ひとこと/「メメント」

つかれた。
もう何もかもめんどい。
エントリーシートなんてクソくらえ。

昨日の日記に書いた内容(好きな人の彼女が魅力的)を
友達に愚痴ったら、
「もっと自信もちなよー**ちゃんには素敵なこと沢山あるんだから」
といってくれた。すごい嬉しかった。
人に肯定されるって嬉しいことですね。
こんなことがいえるYチャン、あなたのほうが素敵だわ。

映画日記*
「メメント」米 2000年
監督:クリストファー・ノーラン

キャスト
レナード:ガイ・ピアース
ナタリー:キャリー・アン・モス

ストーリー
 保険の外交員として働いていたレナードは、ある日彼の自宅に侵入した男に妻をレイプされ、殺された。レナードは事件のショックから10分しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になってしまう。彼はポラロイドにメモをとるなどして妻を殺した犯人に復讐を遂げようとするが・・・。

感想
 結構前に見ました。
 よく出来ています。造った人はすごい。
 あの病気(?)の人って本当にいるんですよね。
 一定時間がたつと記憶がなくなるってのは
 日常生活の「どわすれ」(言い方悪いわね)の連続のような物なのでもう喪失感とイライラでいっぱいなんだろう。怖い。
 自分が何したかわからないというのは
 コントロール不可能な状態にあるようなものだもんな。
 「コントロール不可能」これが結構キーですね。

 ラストにはぞっとさせられた。
 誰が本当に悪いのか、ポラロイドやメモじゃ判断できない。
 彼はこれからどうなってしまうのか、
 私には絶望しか見えなかった。
 
 謎解きするならビデオが出たときに
 まき戻しすればすべて分かるのではないか?と思います。 
 リピーター続出と言われているからにはそれだけ見る価値はあるから。
 記憶と言う物は人間の存在意義そのものだと、
 そして曖昧な記憶に頼って生きる私はたちの存在の不確かさまで気づかされるのです。

 しかし、
 マルホランドドライブを見た後では最高!とはいえません。
 時系列がわかりにくいと言う点では似ている映画なのかもしれませんが
 マルホのほうが世界観が好き。






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2002年03月31日(日)

あーあ。/「ユメノ銀河」

飲み会でした。
気になる人の彼女が来ました。かわいかった。
あーあ。

映画メモ*
「ユメノ銀河」日本
夢野久作氏の短編集「少女地獄」内「殺人リレー」が原作。

脚本・監督 :石井聰亙

キャスト
新高 :浅野忠信
トミ子 :小嶺麗奈
ツヤ子 :黒谷友香
智恵子 :京野ことみ
トミ子の同僚:真野きりな
謎の男:嶋田久作(夢野久作にそっくり)
 
ストーリー
 女車掌のトミコの勤めるバス会社に新高と言う運転手が配属されてくる。
 トミコはその前に事故で亡くなった親友ツヤコの手紙を読んでいた。
 「私が死んだら、それは新高さんのせい」
 そんな時、女車掌を次々と殺して行く殺人気の噂が立っていた。
 トミコは新高の正体を暴くために彼に近づくが、
 彼のなぞめいた魅力の虜になってしまう。
 
感想
 話すシーンがとても少ないけど、言葉にしなくても分かる。
 沈黙は美徳という日本人の感性にぴったりな映画かも。
 トミ子が新高の部屋でじっと押し黙っているところなどドキドキしてしまいます。
 結局新高は殺人鬼だったのか?
 それは見て確認して欲しいです。せつないです。
 
 モノクロ・昭和初期・女車掌
 とくれば私の好みストライクです。
 女車掌のワンピース、トミ子の服装がかわいい。
 モノクロームがこの映画の魅力を引き立たせています。
 黒と白の光のコントラストがとても綺麗です。

 浅野忠信さん本当に格好いい。
 最初に線路の上に寝ているシーンがあるのですが、立ち姿の美しいこと!
 トミ子が虜になってしまうのも分かります。

 日本映画が再び好きになったきっかけの映画です。
 静かな映画が見たいと思ったときにお薦めです。 






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2002年03月30日(土)

日々ノオト / kica

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