッスンで一番印象に残ったのは、先生がリズムについて何度もおっしゃっていた事です。
「一番最初にやるのはリズム。それに乗って歌う。一番最初に歌うと演歌になってしまう」
「一番最初にやるのは音を揃えること。これが結局はリズムを生む」
「音の種類を揃えてリズムに乗って弾くと歌になる」
「身体の中で感じたリズムに手を合わせる」
ハンスフォン・ビューローの言葉『まずリズムありき』なども引用されて、どれほどリズムが大切か…というお話をしてくださいました。
奇しくも、次回のピアノ導入指導研究会のテーマは『拍を感じて活きたリズム感を育てるレッスン』 研究会の方向性が間違っていないのだという確信を持つことができました。
もう一つ、印象に残ったのは、北川先生と同時にルイサダ先生の師匠でもあるマルセル・シャンピ先生の『音楽とともに幸せであれ』という言葉です。
これをおっしゃったのは、生徒さんが、心配の余りに自分で自分の演奏を壊してしまっているのを指摘された時でした。 こういう事は誰にでも良くあることなので、指導していてどう言ったらいいか悩むこともあり、大変良い言葉を教えていただいたと思いました。
最後に弾いてくださったのは、来月、リサイタルを控えている釜石出身のピアニスト、高橋碧伊さん。 それまでのどの生徒さんも熱心に勉強した演奏を聴かせてくれたのですが、高橋さんが弾き始めた途端、一つ一つの音の輝きがまるで違っていて、ずっと勉強を続けていくことの大きさを実感しました。 それでもまだ、考えなくてはならないことがある所に、音楽の勉強の果てしなさを感じ、素晴らしい演奏の奥にはどれだけの努力が秘められているのかと思わずにはいられませんでした。 と同時に、公開レッスンで北川先生が教えてくださることの先に待っているのが、素晴らしい音楽だということが確信でき、勉強していくことが楽しみにもなりました。
高橋さんのリサイタルは9月22日(月)。 こちら↓のページで詳細ご覧いただけます。 http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?
id=77485&pg=20140802
次回の公開レッスンは10月5日。 お申込みをお待ちしています。
| 2014年08月02日(土) |
高橋碧伊さんのリサイタル |
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